危険な遊び

2008-02-02 12:42:40 | 子育て
最近、我が家の子ども達に流行っているヘンな遊びがあるんです。

お風呂での遊びなんですけどね。
この遊びがものすごくタチが悪いんですわ。
内容は“風呂の水を冷たくして、その冷たくなった湯の中で暴れる”なんですわ。
1号が命名した名前は“海ごっこ”!

大抵、嫁さんが先に入って自分を洗い、そこへ子ども達が続々と入り、
でもって布団を敷いてから僕が入って嫁さんか僕が子ども達の体を洗います。
それから僕は自分を洗うのですが、そのときには子ども達は遊びの準備のため風呂に真水をジャバジャバと注入します。
で、僕に早く出ろ、早く出ろと悲しくなる言葉を投げつけるのです。
僕は仕方なしに急いで体を洗って、半泣きになりながら風呂を出ます。
とたんに子ども達3人が風呂の湯が限りなく水になるくらいに真水を追加して、
自分達が納得できる程度に冷たくなれば飛び込んで、
“つめたーーーい!アハハハハ”と喜んでおります。
子どもだけになるので誰か沈んでしまわないかとか、
超ぬるま湯に飛び込んで心臓麻痺を起こさないかとか、
少しは心配しているのですが、そんな心配をヨソにキャーキャーと楽しそうな叫び声が響きます。
大丈夫であることを確認するためにチラッと覗くとまた“あっちいって、あっちいって”の大合唱。。。(涙)

何より心配なのは風邪をひいてしまわないかですよね。
ジャリ男はこの危険な遊びをして風呂から出たときは、必ず“さむい、さむい”と繰り返しております。
一応、風呂から出る際に暖かいシャワーをかけてやるのですが、
十分に冷やされた子ども達の体には、焼け石に水というかドライアイスにお湯、です。
“寒いのは当たり前や!”といってもどうしようもないこと。。。

ところが不思議なもので、この冬、家族全員風邪をひいたという報告は受けていません。
風邪なんてどこ吹く風♪と言わんばかりの元気マンマンです。

僕は大学受験のとき、晩ごはんを食べるとすぐ熱湯のような風呂に限界まで浸かって、
風呂を出る直前に真水のシャワーを浴びて健康を維持していました。
これをやると風邪をひかないのはもちろん、
勉強に対する集中力も研ぎ澄まされるんです。
そうやって真水をかぶることによって風邪をひかず、
鋭利な刃物のように切れる頭で勉強した結果、
口にするのもはばかられるような超3流大学に合格することができました。

これと同じことで、十分にあったまってから冷たい水に浸かると、
風邪に対する抵抗ができるのかなぁとも思ったのですが、
ダラダラと10~20分も水に近いぬるま湯に浸かることが体にいいとは思えません。

とはいえ、現実的にみんな風邪をひいてないので結果オーライということで、
今夜もきっと子ども達は水に近いぬるま湯でキャーキャー言いながら盛り上がることでしょう。
で、僕は僕で“そろそろ終わろか~”と言いながら覗いては、
“イヤヤ、アッチイッテ~”とののしられることでしょう。
そしてまた、風呂の前をあっちいったりこっちいったりしながら悶々とするんです。

まだまだ寒さの続く季節、皆様ご健康でお過ごしでしょうか。
風邪をひきやすい、という方は一度お試しされてはいかがでしょう。
“海ごっこ”・・・・
ただし、海ごっこで風邪をひかれても、当方一切責任は持てませんので。
では。

 


嫁さんが古いぬいぐるみの山から出てきた猿を、火打ちにひっかけてました。
これ、かなりかわいいですわ。
嫁さんやるなぁ。。。。おみそれいたしやした。
なるほど。火打ちや梁って、こういうインテリアのディスプレイができるんですな。
勉強になりましたわ。