貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

天の岩船に乗りお出まし!

2023-01-29 11:35:36 | 日記
令和5年1月29日(日)
村上市: 岩船神社    
     
 芭蕉は『奥の細道』の旅で、
元禄2年6月27日(旧暦)
越後路に入って、
村上に2泊、
瀬波の浜に行ったことも
『曽良日記』でわかる。    
 しかし、芭蕉は、
「越後の地に歩行を改、
 越中の国、
 一(市)ぶりの関に至る。
 此間、九日、
 暑湿の労に神をなやまし
 病おこりて事をしるさず。
 文月や六日も
 常の夜には似ず 
荒海や
  佐渡に横たふ
     天の河
と記すのみ。
「神様が
天(あま)の石船(いわふね)に乗り
お出でになられた」
との伝説をもつ磐舟郡総鎮守。
<岩船神社の鳥居>

 瀬波温泉から程近くの
岩船神社を参拝。
 岩船神社の赤い大鳥居の手前に、

「花咲きて 
   七日鶴見る 
     麓かな」
という芭蕉の句碑がある。
         
  境内には、
磐船柵趾の碑と
松尾芭蕉の句碑が
もう一基。

~つづく。