ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

出世頭?コマイ!ドンコもか?

2009年01月21日 20時51分19秒 | 日記

今朝起きて窓の外を見ると、昨日降った湿った雪が、家の前にドカっと山になっていた。
おまけに、凍ってメチャクチャ硬そうである。

・・・・・・・・除雪車め!

なので、まだ暗いうちから、ドカっと壁になっている硬い雪山の撤去作業開始である。

実際、メチャクチャ硬かった・・・・・。

ヘロヘロになりながら何とか撤去したが、朝から疲れた・・・・・・。
って、言う暇も無く朝一の特急列車に乗って八雲まで日帰り出張。

いつもなら寝て行くのに、朝から力仕事をしたせいで寝れない・・・・・・。

何気なく車窓から海を見ていたら、何故かドンコとコマイの事が気になってしまった(笑)

ドンコ ;タラ目チゴダラ科チゴダラ属エゾイソアイナメ/ドンコ 

コマイ ;タラ目タラ科コマイ属 コマ

この両者、同じタラ目なのに、北海道の釣り人の扱いは、月とスッポンほどの差が有る。

 

 

【ドンコ】

東北地方では市場でも売られているくらいメジャーな魚で美味しいと言う。実際、札幌の居酒屋で東北祭りなる物が開催されていた時に、メニューとしてドンコ鍋があった。興味本位で注文したが、肝が異常に臭かった記憶しかない。ただし、北海道では大多数の人は外道扱いしていると思う。実際、ヨシゾー的にはクサウオ、ガンジに次ぐ外道としてい位置付けられている。

 

【コマイ】

氷下魚(カンカイ)として酒のツマミである干物が有名であるが、魚屋さんやスーパーの鮮魚コーナーでは、何故か生のコマイは見たことが無い。北海道ではオオマイとかチュウマイと言って、魚の大きさで名前を変えて呼ぶくらい釣りの対象としてもてはやされている。実際、ヨシゾーも一夜干は旨いので好きである。

 

このように、北海道では両者の扱いは違いすぎるのだ!

 

しかし・・・・・・。コマイもヨシゾーが中学まで住んでいた日高地方の町ではドンコと同じ外道扱いだった。釣れても、だれも持って帰らなかったし、誰も食べなかったのである。なので、小中学生の頃は釣れてもカゴメの餌か、その辺に捨てられ干からびていた。

そんな記憶しかなかったコマイであるが、釣りを再開したころ、コマイ釣りに行く?と言われた時、

 

”え~!コマイ釣り???????”

 

となったのだ(笑)

今でこそ、ヨシゾーの出身地でも釣りの対象となっているかも知れないが、当時は誰も対象としていなかった魚である。

 

幼少の頃より、外道としか扱っていなかったコマイが・・・・・。

 

ヨシゾー的には、”3階級特進”ってくらい、凄い出世だと驚いたものだ。

 

対するドンコくん。

北海道では、まだまだ地位が低いのだが、東北での地位は高い。そして、最近は、

”ドンコ=旨い”

って事がテレビやネットで知られてきたのか?北海道でも食べている人が増えてきているようだ。

大事件である!

・・・・・・、このままではドンコも出世して、メジャーな魚になってしまう。

”ブルームラサキボテッパラ”

これは、ハクション大魔王に出てきた、ブルームラサキハゲアタマ?と言う蝶々に由来している。少し、記憶が定かではありませんが(笑)

”巨大オタマジャクシ”

これま、見たままのネーミングである。

子供の頃は、ドンコにはこう言った愛称が有ったのである。

しかし、今でも気持ち悪いのは変わらない!

 

な~んて言っているが、時代が変われば食べる魚が変わってくるのは今に始まった事ではない。北海道でニシンが大漁に獲れていた大正から昭和の初めまでは、ホッケは「ネズミサカナ」、「囚人魚」などと呼ばれ、不味くて鮮度が落ちやすいと言う理由から外道だった。って言うより、食べられていなかったのだ。この時のホッケの扱いは今のドンコ以下だったのだ。

 

昭和初期の出世頭はホッケ。

昭和後期の出世魚はコマイ。

やっぱり、次は”ドンコ”が来そうだ!

こんなバカなことを考えているうちに八雲到着。

 

しかし、仕事はきちんとしてきましたから(笑)

 
 

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