”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

イギリス戦後最大の歳出削減はやがて日本でも

2010年10月20日 00時35分30秒 | 政治
財政赤字にあえぐヨーロッパ諸国のうちとりわけ深刻なのがイギリスである。
その大英帝国が大幅な歳出削減を打ち出した。
子ども手当にあたる給付に所得制限を設けることなど,福祉分野での歳出削減を中心に
日本でも話題になっている特殊法人などの廃止を打ち出し,
一方で,消費税にあたる付加価値税を引き上げるというのが骨格で
「小さな政府」を目指すということだ。
一方の日本は福祉予算は垂れ流しに近く,生活保護受給者は最多人員を更新し続けている。
我が函館市もこうした点は同じで,やはり思い切って歳出削減をすべきであろう。
これには,単に業務の民営化や委託化ではなく,サービスそのものをカットすることが大事であろう。
行財政改革(職員削減)による圧縮効果は,扶助費(生活保護など)の増分で飲み込まれている現在,
いよいよ給与カットとなる公算が強い。
もはや,成長戦略は絵に描いた餅に過ぎず,サバイバルの様相を呈してきた。
これでも,国は北海道新幹線を延伸させようとするのだろうか?
北海道開発局の廃止もやむを得ないのではないだろうか?
わが函館市の西尾市長は,ヨーロッパ型の高福祉社会を希求しているようだが
かつて「ゆりかごから墓場まで」ともてはやされたイギリスの福祉も行き詰まりをみせているいま
今後の地方行政はどうあるべきか,我が町だけはサービスを減らさないで欲しいというような
身勝手なわがままはもはや捨てざるを得ないといえよう。


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