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総選挙について

2009年08月25日 | サ行
 間もなく総選挙です。そろそろ私の投票行動について態度を明らかにし、その根拠を説明するタイムリミットだと思います。

 1、小選挙区

 小選挙区では「現下の政治状況において最大の根本問題は何か」を基準にして考えるべきだと思います。しかるに、それはここ20年来「政権交代」だと思います。換言するならば、自民党を最低8年間(選挙2回分)下野させることです。

 従って、私の選挙区は静岡7区ですから、斉木武志さんに入れることになります。斉木さんは政治家としてはまだ全然話になりませんが、民主党に投票するということです。

 ここでは城内実さんが「信念を貫く男」ということで人気があり、優勢と伝えられていますが、城内さんは「隠れ自民党」です。議員になったとしたら、首班指名選挙で自民党系の人に入れるでしょうから。

 信念を貫くのは、それ自体としては立派ですが、間違った信念では無意味でしょう。彼は前々回自民党で当選した人です。今時、政権交代の意義が分からず、自民党から出るような人は、舛添なんとかだろうと城内実だろうと、みな、政治的不見識です。

 2、比例区

 比例区では、現下の政治情勢というより、大所高所から政治思想で自分と一番近い考えの政党を選ぶべきでしょう。私は社会民主主義者ですから、新党日本に入れます。

 新党日本はまだ政党としての体を成していないようですが、代表の田中康夫さんが長野県知事として挙げた実績は素晴らしいものです。現在の方向も適当だと思います。足りない点は協力して補ってゆくという考えで支持するのが、主体的な主権者の態度でしょう。

 3、国民審査

 国民審査も9名について行われるようです。これは制度自体をもう少し考えなおすべきでしょうが、今回としては、1票の格差の問題で消極的な那須弘平(なす・こうへい)氏と涌井紀夫(わくい・のりお)氏に×を付けます。

 1人1票実現国民会議という団体が、今日(08月25日)、新聞に意見広告を出していますので、それに賛同するということです。

     関連項目

政権交代
新党日本
国民審査