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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1502- 神戸 旧生糸検査所

2015-02-24 | hobby
 先月、ポートアイランドの国際ビジネスセンター(KIBC)の3D加工の見学学習で、紹介があった神戸税関の近くのKIITO(旧生糸検査所)にある3Dプリンター設備を集めた『MEKARS』支所を訪問した。6年程前に生糸設備が初めて公開された際に来たが 大正時代と言う7階建の建物が面白いと思った。1927年に建てられたゴシック風の生糸輸出の品質管理で、権威を持つ格調高い建物だ。2008年に神戸の街をデザインした拠点として『KIITO-デザイン・クリエイテブセンター」神戸市が設置され都市計画の中枢だったようだ。神戸の歴史ある建物をリフォームして残す姿勢は 米NewYorkの街と似ていて都市を魅力的にしているのも こんな市政があるからだろう。
 肝心の3DプリンターのMEKARSは4階、機器が10台ほどあり丁寧に見学させて頂いた。コンパクトな可愛い3Dプリンターも面白い物で、隣でミニチュア車両の部品を加工している方もいた。レーザー加工機は閑散としていたが、3Dプリンターは玩具用の様で 自分にはレーザーの方が興味深かった。PCも多数置かれ  ソフトの『イラストレーター』プログラム講座もここで開催されているのが確認できた。

 この築後90年の特徴的な部分・・昔の学校みたいだ








1502- 大企業は終焉かも

2015-02-20 | hobby
 本屋さんで確か「大企業は終焉か・・」と言うタイトルの本が並んでいた。企業と言うと電気大手のイメージになるのだが、収益の柱と言っていたテレビを最後まで、作り続けた「シャープ・ソニー」など素人からみても事業対策が遅いし、最後の砦とかの「ブルーレイとか4KTV}もどうかと思う昨今。 トップも図体が大きく株主とか皆の意見を尊重し、結局出来る事も出来ず 後手後手体質になっているのだろう。日の出の勢いだった歴史を知っているので、歯がゆいが 他各社も似たようなもので、ズルズルと生き延びてはいるが 未来が見えず内部社員も沈んでいる人も多いのではないか。

 そう感じていた時にこの本のタイトルに出会った、内容はタイトルだけで想像でき買う気にはなれなかった。少し前にもネット情報で「大量消費・大量生産の資本効率の最大化が使命だった時代は過去50年程度でこれは極特殊な時代で 終身雇用なども過去の話だ」と書かれていた。今の時代は、主役は大企業でなく 小さなニーズに個人の小規模で小回りの効く仕事が人気のキーなのだろう。
 例えば、米国での「マックワールド」、アップルのお祭りで毎年開かれるがステーブジョブスのいなくなった今は、寂しいものになり人気は、機器より周辺小企業の発表したソフトに人が集まるらしい。東京モーターショウも数年前からビックスリーは参加しないしアンケートで作られた様な、何の特徴も無い新車より、人気は改造車モデルを発表する小規模企業と聞く。

 先日、レーザー加工機の見学でレンタル機で数千枚の厚紙を使ったダイレクトメールらしい物をカット加工する方がいた。案内者の説明では、見開きハガキの様な精密切抜きで高い価値で売れるそうですよ」と、立体折り紙が千円前後で売られてがこんな物らしい。それを聞いてからいろいろ調べると、A4レーザー加工機を8.5万円でどうか・・と言うWEBページがあった。その詳細を読むと、資金を持たない技術者が設計した機器で、やっと生産中になった物らしい、販売条件が80万円の売上台数が確定したら それを実現するとある。パトロンとして500円から資金募集し、集まらなれれば断念する・・と募集を掛けたらしい。今は、ベンチャーを支援するベンチャーの「CAMP-FIRE」と言う資金調達支援会社があり、それを通じて募集し たった 2か月で予定額の4倍の資金が集まったので今月から納入開始とある。パソコン購入と同じような価格で、レーザー加工が出来るなら当然だが、多分この機械で記念品、商品にレーザー・デザインを加えるだけで商品価値を高める事が出来る事を目論んだ小さな起業家たちのニーズが多いのだろう。

 他にも東京蒲田の話で、3Dプリンターと組立講座とセットで募集したら12万円なのに満杯の盛況で 今年2回目の企画もされるがこれも 知らない企業の企画だ。(本体部品は3Dプリンターで製作)・個人で作る加工機・金型不要の迅速生産 ( Rapid Manufacturing )、今はアイデアと多少の専門知識を勉強すれば、誰もが起業出来る自由に溢れた新時代を感じるが これは江戸時代に桶屋・下駄屋・仕立て屋が軒を並べていた生活風景に似ている感じ。

 プリンターの様なレーザー加工機 (CAMP-FIREのページから)
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1501- レーザー加工機

2015-01-22 | hobby
 昨年11月、ポートアイランド先端医療駅の「KIBSー神戸国際ビジネスセンター」技術レーザー加工機を揃えた異色の新企業が進出した。機器の貸し出しと教育講座がある。神戸商工会議所の記事から 新物好きなので体験講座を申込む。それが今日、定員5人で一時間半、参加は4-50代の世代で 建築設計者、3D加工で起業、新広告を模索するなどが目的、模型工作に応用とか考えてるのは私だけで、しかも高齢者で少し変人気味。
 レザー加工は、高価な機器で安全性も考慮されているが危険も伴うしCADの専門知識がいるので 興味はあっても一般には距離がある。NHK出版の「Makersークリスアンダーソン著」が3Dプリンターが「第三の産業革命」のトリガーになると書いて技術本のベストセラーになった。熟練も高度な技術が無い人でも、パーソナル ファブリケーションが始まったと。
大型のレーザー加工機には2m以上の建築材に彫刻出来る物もある。国内には無い機械もあり千葉県から神戸に通って作業する方もいるらしいが、講習を受けライセンスを取れば 法人会員も、個人会員もWEB予約すればいつでもどんな大型機も、簡易な3Dプリンターでも気軽に使用できるシステム。金型も不要で、複雑な厚紙の切り絵など数万枚も作る会員もいる。今は作図プログラムソフトもパワーポイントに近い「イラストレーター」を扱える人なら簡単と、説明されたがこの辺りが 私には少しハードルが高い。
 玩具の様なものなら簡単ツールがあり、使えそうだが玩具では心もとない。原理構造は簡単なので最近、本屋に3Dプリンター雑誌が発売され初版から50冊買い続けると完成できると言う物もあり驚いた。これも計算すると十万円ほどになり 途中で出版社が無くなる心配とか 遊び道具として考えても少し 危ない気もする。
 簡単んな講習だったが、新技術に果敢に取り組んでいる人たちとか レーザー光が 高速で材料を正確に切る様子を見て久しぶりに心が躍り、プロダクトの新しい時代も予感できたのは収穫だった。



 WEBで見つけた3D簡易ツール・・・少し物足りないが

1412- USキーボード

2014-12-28 | hobby
 APPLE パソコンが、何とか使える様になった。購入のMAC-mini と言う機種は、機器本体のみで販売されていて 操作機器もモニターはユーザーが用意する少しマニアックな商品だ。Windows日本語キーボードとは違い、アルミ製でシンプルなのは良いが キー配置・キー表示が 違う。入力出来ない文字もあり、組合せで入力は出来るが 使い難いことが 問題だ。
 先日、三宮の電気屋さんを回りMACのワイヤレスUS仕様のキーボードを見つけた。当然、ひらがな表示は無く非常にスッキリし、ローマ字入力で使えば済むだろうと デザインに惚れて購入してしまった。
 しかし、 これが なかなか手強く Windowsキー数は右テンキーを除いても約100個あるが、Appleでは80個足らずなのだ。例えば、バックスペースキー・¥キーは無い。日本語変換キーも当然無い。調べると、二つのコマンドキーとか、ファアンクションキーのプラスで一通り 入力出来るようになった。
 英文側からすると、JIS日本語キーは 英字配置が悪く キー数が多くて使えない物らしい。US仕様での日本語入力も、問題多いがこの際、USキーに慣れておくのも良いじゃないか・・・と思っている。

 また、少し不安があった購入時のOS-Mavericksを最新のYosemiteにアップデートした。OS-upはWindowsでは有料が常識だが、Apple-OSはすべてフリー。ただOS-Xの場合、リリース後暫くは トラブルが多いと聞いたが私の場合、機器が新しいからか 既に安定期なのか 20分程度で無事に完了出来た。




1411- Appleマックの使用感

2014-11-30 | hobby
  WINDOWS7の2号機が、復旧不能になり10月にMAC mini を購入したと前回に記入した。その後ひと月になったが・・。まだ良く理解できていないのだが感触としては、とても面白いツールで WINよりも個人使用のPCとしては使いやすいと思える。WINDOWS至上主義の私にも、使って少し理解が進み操作が出来てきた今の段階では とてもフレンドリーなパソコンの様な気がする。

 最初は、WINDOWSとの互換不足に気を取られ不満で選択を間違えたか・・とも思ったが 特にオフィス文書の読み込みはどうしても文体が崩れてしまう。オフィスはビジネス最強ツールだが、使いやすく多機能を追及し過ぎていると常々思っていたのだが、MACのページ(ワード相当)とナンバース(エクセル相当)で文書を作成して見たが、初めてでもとても使いやすい。大昔のワープロ時代、ロータスに出会った様なシンプルさが目新しく感じた。テンプレートから、作成したいテーマを選び日本語「ことえり」と言う文字フォントもきれいな文字で編集する。すると、デザインとかビジュアル感覚が優れたプロの様な文書が誰にでも出来るのだ。

 写真加工も標準のiphotoだけで、画質とかトリミング、縮小が出来てしまい、スライド化も瞬時に 自動編集されて 別ツールを全く必要としない。音楽ツールに「ガレージバンド」もユニークでパソコンで楽器を選び、合奏とか作曲も出来るらしい。MACには、標準搭載されている機能で、大抵の事が出来るので高価だから・・と今まで敬遠していたのは少し違っていた気がする。真面目なウインドウスと比べると、遊び心が随所にあるのが楽しい。

 メールもブラウザ「SAFARI」も使いやすいし、ただOfficeの互換性を気をつければシンプルで経済的な気もする。愛用しているiPod Touch との相性も良いのは、最初にパソコンと携帯機器の機能分担思想があるからだろう。何でも出来る無敵のWindowsと思っていたが「多機能の十得ナイフ」がどれも使い難いのと似ているのかも知れない。

 アップル系と言えば、昔から印刷・デザイン業界では当然の機種なのも 仕事の効率からすると少し理解できた気もする。この調子だと2カ所にあるPC- 1号機の方も、今度故障したら MACに 統一した方が良いかも。

 PAGES のテンプレートのあるスクリーン・ショツト


 素人でも作曲と演奏が出来そうな「ガーレージバンド」のスクリーン・ショツト