・・・ パソコン弱者の私 ・・・
、わたしのメールはケータイだけである。3日前パソコンのメールを開いて驚いた。かなり親しい方、顔見知りの方やブログを読んで下さる方のメールの数々、わたしは多くの方にひとこともご挨拶していなかった、「申し訳ないです。ほんとうにもったいないことです。」
私がパソコンを習いはじめたのは3年前の夏。近くのパソコン教室だった。「90代の方も3人いらっしゃいますから70代なんてまだお若い」と指導してくれたのは25歳の女の子。まるでジャズピアニストのようにキーを操る、私は雨だれのようにキーを打つ。4か月通ったが何ともヤヤコシかった。もしKさんの勧めがなかったら私はブログをやらなかっただろう。
「或るホームレス歌人を探る」という文で賞を頂いた私に、Kさんがネットに載った私についての記事を送ってくださった。わたしの知らない世界で私のことが取り上げられているのに驚いた。送って下さったコピーの記事は好意的なものが多かったが、キビシイ記事もあった。 「読んでがっかりした。ただ調べただけの評論ではないか。しかも新聞歌壇の投稿、素人の歌を論じるとは」 kさんは 「こんなことを書かれて貴女は平気ですか。ブログで反論なさいよ」
評論を書くとき大切なのは、まず正確に丹念に調べることだと私は思う。信頼できる資料がなければ評論は書けない。朝日歌壇は欠かさず読んでいたが切り抜いてはいなかった。近くの図書館には古い新聞はなく、家から遠い図書館を何度も訪れた。新聞が綴じられているのでコピーしにくくノートに書き写した。斬新な奇抜な評論などを書く才気は私にはないが、ホームレス歌人についての私の考察が幼かったことは残念に思っている。
しかし、公田耕一は新聞の投稿者、素人歌人だという指摘には反論したい。歌人に素人だの玄人だのがいるのだろうか。何を基準に素人、玄人と決めるのか。私にはわからない。
毎日のようにブログを書いているのは、書き続けなければ書けなくなるからだ。NTTの遠隔操作、電話での指導を受けたおかげで何とかブログを書いている。ツイッターも何とかやっている。他は全く操作できない。私はパソコン弱者だ。
これからメールの操作を試してみます。できるだけ返信をしたいですから。
6月9日 松井多絵子
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