ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

美人歌手が般若と化す時

2008年05月26日 | ネタをたずねて三千里
            △その言葉を聞いた瞬間のAさん


 「デモ録り(デモどり)」 というものをこなさねばならない場合があります。
 「デモ」とはデモンストレーションのことですね。手っ取り早く言ってしまえば、タレントさんが自分の音を試し録りしたり、サンプルを録音したりすること、とでも言いましょうか。


 知り合いにある歌い手さんがおります。Aさんといいます。紆余曲折ありまして、バツ2です。もちろんそれは秘密。(ではなぜわざわざフォントをでかくしたり、妙な絵文字をつけるのか 
 持ち前の美貌と歌のうまさで、結婚前も離婚後もタレント、歌手として頑張っておられます。


 さてある日、ぼくはAさんの所属する事務所に遊び兼打ち合わせに行っておりました。
 たまたまAさんは「デモ録り」のために外出していたので、彼女が帰ってくるまで、ぼくは事務所にいたオンナのコと楽しく語らっておりました。かわいいコでしたよ。
 で、そこへお客様がおいでになりました。あーなんや、Bさんやないですか~~。
 Bさんはぼくもよく知っているピアニストです。
 

 Bさん「Aちゃん、まだ帰ってないの~?」
 事務所の女の子「はい、でもそろそろお帰りになる時刻ですよ」
 Bさん「きょう、Aちゃんは何が入ってたっけ」
 女の子「あ~、『デモ録り』、だって言ってましたよ」
 Bさん「そうそう、Aちゃんデモ録りだった、Aちゃんはデモ録りか~」


 という会話の最中にドアが開き、そこには顔が般若と化したAさんが…




 「出戻りで悪かったわねぇ・・・」


      


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コメント (16)
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