貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市膳所の幻住庵で俳文の鑑を著作!

2022-01-30 13:56:54 | 日記
令和4年1月30日(日)
 今日から俳文の鑑とされた
『幻住庵記』を再度読み進めることにする。
 元禄二年(1689)三月二十七日、
曽良を連れて江戸を立った
『おくのほそ道』の旅は、
八月二十日頃大垣に到着、
さらに九月六日、伊勢の遷宮を拝もうとして、
舟に乗るところで終わっている。
 九月十三日、伊勢神宮を参拝し、
下旬には、伊賀上野に帰郷。
 11月、奈良、京都、膳所義仲寺の草庵で、
年を越える。
 この時、膳所の友人の曲水より
幻住庵に泊まることを勧められる。
 元禄三年四月六日に幻住庵に入り、
七月二十三日まで寝泊まりする。
 この間に、俳文の鑑と見做された
『幻住庵記』が書かれたのだ。
 膳所の幻住庵には、二度お邪魔した。
 少し、写真も入れながら読み取って
いきたい。