以前このブログで、「鶏煮干し 三三七」というラーメン屋さんを何度か紹介したことがあります。
その頃、三三七のスープは比較的あっさりしている“鶏煮干し”と動物系(豚骨)を強調してこってり濃厚に仕上げた“とろり”に分かれていました。どちらのスープも個性的で私は結構好きだったのですが、そのラーメンが「今はかなり様変わりしているらしい」という情報が入ったのです。
実は、「三三七のラーメンが変わった」という話はかなり前に知り合いに聞いて知ってはいたのですが、何となくの巡りあわせで実際に確認するチャンスがなかっただけで…、今回は無理やり深夜に突撃して実食してきました(^^ゞ
ちなみに、こちらが昔の“とろりそば”です。(2012年1月撮影)
この写真を紹介した時の記事では、『天下一品ラーメンの「こってり」に煮干しを効かせて深みを出したようなスープ』と表現されていまして、まあ、かなり美味しく食べていたのが伝わってきます。
でもって、こちらが現在の“とろりそば(750円)”です。
もう、どんぶりから何から全部変わっていて、見た目にも全然違いますね。
それに、当時あった“鶏煮干しそば”というラーメンはなく、“とろりそば”に対しては“さらりそば”、という組み合わせに変わっています。(ラーメンのほかにつけ麺があるのは従来どおり。。)
まあ、だから何だという気はありませんが、このぐらい大きく変えてしまうと、以前のラーメンを想像して久しぶりに来店したお客さんはビックリするでしょうね。(私は予備知識があったので大丈夫でしたが)
ちなみに麺はこちら、細麺ストレートタイプです。
細麺自体は以前のものと大きく変わった感じはしませんが、以前は確か、細麺か太麺かを客側が注文時に選ぶ方式を採用していたはずです。
ただ、どちらか選べといわれると却って迷う人もいるでしょうし、私は細麺も太麺も大好きなので、「このスープにはこの麺!」といった感じで店側がデフォルト設定する今の方式が良いと思います。
それで、肝心の味についてですが、全体として濃厚魚系スープというコンセプトが強調されている気がしました。
以前のとろりそばは、魚系というより動物系のこってり感が売りで、“とろり”と表現されるスープの濃度も当時の方が上だったと思います。
もちろんどちらが好きかは人それぞれでしょうが、少なくとも、『天下一品ラーメンの「こってり」に煮干しを効かせて深みを出したようなスープ』という趣からはかなり遠ざかったイメージでした。
ただし、以前との比較をさておけば、スープの完成度やバランスは悪くないですし、飲んだ後のシメの一杯として充分選択肢に入る味と香り、そして濃厚さを味わえる一杯だったと思います。
以前を知っているだけに若干の違和感はあるのですが、初めて訪れた方が普通に美味しいラーメンとして食べるレベルは充分クリアしていると言って良いでしょう。
今回は“とろり”を試してみましたが、これならば、“さらり”や“つけ麺”がどう変わっているかを試してみるのも悪く無い気がしてきました(^_^)
三三七 (さんさんなな)
大田区山王2-2-13
03-3775-7337
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その頃、三三七のスープは比較的あっさりしている“鶏煮干し”と動物系(豚骨)を強調してこってり濃厚に仕上げた“とろり”に分かれていました。どちらのスープも個性的で私は結構好きだったのですが、そのラーメンが「今はかなり様変わりしているらしい」という情報が入ったのです。
実は、「三三七のラーメンが変わった」という話はかなり前に知り合いに聞いて知ってはいたのですが、何となくの巡りあわせで実際に確認するチャンスがなかっただけで…、今回は無理やり深夜に突撃して実食してきました(^^ゞ
ちなみに、こちらが昔の“とろりそば”です。(2012年1月撮影)
この写真を紹介した時の記事では、『天下一品ラーメンの「こってり」に煮干しを効かせて深みを出したようなスープ』と表現されていまして、まあ、かなり美味しく食べていたのが伝わってきます。
でもって、こちらが現在の“とろりそば(750円)”です。
もう、どんぶりから何から全部変わっていて、見た目にも全然違いますね。
それに、当時あった“鶏煮干しそば”というラーメンはなく、“とろりそば”に対しては“さらりそば”、という組み合わせに変わっています。(ラーメンのほかにつけ麺があるのは従来どおり。。)
まあ、だから何だという気はありませんが、このぐらい大きく変えてしまうと、以前のラーメンを想像して久しぶりに来店したお客さんはビックリするでしょうね。(私は予備知識があったので大丈夫でしたが)
ちなみに麺はこちら、細麺ストレートタイプです。
細麺自体は以前のものと大きく変わった感じはしませんが、以前は確か、細麺か太麺かを客側が注文時に選ぶ方式を採用していたはずです。
ただ、どちらか選べといわれると却って迷う人もいるでしょうし、私は細麺も太麺も大好きなので、「このスープにはこの麺!」といった感じで店側がデフォルト設定する今の方式が良いと思います。
それで、肝心の味についてですが、全体として濃厚魚系スープというコンセプトが強調されている気がしました。
以前のとろりそばは、魚系というより動物系のこってり感が売りで、“とろり”と表現されるスープの濃度も当時の方が上だったと思います。
もちろんどちらが好きかは人それぞれでしょうが、少なくとも、『天下一品ラーメンの「こってり」に煮干しを効かせて深みを出したようなスープ』という趣からはかなり遠ざかったイメージでした。
ただし、以前との比較をさておけば、スープの完成度やバランスは悪くないですし、飲んだ後のシメの一杯として充分選択肢に入る味と香り、そして濃厚さを味わえる一杯だったと思います。
以前を知っているだけに若干の違和感はあるのですが、初めて訪れた方が普通に美味しいラーメンとして食べるレベルは充分クリアしていると言って良いでしょう。
今回は“とろり”を試してみましたが、これならば、“さらり”や“つけ麺”がどう変わっているかを試してみるのも悪く無い気がしてきました(^_^)
三三七 (さんさんなな)
大田区山王2-2-13
03-3775-7337
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店名が「東京煮干そば三三七」に変わり、以前は鶏も使っていたものが、煮干メインの魚介系に大きく舵を切ったようです。
「とろりそば」は鶏白湯に煮干だったものが、今は動物系はほとんど目立たなくなっています。
煮干が効いている分、飲んだ後に食べたくなるのは現在のスタイルかも知れませんね。
確かに“鶏”の感じはほとんどありませんでした。
“らしさ”という意味では以前のほうがわかりやすかった気もしますが、最近流行のタイプに変えたということなんですかね。
私は魚系も好きなのでOKですが(^_^;)