身の回りの時計が多いが、どれも少しずつ時刻が違う。クオーツ時計でも電波時計でも、多分スマホ・PC・TVの表示時刻が補正が掛かっているので一番正確だろう。クオーツも 電池消耗・外部磁気・移動姿勢・摩耗などにより狂うが僅かな誤差なので無視出来るが 日付表示のある物は時々手回し補正するが 必要だ。大昔のゼンマイからすれば驚異的に進歩なのだろう。日付補正30日の月は1日削る必要があり 良く調べると「小の月 2469・11」らしい。改めて調べると地球の公転(太陽一周)は365日+6時間を年と定め、月が一周する周期を月にしたが正確には29.5日で一周するので 年の6時間は4年で1日なので暦では閏年として補正される。我が家に残った独製ゼンマイ振り子時計は動かせるが 時計としてでなく インテリアの「Don't beleve me」のラベル付けてある。
月の29.5日の補正は太陽暦の月の満ち欠けを元にカレンダーを30日と31日に割振り この「小の月・30日」と他の31日は「大の月」と呼ぶ、但し2月は普通28日に決め4年に一度を29日にしたのが閏年だ。子供の頃に 確かに「西向く侍・・246911」と小の月を覚えたのを思い出したが これはすっかり忘れていたのだが。
時計も日時計から進化してきたが 常に正確な時刻が表示される。自動化された車も 林立する超高層ビルも合理化と便利さで進化し その過程を顧みる必要もなく空も海もある事も忘れられ 月の毎月一度の満月も待ったり 眺める人もいなくなった。
過去の戦争も、豊かさで敗戦した国であることも知らない若い世代もいるそうだが時計は狂っても宇宙は正しく回っているが 高速化した社会で突然 車が止まり タワマンのエレベーターが停止も どうしたら良いのか・・担当を呼んでも 想定外となる。こんな不慮の事象も人間の知恵を掘り起こせば明確な原因はある筈だがどうも それもしないで先を急ぐ社会は 元に戻り見直すこともない路線を走っている気がする。
勉強方法が受験用の記憶力だけの 実践から創造力を高める教育に変える必要があると思うが このままでは地球上は 大きな頭の力不足の火星人ばかりになってしまいそうだ。