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矢崎仁司監督『無伴奏』

2022-12-23 07:10:53 | 日記
 矢崎仁司監督・脚本の2015年作品『無伴奏』をDVDで観ました。
 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「1969年。世間では大学生が学生運動をしていた頃です。それに触発されて、仙台の高校に通う野間響子(成海璃子)は、自分の通う女子高校で制服廃止運動をしていました。しかし実際のところ響子はどうでもよく、打ちこめる何かが欲しかっただけです。大学生に交じって実際の学生運動に加わった響子は、自分の考えが甘いことに気づきました。制服廃止運動も、おろそかになります。そんなある日、響子は『無伴奏』という喫茶店に行きました。
 そこで地元の大学生の堂本渉(池松壮亮)と関祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)の3人組に出会います。関とエマはカップルで、堂本はフリーでした。堂本に話しかけられた響子は彼らと親しくなり、やがて堂本に好意を持つようになります。初めてのデートで姉の勢津子(松本若菜)に紹介された響子は、姉弟が妙に親しいことに違和感を覚えました。もしかしたら姉弟は近親相姦の関係にあり、その関係をごまかすために自分は利用されているのではないかと疑います。
 ところが響子の推理は全くの勘違いでした。姉・勢津子が失恋して仙台に戻ってきており、精神的に不安定な姉を思いやっての堂本の優しさだったと知り、響子はより惹かれていきます。やがて堂本と響子は肉体関係になりました。響子は恋愛に青春を賭けます。堂本と響子の関係を、異様なほど執着し知りたがったのは関でした。堂本は親と不仲で家を出て、関の家に身を寄せています。ある夜、堂本と関が男同士で身体を重ねているのを見た響子は、ショックを受けました。
 堂本が愛し合っていたのは、関だったのです。しかし女性として好きなのは響子だと、堂本は言いました。堂本自身も悩んでいました。どうすればよいのか悩むうち、関の恋人・エマが妊娠しました。堂本と関の関係を知らないエマは、結婚して出産すると疑っていません。その関係につらくなった関がエマを殺し、逮捕されました。関がいなくなったことを嘆いた堂本は、自殺します。初めての失恋を味わいながら、響子は東京の大学に進学し、仙台を去りました。」

 この映画も主人公は若い女性でした。


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