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軽井沢からの通信ときどき3D

移住して11年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

トボトボ(徒歩徒歩)日記 527

2025-05-27 00:00:00 | 日記
 毎年、春と秋の年2回行っている河床整備が雨で中止になった。順延ではなく中止である。

 当地区でもう40年以上続けている行事で、環境美化運動の一環として始まったもので、区域内を流れる1級河川である矢ケ崎川と精進場川の河床や堤防の樹木伐採や草刈りを順次行うものである。

 今回は矢ケ崎川の整備の番であった。

 今は、河床整備の方は消防団員が中心となっていて、主に男性陣が行い、これに合わせて、公民館の清掃も行っていて、こちらは女性陣と子供たちが中心となっている。

 また、この日は災害時の炊き出し訓練を兼ねて、カレーライス作りも行われて、作業後のみんなの楽しみとなっている。

 予定日の3日前に、責任者のM建設部長から電話があり、河床整備の予定日の天気予報では雨85%だけどどうしましょうかという。カレーライス作りのための材料調達を考えると、少なくとも前日、できれば2日前には予定通り実施するかどうかを決めなければならない。明日まで待って、決定しようということになった。

 2日前、天気予報の数値の方は相変わらずであったので、中止することに決めた。順延にしなかったのは、消防団にその次週、別の予定が入っているので、もともと順延はしないことになっていたからである。

 急遽関係者に中止の連絡をし、区域内の放送を担当しているウグイス嬢に、放送内容の原稿を届けて、河床整備の前日夕方と当日早朝の放送をお願いした。

 当日の朝起きて先ず外の様子を見ると、道路は湿っていて霧雨が降っているようで微妙な天候であったが、もう変更はできない。

 集合時刻の9時少し前に現地に行ってみると、責任者のMさんがすでに来ていた。この頃には雨も止んでいたので、中止の放送を聞いていない区民が来る可能性がある。

 実際、集合時刻少し前にやってきたご婦人がいて、聞いてみると、やはり放送は聞いていないという。

 年2回の地域の行事であり、環境美化とともに河川の防災を兼ねて行われているものなので、このように雨天中止になった場合にどのように補うのがいいか、新たな課題ができた。

 旧公民館にずっと掲げられていて、今は取り外されている額があって、そこには42年前の河床整備時の写真と共に、次の文が記されている。

 「悠久の時の流れの中で幾度となく災害を繰り返してきた矢ケ崎川、精進場川から、安全で安心を守るべく河床整備をすることに住民が立ち上がった。これからも災害から地域を守る爲にこの行事が続くことであろう。
 
 昭和五十八年、第一回河床整備事業が区民有志によって行われた。又これに伴い公民館に於いて婦人部有志により災害時に備えて炊き出し訓練が行われ昼食を共にした。
                              区長     小林正直
                              写真副部長  小林恒治」

 

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有朋自遠方來、不亦樂乎

2025-05-22 00:00:00 | 岩石
 この漢文はどう読むのだっただろうか。

 友有り、遠方より來たる、また樂しからずや だったか
   友遠方より來たる有り、また樂しからずや だったのか。

 どちらも同じ意味なのか、読み方の違いで意味が微妙に異なると習った記憶があるが、よくわからない。

 先日、元の職場で同僚であった東京在住の友人から、もう一人の同僚と共に二人で信州にドライブに出かけるので、久しぶりにランチをご一緒しませんかとの連絡が届いた。

 連絡をもらった I さんとはもう30年以上会っていない。一緒に来るというMさんとは20年ほど前に、お互いに元の会社から出向あるいは転籍で他社に移った時に出会っていた。

 賀状の交換だけは続いていたので、Iさんは私がショップを開いていることを知っていた。

 当日、待ち合わせ場所に指定したテニスコート脇で待っていると、派手な黄色い車が近づいてきて、見覚えのある、しかし相応の年を重ねた顔が車の窓から見えた。

 一旦ショップに案内して一息入れてから、予定していた南軽井沢の別荘地内にある軽食のとれるレストランに案内した。ここは、私がときおり利用している店で、イギリス風のフィッシュ&チップスを食べることができる。

 テーブル席からの眺めのいい場所で、ここにきて時間を過ごすことをとても楽しみにしているので、友人が訪ねてくるとよくここに案内している。

 フィッシュ・フライは以前よりも少し小さくなったように感じていたので、スコーンも一緒に注文して紅茶と一緒にいただいた。

 Iさんはときおり軽井沢に来ているとのことであったが、この店のことは知らなかったらしい。Mさんは生まれは佐久だが、小さい時に東京に移り住んだので、軽井沢に来るのははじめてだという。

 ふたりともこの店のことをとても気に入って、今度は家族と一緒に来たいとの感想を語ってくれた。

 一緒に仕事をしていたのは、もう40年ほど前のことだが、話しているうちに当時のことがいろいろと思い出され、お互いに随分多くの経験をその後も積み重ねてきたことがわかるひとときであった。



 
 

  
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トボトボ(徒歩徒歩)日記 521

2025-05-21 00:00:00 | 日記
 朝、鋭い鳴き声で目が覚めた。窓の外を見ると、側溝の上に1羽の鳥がいて、よく見るとアオゲラである。このような場所で見るのは珍しい。

 アオゲラの少し先の方にもう1羽の鳥がいるのに気が付いた。こちらはコムクドリである。この二羽がけん制し合って鳴いているようであった。

 コムクドリの方は口に巣の材料らしいものを咥えていて、飛び立っていった。そういえば、このところ庭でコムクドリを見かけることが多くなっている。近くで巣を作っているようである。

 当地に住むようになって入手した「軽井沢のホントの自然」(石塚 徹著、2012年 ほおづき書籍発行)にこのコムクドリのことが紹介されていて、「ご近所のコムクドリ庭に招こう」という記事があった。

 その内容を受けて、数年前に庭に巣箱を設置したところ、コムクドリは下見に来ていたものの、結局はその巣箱には入らなかった。今回も、まだ残ったままになっている巣箱ではなく、どこか近くに巣作りをしているようである。

 もうだいぶ古びてしまったので、巣箱を新しくして、コムクドリが入るのを待とうと思う。

側溝の上のアオゲラ(2025.5.19 撮影)

巣の材料を咥えるコムクドリ(2025.5.19 撮影)
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トボトボ(徒歩徒歩)日記 520

2025-05-20 00:00:00 | 日記
 軽井沢ハーフマラソン2024の開会式の挨拶の中で、土屋町長から軽井沢WineDayのことが紹介された。この日の午後、軽井沢駅でワインの試飲ができるので選手の皆さんもぜひ出かけてくださいというものであった。

 そういえば、町からのお知らせでこのことが紹介されていた。

 改めてLineで送られてきた記事を見ると、次のようである。

* 軽井沢WineDayオープニングセレモニー(5月18日 13:30~14:00)
  ・千曲川ワインバレーのワインを振る舞い(無料)
  ・軽井沢町土屋町長、小諸市小泉市長、信州ワインバレー構想推進協議会会長成澤さん
  のトークセッション

* 千曲川ワインバレーのワインの試飲・販売会(14:00~17:30)
  ・イルフェボーワイナリー・ドゥ モンターニュ タテシナ・坂城葡萄酒醸造・Vigneron
  コトノモト・軽井沢アンワイナリー・マンズワイン小諸ワイナリー・Farm Little Bird・
  バルダー果樹園・J’s Vineyard・ルーセントワインHIRO・小諸なる小宮山商店・沢屋・
  軽井沢鹿工房・八重原ハム 

* 軽井沢WineDayスペシャルセミナー(事前予約制、15:00~16:30)
  ・フード&ワインジャーナリスト鹿取さんより
   「目からウロコ!香りやにおいを楽しむワークショップ」
  ・軽井沢アンワイナリー松村さんより
   「幻の軽井沢ワインについて」
  ・RIEDEL社ブランドアンバサダー庄司さんより
   「グラス・テイスティングセミナー(アンワイナリーのワイン3種付)」

 仕事があるので、私はこのイベントに参加することができないが、帰り道に近くにある顔見知りの酒店に立ち寄り「軽井沢ワイン」について尋ねてみた。

 もしかしたら入荷しているかもしれないと思ったが、やはり「生産量が少なく、まだ一般の酒店には回ってきていません」との答えであった。

 普段はアルコール類は口にしないのであるが、この日は先の話題につられて夕食時にスパークリングワインを開けて、妻とボトルを一本空にしてしまった。

 ちなみに、この「軽井沢アンワイナリー」は大日向にあり、詳しいことは次のホームページで見ることができる。 
 https://karuizawawinery.com/

店で扱っているモーゼル社のワイングラス、シャンパングラス、リキュールグラス

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トボトボ(徒歩徒歩)日記 519

2025-05-19 00:00:00 | 日記
 前日の雨も上がり、軽井沢ハーフマラソン2025は無事開会式を迎えた。私が会場のプリンスホテルスキー場駐車場に着いた時には、すでに多くのランナーが集まっていて、思い思いに準備運動を始めていた。

 その後も続々と参加者が集まってきて、広い駐車場が一杯になってきた。

 8時10分には開会式が始まり、土屋町長の挨拶に続いて、マラソン関係者の激励の言葉や注意事項が伝えられた。30名ほどの来賓の紹介も行われ、皆さんから大きな声で選手を激励する言葉が述べられた。

 開会式が終ると、ランナーの皆さんはスタート地点に移動し、長い列を作った。

 9時ちょうどに第1ウエーブがスタートし、続いて9時10分に第2ウエーブがスタート、選手は線路沿いに西の方に走り去っていった。

 選手が通っていったコースはまだ閉鎖されていたので、私はアンダーパスから大賀通りには行くことができず、軽井沢駅の構内を抜けて、軽井沢本通りから万平通りを経由して、徒歩でショップに向かった。

 途中、静まり返った道路沿いに、ボランティアの皆さんが待機し、選手たちが戻ってくるのを待っていた。

開会式前の様子(2025.5.18 撮影)

記念撮影に臨む主催者とマラソン関係者の方々(2025.5.18 撮影)

第1ウエーブのスタートを待つ選手の皆さん(2025.5.18 撮影)

選手の帰りを待つ給水班の皆さん(2025.5.18 撮影)




 
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