goo blog サービス終了のお知らせ 

えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

納豆を詠む青年歌人たち

2019-09-24 14:35:50 | 歌う
9月22日朝日歌壇時評は松村正直氏、
「生活と人生」 は昨年第六回現代短歌社賞を受賞した門脇篤史と次席の山階基
の歌集が相次いで刊行された。から始まる。

◾納豆の薄きフィルムをはがしをりほそき粘糸を朝にさらして(門脇篤史)

◾納豆のパックをひらくつかのまを糸は浮世絵の雨になりきる(山階基)

似た場面を詠んだ歌を引いた。 納豆の容器を開けた時に伸びる糸に着目し、そこに美しさを見いだしている。素材が少し細か過ぎないかとの疑問を持つ読者もいるかもしれない。しかし生活のディテ一ルや手触りを詠むことは、取りも直さず人生を詠むことでもある。生活を離れたところに人生はないと松村正直氏は述べている。

歌集『微風域』の門脇篤史は41歳
歌集『風にあたる』の山階基は27歳?
二人ともまだ青年だ。私は納豆が好きではないが発酵食品で体に良いらしいので生きながらえるために食べている。納豆を詠んだ歌は二首しか見つからない。

▼納豆のねばねばの糸が鬱の字になる鬱になどなってはならぬ

▼ねばねばの糸が我の血をさらさらに体に春の小川が、さあねえ

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。