令和5年10月12日(木)
東海市: 熊 野 神 社
<鳥居から社殿>

鉄と洋蘭の町、
東海市の中ほどに位置し、
樹木の茂る自然豊かな森を背に、
四百年以上の歴史を刻む神社。
<社殿>

その創建は詳かではない。
古文書によると、
永禄3年(1560)、
桶狭間の合戦で織田信長に敗れた
今川義元の家臣の久野清兵衛
(二代目)宗政が、
駿州久能山を出てから、
縁あって加木屋の住人になる。
久能山を出る時、
所持していた弥陀・薬師・観音
の三尊の内、
観音を氏神の御神体としたという。
<芭蕉句碑>

芭蕉句碑は、
本殿前左植込みの中にある。
すらっと縦長の石碑で、

句は、
「花の雲
鐘は上野か
浅草か」 。