貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

山寺6 修行の洞と布袋様

2023-01-03 14:43:02 | 日記
令和5年1月3日(火)
<釈迦ケ峰>

 「釈迦ヶ峰」と呼ばれ、
危険極まりない岩場を通り、
お釈迦様の御許に至る行場である。
<これも修行の洞>

 出世や欲望からの解放または解脱
を志す修行者が、
岩場から転落したことも
少なくなかったと伝えられている。
<修行の岩場説明>

 百丈岩の上に立つ開山堂は、
立石寺を開かれた慈覚大師の御堂。
<開山堂と納経堂>

 この御堂が建つ崖下にある自然窟に
大師の御遺骸が
金棺に入れられ埋葬されている。
 御堂には
大師の木造の尊像が安置されており、
朝夕、食飯と香が絶やさず
供えられ護られているという。
<開山堂と五大堂の説明>

 向かって左、岩の上の赤い小さな堂は
写経を納める納経堂で、
山内で最も古い建物。
 また、ここより向かって右上には
五大明王を奉る五大堂。

 舞台造りのこの御堂からは
山寺を一望でき、絶景を大いに楽しむ。 
<五大堂よりの絶景>

 根本中堂で御朱印もいただき、
布袋様のお腹も感謝を込めて撫でる。
<根本中堂と布袋様>

 

 途中、山口素堂の歌碑にも出合う。

「ほろびゆくもの 
  美しき遠き世の 
    供養の文字乃 
     苔にやつるも」