貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

月夜と蝉時雨

2019-07-09 08:58:56 | 日記

月夜と蝉時雨

令和元年7月9日

 東光庵の石仏群。

 

一つひとつ。皆違うし、皆魅入る。

風雪が、また情趣を倍加している。

そして、芭蕉句碑。

 鴫立庵の庵主、遠藤薙啄さんの寄贈。

 句は、

「しばらくは 花のうへなる 

       月夜哉」

 そして、そして、仰天の域?

東光庵の庵主が、「中曽根康弘」さん。

元首相。

 我が青梅の隣の日の出にも、以前

山荘を持っておられ、首相当時ソ連の

ゴルバチョフ夫妻を招待して人。

 当日、日の出の役場で会合中。

皆で出迎え、ご夫妻を歓迎した記憶

が蘇る。

 俳人でもあるのだ。

 中曽根康弘さんの句は、

「くれてなお 命の限り 

      蝉しぐれ」

命の限り 蝉時雨・・・もいいねえ!