函館駅から南に向かう路面電車沿いの通りを大門通という。
この通りには、かつて地元の人がデパートと呼ぶ棒二森屋、彩華、和光という大規模店舗が立ち並んでいた。
このうち、彩華はパチンコ店になり、和光は業態替え、唯一残った棒二も既に東北のデパート中合の傘下だ。
もちろんかつては函館一の繁華街で、様々な専門店や飲食店が軒を連ね、不夜城ともよばれていたが、今ではその面影はない。
北島三郎の歌う「函館の女」の歌詞に出てくる「灯りさざめく松風町」も今ではむなしい。
今でも行政的には「中心街」と呼ぶらしいが、市民の多くがここを中心街と思っている人はいない。
それでも、無理矢理中心街活性化を市の施策にしているところがいたいたしい。
多くがシャッターを下ろしているか、空き地化しているのに、これが北海道第3の都市の中心か?と不思議にさえ思う観光客も多いだろう。
新しい建物が建たないのには訳がある。
それは、土地を所有する地主が決して売ろうとせず借地として利用させることを前提にしてきたからだ。
この地主群・・・相馬、及能、橋谷、砂子など・・・函館市内の土地の相当割合を所有している。
こうした観点から、新たな展開は望めず、現に店舗を借りている人は、未だ華やかなりし頃の高値の家賃を強いられ、改装を企図しようものなら権利金を要求されたりと商売自体をあきらめる人があとをたたない。
そのひとつの象徴が、高砂通りとの交差点に立地するファストフード店「ロッテリア」である。
すぐ近くに、「ケンタッキー」や地元のハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」があるため、若い人がそもそも歩かない大門では飽和状態であったことも否めない。5月末での撤退・閉店となる模様だ。
函館駅前の衰退は今日も続く、やがて広野原になることもそう遠くはないかもしれない。
というわけで、JR存続はいかがなものか?という結論だ。
この通りには、かつて地元の人がデパートと呼ぶ棒二森屋、彩華、和光という大規模店舗が立ち並んでいた。
このうち、彩華はパチンコ店になり、和光は業態替え、唯一残った棒二も既に東北のデパート中合の傘下だ。
もちろんかつては函館一の繁華街で、様々な専門店や飲食店が軒を連ね、不夜城ともよばれていたが、今ではその面影はない。
北島三郎の歌う「函館の女」の歌詞に出てくる「灯りさざめく松風町」も今ではむなしい。
今でも行政的には「中心街」と呼ぶらしいが、市民の多くがここを中心街と思っている人はいない。
それでも、無理矢理中心街活性化を市の施策にしているところがいたいたしい。
多くがシャッターを下ろしているか、空き地化しているのに、これが北海道第3の都市の中心か?と不思議にさえ思う観光客も多いだろう。
新しい建物が建たないのには訳がある。
それは、土地を所有する地主が決して売ろうとせず借地として利用させることを前提にしてきたからだ。
この地主群・・・相馬、及能、橋谷、砂子など・・・函館市内の土地の相当割合を所有している。
こうした観点から、新たな展開は望めず、現に店舗を借りている人は、未だ華やかなりし頃の高値の家賃を強いられ、改装を企図しようものなら権利金を要求されたりと商売自体をあきらめる人があとをたたない。
そのひとつの象徴が、高砂通りとの交差点に立地するファストフード店「ロッテリア」である。
すぐ近くに、「ケンタッキー」や地元のハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」があるため、若い人がそもそも歩かない大門では飽和状態であったことも否めない。5月末での撤退・閉店となる模様だ。
函館駅前の衰退は今日も続く、やがて広野原になることもそう遠くはないかもしれない。
というわけで、JR存続はいかがなものか?という結論だ。
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