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軽井沢からの通信ときどき3D

移住して11年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

トボトボ(徒歩徒歩)日記727

2025-07-27 00:00:00 | 日記
 新しい公民館の利用開始に合わせて、区のホームページ(HP)を開設してほしいとの前区長の要請に応じて、HP制作委員会を組織し、私を含めて6名の委員で基本的なHPの構成を検討した。

 制作は軽井沢町の町会議員でもあるFさんにお願いして、予定通り今年から運用を始めている。

 まだまだ、未完成な部分や定期的に更新が必要な部分があるので、HP制作委員会の4人のメンバーが残り、新たに2名のメンバーを加え、HP運営委員会として再発足した。

 このHPには「旧軽井沢区・区長への意見公募」というページを設けて、区の円滑な運営のため、区民や旧軽井沢区に関係する方々からの意見を受け付けているが、先日初めての投稿があった。

 内容は、街灯に関するもので、「24時間点灯している街灯が散見されます。センサー故障と思われますが修理をした方がよろしいのではないでしょうか。 一区民。 」という内容であり、匿名の方からのものであった。

 これらの街灯が設置されている、およその場所も書かれていたので実際に行ってみると、私の通勤ルート脇にもある街灯の内、全部で4本の街灯が、まだ周囲が明るいのに点灯していた。恥ずかしながら、私は気が付かないでいた。

 道路沿いに設置されている街灯には2種類あって、一部は町が設置したもので、これに何らかの不具合が発生した場合には、区から町に連絡をして修理をしていただくことになっている。

 もう一つは、住民と出張店の方々が結成した「街灯会」が協力して設置し、その会費により自主的に維持管理しているものである。

 今回「一区民」の方から通報があったのは、後者のものであったので、街灯会の関係者に伝え、区会ができることとしてはここまでと考えて、善処をお願いした。

 この街灯会の方の話では、今回の件に関して、状況はかねて把握しているが、センサーの交換費用と電気代とを比較すると、連続点灯させた場合の電気代の方が安いので、今はそのままにしているとのことである。

 因みに、夜暗くなってからもう一度これらの街灯を点検したところ、夜間に消灯する故障の方は皆無であり、きちんと管理されていることが判った。

 
センサーの故障により昼間も点灯状態の街灯(2025.7.25 撮影)



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トボトボ(徒歩徒歩)日記723

2025-07-23 00:00:00 | 日記
 一時は衆議院の解散と合わせて、衆参同日選挙になるかとの噂も流れた今回の参議院選挙、選挙の期日が近づくにつれて、解散などできるはずもないような、与党自民党には厳しい風向きとなった。

 朝6時30分の集合に合わせ、妻が運転する車で送ってもらい、投票場となる公民館に向かった。この日、公民館の入り口の鍵は私が開けることになっているので、少し早めに到着する必要がある。着いて見ると、案の定、町職員が2名、玄関前で待っていた。

 投票所の設営は2日前に終わっているが、当日でないとできない、投票用紙を自動交付機にセットする作業などを町職員がし、私は玄関の「下足入館可」や、トイレまでの脇の通路にはマットを敷いていないので、ここだけは「スリッパに履き替えてください」といった貼り紙をしたりしていると、関係者が集まってきた。

 7時ちょうどには、投票開始の宣言を行う。毎回のことだが、投票一番乗りを目指す区民がいて、この人はすでに先ほどから投票所が開くのを待っている。

 投票箱の中に何も入っていないことを、この一番乗りの選挙人に確認をしてもらって、蓋を閉め、鍵を2か所かけてから投票が始まる。いよいよこれから12時間にわたる投票開始である。

 投票の進捗状況は逐次現場職員から、町役場の本部に報告することになっていて、今回は9時30分に第1報をスマホのアプリを用いて送り、その後19時の最終報告まで計6回速報を送ることとなっていた。

 投票管理者としての私の責任は重いものがあるが、同時に一選挙人としての関心もある。手元の「時間別投票状況票」に記入しながら、投票の推移を見守った。

 前回の衆院選での当地軽井沢町の投票率は56.48%であった。今回は多くの身近な争点があり、国民の関心度合いも高まっていることもあって、投票率が伸びるのではとの事前予想もあり、実際そのようになった。

 当会場でも夕方近くなってくると、累積投票者数に皆の関心が集まり、速報値が伝えられると「ホー」という声が上がり始めた。

 14時頃に投票率(期日前投票数を含む)が50%を超え、その後18時には57%を超えて、前回の衆院選の投票率を上回り、この調子でいけば久々に60%を超えるかもしれないとの期待が会場に溢れた。18時半頃には、不在者投票数を加えると、あと6名で60%を超えるところに来た。

 軽井沢町は毎回19時で投票を終了しており、その少し前になるといつも、仕事を終えたT旅館のご夫妻が揃って投票場に現われるので、あと4人で60%を超えますね、などと隣にいるKさんとささやいていると、若い夫婦らしい選挙人が数組、続いて投票場に入ってきて、あっさりと4人をクリアした。
 
 翌日の軽井沢町のHPには次のような選挙結果が掲載された。

軽井沢町の2025年参院選挙結果(軽井沢町HPから引用)

 翌日の購読紙の朝刊には、「自公敗北 政権苦境」の大きな見出しが掲載された。投票率(選挙区選)は、新聞社の推計で58%前後と報じられた。総務省では連休の中日となる今回の選挙では、低投票率を懸念していたというが、それを跳ね返す関心の高まりがあったようである。結果、与党には厳しいものとなった。

 購読紙には次のような政治部長のコメントが掲載された。

 「閉塞感 政治に失望  衆院選、東京都議選に続く敗北である。信念なき場当たりの対応を重ねた自公政権に、有権者は厳しい審判を突き付けた。石破首相は選挙で示された民意に真摯に向き合い、自らの進退を判断すべきだ。・・・この先、政治の漂流は避けられない。自公の政権運営は厳しさを増し、新たな『国難』とも言える状況になりかねない。・・・」

 我々の目の前では、あってはならない世界情勢が展開している。その先にはこれもあってほしくない自然災害が予測されている。さらには、将来のために今手を打っておかなければならない技術開発課題がある。政争を排し、こうした課題に与野党が一致協力して取り組んでもらいたい。

2025年参院選軽井沢町第1投票区投票所(2025.7.20, 6:24 撮影) 

 
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トボトボ(徒歩徒歩)日記719

2025-07-19 00:00:00 | 日記
 参議院選挙を二日後に控え、町役場ではその事務説明会が開かれた。これまでも投票立会人として、選挙当日投票所に詰めたことはあったが、今回は投票管理者という立場になったため、町役場の職員と共に、初めて事務局からのこまごまとした選挙当日の業務についての説明を受けた。

 説明会終了後、今度は投票所となる公民館に移動し、町職員は投票場の設営を行った。前回の投票から、新しい公民館に投票所が移り、下足での入館を可能にしようということで、マットを敷いて新しい床の保護をしているので、私の方は、職員に手伝っていただいて今回も同様の対応を行った。

 K 分館長も駆けつけてくれて、無事準備は完了し、その後事務室で少し話をしていたら、分館長が部屋にあった「めざせ中山道制覇! ウォーキングマップ」を見つけて、それを示しながら、「私は、プレゼントがもらえるところに来たんですよ」と言う。

 私も今年からこのマップをつけ始めているが、まだ3分の1程度しか埋まっていないので、ずいぶん早いですねと言うと、毎朝1時間ほど歩いているからという。

 彼によると、事務局の社会福祉協議会に問い合わせたところ、用意した限定60名のプレゼントはまだ20数名しか受け取っていないとのことである。

 今年4月からショップまでの通勤を車から徒歩に切り替えて、できるだけ歩くようにしているが、このところの暑さのため時々車を利用しているので、私はなかなか距離が伸びていない。

 帰宅して私のウォーキングマップに追記してみたが、今日現在210㎞、景品プレゼントがもらえる431㎞は大分先のことで、先着60名の中に入るのは、どうも無理なようである。

ウォーキングマップ表紙

ウォーキングマップ記入面

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トボトボ(徒歩徒歩)日記710

2025-07-10 00:00:00 | 日記
 春になると日本人は少し変になると外国人から言われるくらい、我々日本人はサクラが好きなようである。全国にはそのサクラの名所もとても多い。

 サクラといえばソメイヨシノが代表格だが、当地軽井沢ではソメイヨシノは冬の寒さのせいで、うまく育たないとされているので、我が家ではオオヤマザクラを植えている。

 近隣地区には小諸懐古園や佐久地域などサクラの名所として知られるところも多いが、軽井沢にも、それぞれの場所の本数はそれほど多くはないものの、いくつかサクラを楽しむことのできる場所が知られる。

 そうした場所の中のひとつで、このサクラの管理方法が話題になっている。

 昔からのことわざにあるように、サクラの木の枝は切らない方がいいとされる。サクラの枝を切ったために、樹勢が衰え、花が咲かなくなったり、悪くすると枯らしてしまうというのである。

 これは、事実の様でサクラの木の管理方法について調べてみると、枝の剪定方法についての注意が記されている。

 その中から代表として、NHK 「みんなの趣味の園芸」でどのように記されているかを見ると、
 「剪定:適期は12月から3月上旬です。成長期に強い剪定をすると長期間開花しなくなるので注意します。太枝を切ることがないように小さい時から樹形を整えるようにします。やむを得ず太枝を切ったときは、防腐処理剤などで切り口を処理しておきます。」

 絶対に切ってはいけないというのではなく、木が小さいうちから将来の姿を考慮しつつ剪定し、木が大きくなってから太い枝を切り落とすことの無いように管理することが大切なのだということになる。

 すでに大きく成長してしまったサクラが、気がついて見ると電線にかかったり、傍にある建物に覆いかぶさったりした場合、どのようにすればいいのか、関係者が悩むことになる。

 そのまま放置すれば、ますます事態が悪化することが予想されるこうした成長したサクラの適切な管理とは、いったいどのようなものだろうか。専門家はどのようなアドバイスをするのだろうか、聞いてみたいと思っている。

 

 
 
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トボトボ(徒歩徒歩)日記 628

2025-06-28 00:00:00 | 日記
 今は休刊状態になっているが、私の住んでいる地区では「公民館旧軽分館報」という名前のタブロイド判の新聞が、年に2回、10年ほど前まで発行されていた。

 この分館報を少しづつ読みながら、これまでの先輩役員諸氏の活動や当地域の住民の皆さんの考えの変遷などを振り返っている。

 平成8(1996)年7月20日発行、第 26 号の記事の中に、私が毎朝徒歩徒歩通勤をしている道路の写真が掲載されていることに気がついた。やや不鮮明なこの写真には「歩道の狭い通学路」という文字が付されている。

 この道路の歩道部分は現在も途中から道幅が3分の1くらいに狭くなり、毎日のように子供たちが通学時に利用しているが、不便を感じていることは明らかである。

 記事は軽井沢中学校PTA旧道支部長のHさんのもので、文章の方を読んでいくと、「・・・あと五十センチ歩道が広ければ小学校のPTA時代にも何度となく話し合いをし、町に訴えた事でしょうか。・・・事故が起きてからでは何事も遅いのです。その前に、十年位訴えつづけているこの事に町側又土地の所有者の方の考えをはっきりさせるべきではないのでしょうか。・・・」とあり、今から約40年前から、この訴えがなされていたことが判る。

 私も、一部が狭くなっているこの歩道の近くに住んでいることもあって、個人的に感じている「軽井沢の七不思議」の一つに取り上げている。

 この狭くなった歩道には、今は車道側に鉄柵が設けられ、ここを歩く人が車道側にはみ出したり、自転車に乗っている人が誤って倒れこんだりすることは防止されているが、幅が狭いことには変わりはない。

 この歩道は、もちろん児童生徒たちが通るだけではなく、住民もそして観光客も利用している。

 ここは軽井沢の観光名所である雲場池にも近い場所である。以前は雲場池には駐車場が2か所あったが、2年ほど前にその両方が廃止され、今はホテルとレストランが建設されている。

 雲場池に向かう観光客などは、かなり離れた旧軽井沢銀座周辺の駐車場に車を停めて、この歩道を歩いて雲場池に向かうことになる。それは観光バスで来る人たちも同様で、多くの人がガイドさんに案内され、列を作り道路脇の歩道を歩く姿を見かける。

 そして、この歩道の狭い部分の手前まで来ると、横断歩道を利用して、反対側の広い歩道に渡って移動している。

 過去約40年間、この歩道をめぐりどのような検討や議論がなされてきたのだろうか。

 同じ号の「分館報」の上の方に当時の区長Wさんの「区の活動について」という記事が掲載されている。ここには当時取り組み中の8つの事項と、今後取り組む4つの事項が挙げられている。

 その中でとりあげられていた公民館の建て直しは昨年ようやく実現し、今年から本格的な利活用が始まった。他にも公衆トイレの設置はすでに実現しているが、歩道の拡幅は区の取り組みとして採り上げられていなかったためか、未だに実現していない。

 30年前に比べると、児童数が減ったとはいえ、今もこの歩道を利用して通学は続いている。さらに雲場池を訪れる観光客が多数この歩道を利用するようになったという状況変化もある。改めてこの歩道の拡幅を町と土地所有者に働きかける必要があるのではないかとトボトボと歩きながら思いを巡らせている。


平成8(1996)年7月20日発行の公民館旧軽分館報の記事

「分館報」の記事にある写真とは反対側から見た狭い歩道部分(2025.6.21 撮影)

狭い歩道の反対側の歩道から旧軽井沢方面を見る(2025.6.26 撮影)
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