カイザーノヴァは11月14日阪神 デイリー杯2歳S(G2・芝1600m)に坂井瑠星騎手で出走します。
-調教時計-
20.11.11 坂井瑠 栗東CW良 6F 83.6-67.6-52.8-38.7-12.1(8) 一杯に追う
ゲンパチミーティア(新馬)一杯の内0.4秒追走0.4秒先着
◇矢作調教師のコメント 「11日にCWコース、併せ馬で追い切っており、ここまで状態は良く終いに素晴らしい伸びを見せてくれました。広いコースのマイルは合っていると思いますし、これくらい動けていれば重賞のここでも面白そうですね。ただ、テンションが高いところがありますので、もう少し落ち着いてくれればと思います」
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タイトルに『格段の進歩』と書きましたが、坂路で追った一週前に比べると、最終追い切りは格段に良かったと思います。栗東CWを83.6-67.6-52.8-38.7-12.1秒(一杯)と聞くと、飛び抜けてすごいわけではないものの、かなり荒れた馬場を6Fから、しかも大外を回ってこの時計なら充分以上に優秀です。相変わらず頭が高くて見栄えは今ひとつですが、矢作先生も「終いに素晴らしい伸びを見せた」と仰っていますしね(^^)
ちなみに世間様から『ここは通過点、確勝、楽勝』と言われているレッドベルオーブさんの追い切り、11/11栗東CW 5F 67.6-52.037.9-11.8秒(馬ナリ)との比較では分が悪いようにも感じますが、あちらはハロー掛け直後の綺麗な馬場で、カイザーノヴァよりかなり内側を回っての時計ですからね。(実は、あちら様は一週前追い切りがかなりの好内容でしたけれど、あえてそこはスルーで(^^ゞ)
正直、レッドベルオーブは藤原先生が高く評価をしている通り、スピードの絶対値など走る能力はすごいのだと思います。が、1000m通過57.2秒のペースでも引っ掛かるなど脚の速さ以外のところに課題があるため、テンションを上げ過ぎないことに重点を置いた、あくまで調整メインの最終追い切りになったのでしょう。まあ、 逆に言えば調整程度であの時計と内容なら、通過点扱いされるのも分からんでもないかなぁ(^^;)
とにかくカイザーノヴァは、相手に関わらず現時点で精一杯のレースをするのみです。追い切りでは動かないタイプなので、なかなか事前の評価は上がらないでしょうが、少なくとも今までに荒削りながらも2勝したのは事実ですからね。相手が本当に強ければ負けても仕方がないですが、逆にコチラに風が吹けば好勝負になってもおかしくはないでしょう。
いずれにしても、少頭数とは言えG1・朝日杯FSに向けたステップレースに有力馬の一頭として参戦するわけですから、やはり、持ち味の『切れた走り』でしっかりツメ跡を残してもらいたいです! あ、ただし、相手にブツかって怪我をさせる的なツメ跡は避けてくださいm(_ _)m
GCの番組内では矢作先生が「走り方もなっていないし気性も本当に幼い。逆に言えば潜在能力が非常に高い馬だと思っている。(クローバー賞のあと)一回ゆっくりさせてデイリー杯は当初からの目標。先週の動きは今ひとつと感じたが、11日の併せ馬の動きは非常に良かったので態勢は整ったと思っている。今回はまだ幼い中での初めての輸送競馬、イレ込みなど課題はたくさんあるが、そういう荒削りさが魅力でもある馬。今後どんどん成長していくと思うので応援して欲しい」と仰っていました。
はい、勝とうが負けようが応援だけはしっかりやりますのでお任せください!( ・`ー・')キリッ
**2020/11/14阪神11R デイリー杯2歳ステークス(G2/芝1600m)出走馬**
【シュウジデイファーム在厩時のカイザーノヴァ:公式HP(2020/10/23更新分)より】
土曜の阪神メインにG2デイリー杯2歳S(14日、芝1600m)が組まれている。過去の優勝馬では1991年ニシノフラワーを筆頭に、92年ビワハヤヒデ、96年シーキングザパール、2007年キャプテントゥーレ、10年レーヴディソールなど多数のG1ウイナーを出している名馬の登竜門だ。最近では18年アドマイヤマーズが朝日杯フューチュリティS、NHKマイルC、香港マイルとG1・3勝をマーク。2歳G1、来春のクラシックに向けても見逃せない一戦だ。
注目は前走、中京の未勝利戦を2歳コースレコードで圧勝したレッドベルオーブ(栗東・藤原英昭厩舎、牡)。中京の芝1600mで1分33秒1は、2017年にシュバルツボンバーが計時した従来の記録を1秒1も塗り替える圧巻のタイムだ。3馬身半差をつけた2着馬も次走できっちりと勝ち上がっており、レースレベルの高さもうかがえる。騎乗した福永騎手が「期待通りだった。次は重賞にチャレンジしてもいいと思う」と評価した言葉通りに重賞へ挑戦するが、素質はかなりのもので、初めての右回りに対応できれば即通用しても不思議はない。昨年覇者の全兄レッドベルジュールに続いて兄弟制覇が期待される。
今年の牡馬クラシックの主役だった栗東・矢作芳人厩舎からはホウオウアマゾン(牡)とカイザーノヴァ(牡)の2頭が出走を予定。ホウオウアマゾンは前走の野路菊Sを逃げ切って未勝利からの連勝を飾った。先手を奪うスピードがありながらも、長くいい脚を使えるタイプで、松山騎手が「どんな形の競馬もできそうで、これからが楽しみです」と話したように、自在性のある競馬ができそうなのは大きな強みだろう。
カイザーノヴァはクローバー賞からの連勝を狙う。新馬Vからの連闘で挑んだ函館2歳Sは1200mが少し忙しかったのか5着に敗れたが、1500mに距離を延長して臨んだクローバー賞では大外から差し切り勝ち。素質の高さを改めて示した。父モーリスに産駒のJRA初勝利を届けたこの馬が、重賞初勝利も届けられるかにも注目したい。
他には半姉に19年フィリーズレビュー勝ち馬のプールヴィルがいるスーパーホープ(栗東・藤岡健一厩舎、牡)や、野路菊S4着で紫菊賞出走取り消しから立て直しを図るエピファネイア産駒のシティレインボー(栗東・池添兼雄厩舎、牡)、新馬戦を楽に逃げったスーパーウーパー(栗東・森秀行厩舎、牝)なども上位を狙える。
【デイリー杯2歳S展望】前走2歳レコード勝ちのディープインパクト産駒レッドベルオーブが中心
第55回デイリー杯2歳ステークス・G2が11月14日、阪神の芝1600メートルで行われる。2戦目の中京マイルの未勝利を勝ち上がったレッドベルオーブ(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)が中心になる。勝ちタイムの1分33秒1は2歳レコードを一気に1秒1更新の優秀なもの。昨年の勝ち馬レッドベルジュールの全弟という血統背景も素晴らしく、重賞Vのチャンス到来だ。
野路菊S勝ちのホウオウアマゾン(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)、クローバー賞を勝って3戦2勝のカイザーノヴァ(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)、もみじS2着ヒトヨギリ(牝2歳、栗東・橋田満厩舎)、新馬勝ちが好内容のスーパーウーパー(牝2歳、栗東・森秀行厩舎)も登録。(大上 賢一郎)
【デイリー杯2歳S展望】矢作厩舎のホウオウアマゾン&カイザーノヴァが中心
「デイリー杯2歳S・G2」(14日、阪神) オープン特別を快勝した矢作厩舎の2頭に注目だ。ホウオウアマゾンは未勝利-野路菊Sを連勝。素直な性格で自在性があり、展開に左右されない強みがある。クローバー賞を制したカイザーノヴァは、攻め馬よりも実戦タイプ。しまいの良さを生かしてVを目指す。昨年の覇者レッドベルジュールの全弟レッドベルオーブも、中京でレコード勝ちしたスピードを生かしてタイトル奪取を狙う。
【デイリー杯2歳S】勝負を分けるのはキャリアの浅さゆえの伸びしろ!
昨年は、後方2番手を追走した3番人気レッドベルジュールが、最後の直線で最内を突きメンバー最速の上がり33秒8の脚を使ってデビュー2連勝で初の重賞タイトルを手に入れた。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・芝1600から阪神・芝1600へ舞台を移して行われる。暮れの2歳マイルG1阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスにつながる1戦だ。
未勝利戦、野路菊ステークスと連勝中のホウオウアマゾンが初重賞勝ちを狙う。前走は5頭立てという少頭数の一戦ながら、自分でレースを作って結果を出した辺りは評価できるだろう。逃げにこだわらなくても競馬ができそうなタイプで、この中間の調整過程から馬の持ち味を再確認しておいてもいいだろう。
函館2歳ステークス5着からクローバー賞へ駒を進めオープン勝ちを果たしたカイザーノヴァも出走を予定。前走は強い内容で勝利を収めたが、レース前にテンションの高さを見せるなど気性面でまだ課題は残っている印象。追い切りの動きだけではなく、精神面の落ち着きも大きなポイントになりそうだ。
他にも未勝利戦を快勝したスーパーホープやレッドベルオーブなども、キャリアが浅く伸びシロ十分だろう。
近5年の出走頭数を振り返ると、2015年の14頭が最多で以降は10頭、9頭、9頭、11頭と少頭数で行われている。その割に3連単は10万円に迫る配当が2回出ているように、人気薄の台頭もよく見られる。キャリアの浅い馬同士の戦いになるため、調教の動きと合わせてこれまでのレースでの走りもチェックしておきたいところだ。
この馬は常識で判断できないところが魅力的。
今度のレースもやってみなければ分からない要素が満載です。
勝ち負けもそうですが、毎回楽しませてくれそうなのが良いですね(^^)
ただ、出資者の贔屓目があるにせよ、レッドベルオーヴはかなりの相手で、負けても気にする必要なくカイザーノヴァらしいレースが出来れば今後に繋がると思ってます。
抜かすことを楽しんでいるようにうつる
カイザーノヴァですから
全頭抜かし切ってくれれば勝ち負けします。
ひそかに一発狙っています!
全ては当日の気分次第ですかね(^^)
何を仰いますやら…
私らなんぞは通過点ですから、全く足元にも及びませんです。。
m(__)m(^^)
何が起こるかわからないのが競馬、しかも2歳戦!
一発狙っていきましょう(^^)