貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

塩竃の浦絶景を一望!

2022-11-08 09:54:34 | 日記
令和4年11月8日(火)
塩釜市: 塩竈神社・志波彦神社    
鳥居

 志(し)波(わ)彦(ひこ)神社・
鹽(しお)竈(がま)神社は、
宮城県塩釜市にある神社
(二社が同一境内に鎮座)。
本殿

 志波彦神社は式内社(名神大社)。
志波彦神社随神門

 鹽竈神社は式外社、      
陸奥国一宮。
  鹽竈神社は、
全国にある鹽竈(鹽竃・塩竈・塩竃・
塩釜・塩釡)神社の総本社。
歌柱

 塩釜市北西部の一森山に鎮座し、
古来より東北を鎮護する
「陸奥国一の宮」として崇敬を集めている。
随神門

 境内の広さは28ヘクタールに及び、
神社の杜は、室町初期に植えられた
樹齢六百年の杉の木を筆頭に、
相当数の樹木で緑の生活が営まれている。
ご神木の杉

 同じ山内の志波彦神社の境内に立てば、
塩釜の浦の絶景を一望することができ、
晴れた日は、
遥か遠くの牡鹿半島や金華山まで
見渡すことができるという。

 「八百八島」と形容される日本三景・
松島の半分以上の島が
塩釜市に含まれることから、
この一森山からであっても、
十分に湾内の眺望を楽しむことができる。
『奥の細道』には、
「早朝塩がまの明神に詣。
 国守再興せられて、
宮柱ふとしく彩椽きらびやかに、
石の階九仞に重り、
朝日あけの玉がきをかゝやかす。
かゝる道の果、塵土の境まで、
神霊あらたにましますこそ、
吾国の風俗なれと、
いと貴けれ。
神前に古き宝燈有。
かねの戸びらの面に
文治三年和泉三郎寄進と有。
五百年来の俤、今目の前にうかびて、
そゞろに珍し。
 渠は勇義忠孝の士也。
佳命今に至りてしたはずといふ事なし。
誠人能道を勤、義を守べし。
名もまた是にしたがふと云り。
日既午にちかし。
船をかりて松嶋にわたる。
其間二里餘、雄嶋の磯につく。」    
と記されている。
~つづく。