まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

October Song Book '11

2011-11-02 22:10:10 | ライヴ

豪華な出演者がそろった赤坂グラフィティ、1番手は11/5にバースデーワンマンライヴを控えるシミズリエです。ドラムの中村憲司さんとの2人編成。しみりえはキーボードの椅子に座っても立ってもあまり背が変わらないことに気づいてしまいました。暖かくて安心感のある歌声とキーボードはほっとします。

MCでの「しみりえのこれってどうなのコーナー」最近の定番なのかな?女性や男性一般を性別だけで括ることに対する憤りを述べていたけれど、もっともっと毒舌ぶりを発揮してもらいたいものです。セカンドミニアルバム『はじまりの日』が自宅に大量にあるらしく、結婚式の引き出物にいかが?と営業していました。

2番手は斉藤麻里、初めて聴きます。9/21にレコ発バンドワンマンをやる予定が東京直撃台風で中止になり、その時以来のバンドライヴということで、気合が入りまくりでした。出だしから「エブリバディ、スタンダップ!」と客席を焚きつけて、がんがんロックしていきます。途中でバンドメンバーに赤ちゃんが生まれたという情報も入り、ますますヒートアップしてました。

3番手は伊藤サチコ。斉藤麻里のステージをミニワンマンと評したり、しみりえのピアノとドラムの編成も、ちょっと前のライヴで自分もやったらしく、また仲良しの関西のシンガーがいつもその編成でやっていると言って、同じピアノとドラムという編成でもそれぞれの音楽になっていくのだなあ、と語っていました。自分が思うに、伊藤サチコって音の違いにものすごく繊細な感性を持っているんじゃないでしょうか。ちょっとしたアレンジの違いや、弾き語りとサポートがついたときの違いをまったく別の曲のように語る様子は、自分には感じ取れない音感を持っているようです。

キーボード弾き語りでしたが、その指先から鍵盤に伝えられる想いが音の強弱に表れて感情が伝わってくるようで、またボーカルも囁くような歌い方から遠くまで響かせる声、目の前の人に語りかけるような歌い方など、感情豊かに表現しています。歌詞の独特な感性も魅力的で、「骨の壊れるような音」とか、どこから言葉が降ってくるんだろう、と思うようなフレーズがたくさんあります。

トリは拝郷メイコ。昼間に福岡でVOCALOIDのイベントに参加して、飛行機でとんぼ返りして夜の赤坂に登場と、売れっ子並みのスケジュールです。毎度のことながら安定感あるステージで、安心して聴いていられます。リハーサルをする時間がなかったからか、最初にステージ上でPAさんと音合わせをしていた公開リハは貴重なシーンでした。ギターを機内に持ち込むのに追加料金がかかった話などMCも楽しく、昼間も歌ってきたとは信じられないくらいのパワー溢れるステージでした。

好きな唄い手がこれだけ集まるイベントはそうそうないけど、本当に素晴らしい一夜でした。

<セットリスト>
シミズリエ
1.プラネタリウム(ソロ)
2.さよなら
3.甘いミルク
4.持たざる者の愛のうた
5.「あいしてる」
6.はじまりの日
7.朝焼けが見えるまで(ソロ)

斉藤麻里
1.曲名不明
2.瞬きシャッター
3.曲名不明
4.アマレットジンジャー
5.メロディ
6.明日、映画を見に行こう

伊藤サチコ
1.赤い魚
2.僕は変わった
3.トレイン
4.キスしてみたい
5.1,2,3,
6.奇跡の日々
7.曲名不明(おやすみ、本当の自分)

拝郷メイコ
1.イッツショウタイム
2.悲しみcloset
3.ヒカリ
4.トマトスープ
5.せかい
6.Garden
Enc.Music

10/23 赤坂グラフィティ
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