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ジョン・フォード監督『アパッチ砦』

2022-07-28 07:13:54 | 日記
 ジョン・フォード監督の1948年作品『アパッチ砦』をNHK・BSプレミアムで再見しました。
 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に加筆修正させていただくと、
「舞台は南北戦争後のアメリカ、サースデイ中佐(ヘンリー・フォンダ)は人事異動で先住民族との抗争が絶えない前線の砦の指揮官として赴任することになる。中佐は娘フィラデルフィア(シャーリー・テンプル)と共に任務地であるアパッチ砦へと向かう。中継地点でアパッチ砦との連絡が取れないことを知る中佐。しかし偶然、同じ砦に向かうマイケル・オローク少尉(ジョン・エイガー)と出会う。オローク少尉の任官は以前より決まっておりアパッチ砦からの迎えもあった。上官であるサースデイは自身の迎えはないのかと憤慨するが、オロークのお蔭で、その日のうちにサースデイ達はアパッチ砦に到着することが出来た。
 着任後、サースデイは引継ぎ処理に追われる。もともと砦の前任者だったコリングウッド大尉(ジョージ・オブライエン)とは懇意の仲であり引継ぎ自体は問題なく終わった。一方マイケルはアパッチ砦に住む両親と久しぶりの再会を果たした。マイケルの父オローク軍曹(ワード・ボンド)は古参の下士官であり他の下士官とともに砦の要といえる存在だった。
 その翌日、マイケルは砦関係者への挨拶回りでフィラデルフィアと再会する。
 挨拶回りでサースデイのもとを訪れたマイケルは娘のフィラデルフィアに気に入られる。またマイケルのほうも美しいフィラデルフィアに好意を持ったようだった。砦での生活はのどかなものだったが先住民族の脅威を考えれば何一つ怠ることはできなかった。しかしこの地は他の地域と比べてあまり強いとはいえないアパッチ族の領域であり襲撃があると本気で考えているわけではなかった。コリングウッド達前任者はアパッチ族が十分な脅威であることを知っていたが、これまでの戦績からサーズデイに説明しあぐねていた。
 そんな中フィラデルフィアと遠乗りに出かけたマイケルは電信用の電線が破壊されているのを発見し、また修理に出かけたはずの兵の焼死体も見つけ、フィラデルフィアの安全を考慮しすぐに砦へと帰還した。
 電線の破壊と修理係の死亡を報告されたサースデイはマイケルに対し娘を外に連れ出したことを咎めながらも対策を練る。マイケルと他3名に電線修理に向かうよう命令を下すサースデイ。またサースデイ自身は小隊を率いてマイケルの後を少し離れて進んでいく。マイケル達は破壊された現場に到達するが、そこで先住民の待ち伏せに遭う。
 待ち伏せを受けたマイケル達は全速で逃走を開始。しばらくの逃走劇のあと、マイケル達の前に小隊を率いるサースデイが現われ、先住民らへ突撃しその戦いは終わる。
 比較的温厚だった先住民達が何故襲撃してきたのかを探るサースデイは連発銃や酒を先住民に売りつけていたミーチャム(グラント・ウェザース)という男に行き着く。先住民達は政府が派遣した役人ミーチャムのところから連発銃や酒を仕入れていた。ミーチャムを捕えたサースデイは部下のヨーク大尉(ジョン・ウェイン)から先住民側の有力者コチーズと話すことを提案される。ヨーク大尉は通訳を一人連れ先住民の拠点へと馬をとばす。ヨーク大尉が旅に出て数日、マイケルとフィラデルフィアはサースデイに結婚したいことを告げますが父としてそれを一蹴される。
 そんな折、下士官を集めたダンスパーティーが開かれることになります。盛大なパーティーだったが、途中で帰還したヨーク大尉の報告によりお開きとなる。話し合いにより解決する約束をとりつけたヨーク大尉の前でサースデイは連隊全軍を召集、コチーズ一族を強襲すると言い出す。
 連隊を引き連れ出撃したサースデイ中佐でしたが約束の場所には4倍の兵力の先住民族が既に陣を張っていた。サースデイはヨーク大尉に約束通りの交渉を申し込むように命じる。当初、戦争に否定的だったアパッチ族を怒らせたのはアメリカ政府が送り込んだミーチャムだった。ミーチャムを退去させなければ戦争も辞さないと告げるコチーズ族長。しかしサースデイはミーチャムの処遇は政府管轄であり自分ではどうにもならず話し合いでの解決は決裂と判断、アパッチ族が居留地に帰らないならば攻撃すると突っ放す。それゆえヨーク大尉の進言を無視、大尉は後方送りにされます。
 翌日、サースデイは無謀な突撃を敢行、その結果はアパッチ族の勝利で終わったが、マイケルは戦闘前にヨーク大尉の采配で後方部隊へ行っていた為助かった。サースデイ中佐は最期まで指揮を執り続けましたがアパッチ族の突撃により戦死。マイケルはフィラデルフィアと結婚。ヨーク大尉もまた連隊指揮官となったのだった。」

 ヘンリー・フォンダの陰険さが印象的で、これだけ多くの馬を一斉に見ることができる映画としても珍しいと思いました。


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