去る6月14日、第67回函館市中学校体育大会陸上競技大会が、市内千代台の陸上競技場で開催された。
各競技における個人の成績はさておき、注目したいのは、学校対抗の得点成績だ。
男子
1 附属 66点 9学級
2 本通 50点 17学級
3 桐花 49点 9学級
4 深堀 48点 9学級
5 赤川 45点 10学級
女子
1 附属 59点 9学級
2 凌雲 51点 6学級
3 亀田 50点 18学級
4 深堀 49点 9学級
5 的場 43点 10学級
総合
1 附属 125点 9学級
2 深堀 97点 9学級
3 亀田 90点 18学級
4 本通 88点 17学級
5 凌雲 73点 6学級
注目の第1点は、男女ともに道教大附属中が1位であったこと。
2点目は、上位5校は、凌雲中を除き、いずれもが1学年3学級以上の学校であることだ。
凌雲は女子が3種目で1位を取ったのか高得点につながった。
大規模校は、必然的に選手層が厚い。
1学年1クラスの小規模校では女子の7位に椴法華中が、8位に潮光中が10位以内に入ったくらいである。
やはり、学校にはそれなりの規模が必要であることはいうまでもない。
だが、私の私の注目点は第1点目の附属中の大健闘である。
一つは、学力の高い子は運動能力も高いという今回の事実。
ここに通う生徒の保護者は教育熱心なのはいうまでもないことであり、さらに函館では比較的所得の高い層にあたる。
学力だけではなく、体力も貧富の差が歴然になってきたのではないかという一抹の不安をおぼえるの私だけか。