朝、鋭い鳴き声で目が覚めた。窓の外を見ると、側溝の上に1羽の鳥がいて、よく見るとアオゲラである。このような場所で見るのは珍しい。
アオゲラの少し先の方にもう1羽の鳥がいるのに気が付いた。こちらはコムクドリである。この二羽がけん制し合って鳴いているようであった。
コムクドリの方は口に巣の材料らしいものを咥えていて、飛び立っていった。そういえば、このところ庭でコムクドリを見かけることが多くなっている。近くで巣を作っているようである。
当地に住むようになって入手した「軽井沢のホントの自然」(石塚 徹著、2012年 ほおづき書籍発行)にこのコムクドリのことが紹介されていて、「ご近所のコムクドリ庭に招こう」という記事があった。
その内容を受けて、数年前に庭に巣箱を設置したところ、コムクドリは下見に来ていたものの、結局はその巣箱には入らなかった。今回も、まだ残ったままになっている巣箱ではなく、どこか近くに巣作りをしているようである。
もうだいぶ古びてしまったので、巣箱を新しくして、コムクドリが入るのを待とうと思う。

側溝の上のアオゲラ(2025.5.19 撮影)

巣の材料を咥えるコムクドリ(2025.5.19 撮影)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます