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ルイ・フイヤード監督「ジュ―ヴ対ファントマ」

2023-05-02 07:55:58 | 日記
 ルイ・フイヤード監督の1913年作品「ジュ―ヴ対ファントマ」をDVDで観ました。

 リフレットの「映画版の構成」に一部加筆させていただくと、

「第一章 シンプロン急行の大惨事 ギャングのルパールに化けたファントマが、富裕なワイン商人マルシャルから金品を奪おうと画策する。それは、売春婦にして情婦のジョゼフィーヌを使ってマルシャルを誘惑させ、スイス行き急行列車の最後尾車両に乗り込ませる→最後尾車両を切り離す→手下たちとともに商人を脅して金目のものを奪う←切り離した車両を後続のシンプロン急行と衝突させる、という計画である。だが、マルシャルと、悪党を尾行して同じ列車に乗り合わせたファンドールは、あわやというところで列車から飛び降り、難を逃れる。
「第二章 “クロコダイル”にて ルパール=ファントマが偽の手紙を使ってジュ―ヴをパリ南西部ケ・ドゥ・ベルシーに位置する浜辺のワイン倉庫へおびき寄せるが、現場にはファントマらの動きを追っていがファンドールも来ていた。ファントマは手下たちに二人を銃撃させるが、彼らは辛くも逃げ延びる。
 その後、豪奢なクラブ“クロコダイル”で、ジュ―ヴとファンドールがジョゼフィーヌからシャレク医師の居所を聞き出す。二人は同じクラブの別席で二人の女と食事していたシャレク(の扮装をしたファントマ)を連行するが、途中で逃げられる。10分後、シャレク=ファントマは何喰わぬ顔で、クラブで待たせていた女たちのもとに戻ってくる。
「第三章 幽霊屋敷 しばらく修道院に身を潜めていたベルタム卿夫人が、ファントマと再会すべく自邸に戻ってくる。夫人の行動を偵察していたジュ―ヴとファンドールは、ファントマがジュ―ヴ殺害計画を練っていることを知る。警戒していたにもかかわらず、自宅で睡眠中のジュ―ヴはファントマが放った大蛇に絞殺されそうになる。
「第四章 黒衣の男 頭部も含め全身黒装束に身を包んだファントマが、ある夜ジュ―ヴとファンドール、および彼らに協力する警官隊とベルダム卿夫人宅で対決する。地下室の貯水槽に身を沈めて追っ手から逃れた後、ファントマは通気口から逃走して、ダイナマイトで邸を爆破する。この挿話は、本作を象徴する有名な黙示録敵風景━━邸の門前で黒煙wp
あげる残骸を前にして、みずからの勝利に酔いしれるかのように両手を高々と挙げるファントマの後ろ姿━━で終わる。」

 ここでもショットはすべて固定ショットでした。


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