ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

変なおじさん達!北海道の「釣り会」1/2

2009年01月18日 08時43分43秒 | 日記

年明けに、ブログ村の住人である”神戸MPVさん”が釣り会の事を書いてましたが、なんだかヨシゾーが知っている「釣り会」とは、イメージが異なり、まったくダブりませんでした。

そもそも、ヨシゾーの知っている北海道の「釣り会」って、プライベートの釣り人とはあまり競合する事は少ないですし、漁港や防波堤ではほとんどお目にかかれないレアな人種で、同じ北海道人が見ても”変なおじさん”的オーラを放ってます(笑)

ましてや、本州の釣り人が見たらメチャクチャ異様に見えるでしょう(笑)

 

そもそも、北海道の「釣り会」は、基本的に夜行性で、4月~5月の春先は日本海側に出没し、6月から11月にかけてはプライベーターが極端に少ない太平洋側の広尾、襟裳方面に出没するのです。そして、本当の釣りバカ達は12月~1月に噴火湾に出没します。

 

なので、プライベーターが釣り会の人達を見かけるのは、春先の日本海か晩秋の日高くらいではないでしょうか?

 

そして、釣り会の大会は、毎回釣った魚の大きさと重量を点数化して、順位を競うのはもちろん、最終的には年間優勝を競い合うのです。

 

なので、大会では集団で釣ることは皆無ですし、せいぜい近くに2~3人でしょう。なんせ、勝負ですから。

 

そうです、ゴルフコンペと一緒なのです。魚以外の高額賞品をゲットしなければ、釣りに行かせてもらえなくなります(笑)

 
 

【知られざる、釣り会の一日】

  1. 土曜日の夕方に駐車場に集まって、道具一式を大型バスに乗せます。
  2. バスの中は飲め飲めや飲めや!爆睡爆睡爆睡!情報交換etc、なんでもありです。
  3. 大会開催区間は、○○漁港~○○漁港などと決められますが、その区間は数十キロにもなります。開催場所に近づいたらバスを止め、決戦に備え着替えます。そして、各自狙ったポイントの近くでバスを止めてもらい、真っ暗闇の中に消えていくのです。時間はちょうど日付が変わる頃ですね。
  4. 竿を出す場所は海なら何処でもOKですが、漁港・防波堤・テトラ越しの釣りを禁止しているところが多いです。なぜかと言うと、これらの場所から落ちた場合、自力で這い上がることが出来ずに、死亡する確立が高いからだと聞いてます。また、最近はライフジャケットを義務付けているところも多く、安全に対する意識も向上しているようです。
  5. 竿は2本とか3本など、会によって違いますが、3本のところが多いようです。
  6. 釣り方は、本当に釣ってナンボ!なので、1箇所にじっとしてません。体力勝負です(笑)
  7. 釣った魚は、そのままバッカンなどに入れますが、決して海水の中には入れません。釣った魚が食べた物を吐き出すと重量が減るからです。って、真剣に勝負している会ならいざ知らず、普通は遊びですのでそこまでは・・・・・。
  8. 終了の時間と言うか?バスが終点から発車する時刻が決められています。なので、後片付と降ろされた道路まで戻る時間を逆算して、何時釣りを止めるかは自分の判断で決めます。しかし、ヨシゾーの場合は大抵時間を余して遊んでます(笑)
  9. メンバー全員がバスに拾われたら、大きな駐車場で審査開始です。昼飯も兼ねてドライブインの駐車場で審査をする会も多いようです。
  10. 審査は各自名前の入ったバッカンを一列に並べ、計測担当者が身長と重量を計測していきます。この場面は本当に壮観ですよ!一体、何処にこんな魚が居るんだってくらい驚かされます。
  11. 審査終了後には、順位の発表と商品が・・・・・・。
  12. 帰りのバスは、コンビニに直行!その後、出発した駐車場に戻るまで皆さん爆睡です!

 

【変なおじさん達の服装】

  1. おそろいの帽子やベストを着ています。これは、釣り場で迷子にならないためと、バスに見捨てられないように着用してますので、名札のような物です。
  2. ほぼ99%ウェーダーを着用しています。
  3. 腕抜きもしています。
  4. 前掛けもしています。
  5. 緑色のテント生地のリュックを背負ってます。
  6. 重たいステンレス製の三脚を持ってます。
  7. ライフジャケットは空気で膨らむタイプが流行ってます(笑)
  8. ヨシゾーはニーパッドも付けてます。
  9. 今年からは、ヘルメットも着用します(爆)

Pa190017

プライベートでもこんな変な格好に・・・・・。

腕抜きにナイロンウェーダー、黄色いゴム手、空気で膨らむベスト。

見えないですが、ニーパッドも着けてます。そして、前掛けも・・・・。

これに、クライミング用ヘルメットが装着されれば究極の”変なおじさん”の完成です(爆)

 

 

【審査方法】

  1. 重量は10g ⇒ 1点  
  2. 身長は1mm ⇒ 1点
  3. 提出する魚の匹数が決まってます。1匹身長+10匹重量、2匹(異魚種)身長+5匹重量など、釣り会毎に違いますが、1匹身長+5匹重量が一番お気軽です。

計算例 ; 2匹(異魚種)身長+5匹重量の場合

アブラコ 50cm・・・1匹目身長提出
アブラコ 49cm・・・50cmのアブラコと同じ魚種なので、2匹目の身長には提出できません。
ハゴトコ 25cm
カジカ  30cm
カジカ  35cm・・・2匹目身長提出

総重量 5,000g

この場合、身長の点数が 500mm+350mm=850点
重量は 5,000g/10g=500点

合計点数 850点+500点=1,350点 となります。

よく、釣り新聞などで、嫁さんという表現を目にしますが、これは異魚種の身長が計測可能な魚のことです。なんたって、同じ種類の魚だけ釣ったのでは1匹分の身長得点が加算されないのいのですから。なので、釣会ではアカハラも対称魚となっているのです。

こう考えると、2匹身長+5匹重量って言うのはキビッシですね。しかし、1匹身長+10匹重量も・・・・・。なんたって、10匹釣らないとならないのですから!

P4200022

審査・・・・・・・。こんな雰囲気です。


 
 

どうです?”変なおじさん達”の集団でしょう(笑)

この続きは明日・・・・・・・・・・・・・。

 

※なんせ、ヨシゾーは「釣り会」初心者なので、間違った事を書いていたらゴメンなさい!
ビシビシ指摘しちゃってくださいね。

 

 

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