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貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

心を閉ざす?象潟への芭蕉の想い!

2023-01-22 11:21:52 | 日記
令和5年1月22日(日)
 松島は陽気で笑っているようだが、
象潟は逆にうらみに心を閉ざして
いるように感じた芭蕉。
 寂しい印象が先立つ上に、
哀しさまでも加わり、
湖の表情が憂いを抱いている
美女西施を偲ばせる。

「象潟や 
  雨に西施が 
    ねぶの花」  
という句が、
その想いから誕生する。
 坩満寺の駐車場で、
数名の仲間と車で旅行中の
人達と出会う。
 象潟と芭蕉と西施のことに
ちょっと触れ、喜んでいただく。
 こんな出会いもロマンティック。
 私より少し年配の方たち。
 仲間との旅も良し哉。
 その後、
広い境内の庭園を散策していると、
ここ数年の時の流れの中で、
名残を留める田園の中の隆起した
島巡りが整備されている。

 月山登山での疲れもとれるなと
島巡りにしゃれ込む。