まてぃの徒然映画+雑記

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伊藤サチコ、存分に弾き語るワンマン。vol.8 伊藤サチコSSW講座

2016-01-09 22:36:41 | ライヴ

以前サンジャックがあった場所が、新オーナーのもとアートリオンと名を変えてから初めて訪れました。ピアノが窓側に移動してたのが一番の違いかな。

「伊藤サチコ、存分に弾き語るワンマンvol.8」の昼の部は、伊藤サチコが講師となって楽曲の製作の秘密を全て明らかにするシンガーソングライター講座。スケッチブックにフリップみたいに準備してきて、やる気満々です。

花瓶に活けられた綺麗な花と、道端に一本だけ辛うじて咲いている小さな花、目に見えるところは花瓶に活けた花のほうが綺麗だけど、隠れている花瓶の中や小さな花の根が張る地中を覗いてみると、実は花瓶の中の水は澱んで腐っていたり、地中に根っこはしっかりと広がっていて大地を支えていたりするかもしれない。目に見えるところだけでは本当のところは分からないから、本当のことを探して一歩を踏み出すことが大事、という解説があり、曲作りのルーツになったという「花の気持ち」

「赤い魚」では、どんなふうに曲を作っていったのかというところを順を追って説明。すっごいレコーディングに時間がかかった時に目にとまった水槽から妄想が広がったそう。まず初めに目で見たものを書いて、その後いろんな妄想を広げてストーリーを作る、そして最後に感情を爆発させる、その最後のところに作者の欲求が現れるから面白いよ、と解説。

「天気雨」はいろんな手法が盛り込まれていて、恋心と実際の天気雨の様子が並行して描かれていたり、比喩や擬人法、その他多くの国語の教科書に出てくるような技法が使われていたり、類義語辞典をよく使う、という話があったり。

ここでシークレットゲスト、柳田久美子登場。「FUKUNE」という歌の解説をしようと、伊藤サチコがホワイトボードを出したはいいが何と油性ペンで書くという痛恨のミス。こういうところがサッちゃんらしい。「FUKUNE」は奥飛騨の福地温泉で行われているミュージックフェスのテーマソングっぽく作った歌で、ほんわかした温泉らしい、温泉が目の前に浮かんでくるような歌でした。

そして柳田久美子がラブソング大好きで、辛いこと悲しいことがあってもそれをネタにラブソングを作るだとか、歌の中で最後の答えまでは言わずにきっかけだけ与えて答えは聴く人それぞれに考えてもらう、といった話をした後、生ライヴ打合せ。2月にやるツーマンがとういう経緯で決まって、内容をどんなふうに決めていくか、舞台裏が赤裸々に明かされました。意外とゆるいのね、と思いながら。

そして柳田久美子の「ラブソングラブソング」でゲストタイムは終了。その後はまた伊藤サチコのSSW講座。よく曲が先?詞が先?と聞かれるけれど、詞を考えてるときもリズムやメロディっぽいものがあるし、曲を考えていてもその情景があるわけだから常に一緒になっているよ、という話をしてから、いよいよ曲の作り方。コード進行や拍子、テーマや決めゼリフ、曲の構成(Aメロ、Bメロ、サビ、2番、エンディング)という基本構成が多いのは、別に決まっているわけではないけれど、お茶碗一杯のごはんの量やコップ一杯の水の量がなんとなくだいたい決まっているように、人間の耳に聴きやすい形なんだろうねと。

まとめると、歌の目的を決めてジャンル(明るい、暗い、楽しいなど)を決めて、材料を集めて手順どおりに作れば、少しの技術とセンスがあれば誰でも曲作りはできる!料理と同じだという結論に到って、材料を客席からもらいながら公開曲作り。あっという間に曲の原型ができてしまいました。

最後は一番最近作った歌「死ぬまで旅しよう」と、東日本大震災のすぐ後にとにかく何か伝えたくて作ったという「奇跡の日々」。アーティストの素顔というか内面というか、楽曲の裏に秘められている想いや作る過程の考えなどを垣間見られるいい機会でした。他のアーティストも、こういう感じのことを聞いてみたいなあ。

<セットリスト>
1.花の気持ち
2.赤い魚
3.天気雨

柳田久美子
1.FUKUNE
2.ラブソングラブソング

4.死ぬまで旅しよう
5.奇跡の日々

11/29 西荻窪ARTRION
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