令和4年11月3日(木)
多賀城市: 多賀城碑と壷の碑
そして、道路向かい側の名勝
そして、道路向かい側の名勝
「奥の細道の風景地」へ。
壷の碑と芭蕉の句碑を、
再度拝観しにいくことに。
多賀城碑は、
平城京をはじめ各地から多賀城までの距離と、
多賀城の創建・修造の刻まれた碑で、
雨風から守るために覆堂の中に
収められている。
制作は奈良時代で、
江戸時代に発見される。
栃木県の「那須国造碑」と
栃木県の「那須国造碑」と
群馬の「多胡(たご)碑」とともに、
日本三古碑に数えられている。
前回来た時には、
そのものの真偽が不明瞭の儘という記憶だが、
少し根拠の明白な、専門的な見地も加わり、
進化したパンフレットで了解する。
歌枕「壷の碑」として有名で、
芭蕉も訪れている。
芭蕉の句は、
「あやめ草
足に結ばん
草履の緒」
古代ロマンを謳歌する。
江戸時代の仙台藩4代藩主の
伊達綱村が歌枕を整備・保護したため、
多賀城の名は世に知れ渡る。
大正天皇の即位記念碑
その後長きにわたり整備も続けられる。
有難いことだし、
有難いことだし、
更に国・県・市町村の貢献に期待したい。