曾我兄弟
令和元年7月7日
七夕!
今夜の星空は、望み薄かな?
さあ、箱根湯本へ。
正眼禅寺へ。
二度目の参拝。
住職婦人が庭掃きをしておられる。
挨拶を交わし参拝!
正眼寺は、鎌倉時代箱根山に
広まっていた地蔵信仰の中で
生まれた寺。
創建年代は不明。
寺の前身である湯本地蔵堂の
別当寺として鎌倉前期には存在し、
その頃は勝源寺と呼ばれている。
戦国時代には一時衰微。
江戸時代、江戸屈指の材木問屋
冬木屋の援助により諸堂を再建され、
また、小田原城主大久保氏より
境内地・地蔵田が安堵され、復興
する。
再興開基には早雲寺一七世
菊径宗存を招請し、この時より
当寺は臨済宗大徳寺派に属す禅寺
となり、今日に至る。
また、曽我十郎、五郎の曽我兄弟の
ゆかりの寺でも知られている。
芭蕉句碑もある。
芭蕉句碑の句は、
「山路来て なにやらゆかし
菫草」。