軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

今月の雲場池(12月)

2022-12-30 00:00:00 | 軽井沢
 朝の冷え込みがだいぶ厳しくなって、雲場池の小池の表面に氷が張る日もでてきた。ただ、主池はまだ凍ることはない。この池の水源はすぐ上流の鹿島の森にあり、供給される湧水量も多いからであろう。

 おかげで、マガモはじめこの池の水鳥たちは安心して過ごしているようである。今の時期に個体数が多く、ほぼいつでも見られる種はマガモ、カルガモ、キンクロハジロで、オオバンも1羽が住みついているように見える。これに時々、オカヨシガモ、コガモ、ヒドリガモ、ダイサギが加わる。このほか、昨年に続いてヨシガモも1日だけ美しい姿を見せた。

 今月の定点からの雲場池の様子は次のようである。木々の葉はすっかり落ちてしまっていて、周辺の別荘地の庭では、この落ち葉の処理を行うブロワーのエンジン音が響いている。
 今年の初雪は12月13日で、雲場池周辺にはうっすらと雪が積もった。

 その後日本海側を襲ったクリスマス寒波の影響で軽井沢でも10㎝以上の雪が積もり、雲場池は本格的に冬景色に変わった。スマホのパノラマモードの写真で見ていただく。


2022.12.1 撮影


2022.12.8 撮影


2022.12.13 撮影


2022.12.22 撮影


2022.12.23 撮影


2022.12.24 撮影


2022.12.25 撮影


2022.12.29 撮影

別荘地の庭の落ち葉が作るグラデーション(2022.11.26 撮影)

別荘地の庭の落ち葉(2022.12.5 撮影)


落ち葉をブロワーで1か所に集める(2022.12.4 撮影)


氷が張った小池(2022.12.18 撮影)

クリスマス寒波で小池に張った氷は雪で覆われた(2022.12.24 撮影)

 続いて水鳥の様子を見ていただく。

マガモ♀(2022.11.25 撮影)

浮かぶマガモ♀(2022.12.10 撮影)


羽ばたくマガモ♀(2022.12.16 撮影)


背中の羽が頭部と同じように構造色に輝くマガモ♂ 1/2(2022.12.3 撮影)

背中の羽が頭部と同じように構造色に輝くマガモ♂ 2/2(2022.12.4 撮影)


羽ばたくマガモ♂(2022.12.1 撮影)

マガモのペア 1/2(12022.11.27 撮影)


マガモのペア 2/2(2022.12.16 撮影)


飛ぶマガモ♂(2022.11.27 撮影)

羽ばたくカルガモ(2022.12.22 撮影)


雪の降った日のカルガモ(2022.12.25 撮影)

キンクロハジロの群れ(2022.12.26 撮影)

潜って採った藻を食べるオオバン(2022.12.16 撮撮影


虹彩が赤いオオバン(2022.12.17 撮影)


オカヨシガモとの会議に加わるオオバン(2022.12.16 撮影)


オカヨシガモ♀(2022.11.25 撮影)

オカヨシガモ♂(2022.11.25 撮影)

オカヨシガモのペア(2022.11.27 撮影)


コガモ♀ 1/2(2022.12.4 撮影)


コガモ♀ 2/2(2022.12.18 撮影)


美しい冬羽にもどったコガモ♂(2022.12.5 撮影)

コガモ♂(2022.12.4 撮影)


恐ろし気に見えるコガモ♂の尾羽(2022.12.5 撮影)


マガモ♂(手前)と並んで泳ぐコガモ♂(2022.12.16 撮影) 


並んで泳ぐコガモ♂(左)と♀(2022.12.4 撮影)

ヒドリガモ♀(2022.12.22 撮影)

冬羽への換羽の最終段階のヒドリガモ♂(2022.12.25 撮影)

冬羽に換羽したヒドリガモ♂(2022.12.25 撮影)

ヒドリガモのペア(2022.12.19 撮影)

羽ばたくヒドリガモ♂(2022.12.23 撮影)

ヨシガモ♀(2022.12.15 撮影)

ヨシガモ♂(2022.12.15 撮影)

ダイサギ(2022.12.19 撮影)

飛び立つダイサギ(2022.12.19 撮影)

ダイサギの群れ(2022.12.19 撮影)

樹上のダイサギ 1/2(2022.12.29 撮影)

樹上のダイサギ 2/2(2022.12.29 撮影)

 雲場池に隣接し、雲場池からの水を集めて流れる精進場川にはカワガラスがときおり姿を見せる。警戒心が強いようで、近づいていくとすぐに距離をとって遠ざかってしまう。手元の図鑑の分類では、水辺の鳥ではなく山野の鳥の方に入っている。

カワガラス 1/3(2022.11.27 撮影)

カワガラス 2/3(2022.12.3 撮影)

カワガラス 3/3(2022.12.4 撮影)

 周辺の樹上では、通年見られるシジュウカラのほか、キバシリ、ホオジロ、シロハラホオジロ、ヒヨドリ、ベニマシコ、ミソサザイ、エナガ、カケス、アカゲラ、アオゲラ、セグロセキレイ、キセキレイ、ノスリの姿が見られた。以下紹介する。

キバシリ 1/2(2022.12.17 撮影)

キバシリ 2/2(2022.12.17 撮影)

ホオジロ(2022.12.10 撮影)

シロハラホオジロ(2022.12.25 撮影)


イチイの赤い実をついばむヒヨドリ(2022.12.8 撮影)


ムラサキシキブの実をついばむベニマシコ(2022.12.8 撮影)


雲場池の周囲を敏捷に飛び回るミソサザイ(2022.12.17 撮影)

小群でこずえの間を飛び回るエナガ(2022.12.18 撮影)

エナガ(2022.12.23 撮影)

数羽の群れを作り人の気配にジェーと鳴くカケス(2022.12.13 撮影)


カケスの飛翔を連続撮影した(2022.12.17 撮影)

アカゲラ♀(2022.12.23 撮影)

アオゲラ♀(2022.12.22 撮影)

セグロセキレイ 1/2(2022.12.26 撮影)

セグロセキレイ 2/2(2022.12.26 撮影)

キセキレイ(2022.12.19 撮影)

ノスリ(2022.12.25 撮影)

飛ぶノスリ(2022.12.25 撮影)

 池周辺の木の根元に木くずが落ちているのに気がついて、上を見上げると真新しい穴があけられていた。犯人(鳥)はコゲラではないかと思われたが、周囲に姿は見えなかった。後日、穴の入り口に羽毛らしいものが見られたので、出入りをしているようである。来春、幼鳥を見ることができるだろうか。楽しみである。


立ち木にあけられた真新しい巣穴(2022.12.1 撮影)


巣穴の入り口に羽毛がみえる(2022.12.23 撮影)


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ウクライナ情勢(12/20~12/26)

2022-12-27 00:00:00 | ウクライナ情勢
12月20日
・バイデン氏長崎訪問 検討 広島サミット機に 核なき世界 発信 住民感情など慎重見極め
・防衛の視座 展望㊦ 増税明記 細部先送り
・露、キーウに自爆機攻撃 インフラ施設被害 
・偵察衛星開発 北「最終実験」 18日のミサイルか
・中国艦 領海侵入 屋久島沖
・中国「海外警察」日本国内で活動か
・宇宙活用へ安保指針 政府、来夏めど策定 JAXAと連携・衛星一体運用
・北弾道ミサイル 今後も警戒監視 官房長官
・立民 安保政策大筋了承
・露武器商人、政治活動を活発化 身柄交換で帰国
・ゼレンスキー氏がW杯「平和」訴え用意 FIFA認めず
・中国海警船が比補給船追尾 南シナ海

12月21日
・金与正氏 通常軌道でICBM 示唆 北外務省 日本の「反撃能力」批判
・米韓空軍訓練 北をけん制 B52 やF22参加
・立民安保 玉虫色の決着 党政策「反撃能力」反対 ミサイル長射程化は容認
・対ウクライナ 「顔の見える支援」へ 地雷除去訓練、探知機供与
・同市国軍支援に外務省が20億円 予算計上へ
・世耕氏(参院幹事長)26日から訪台
・露ベラルーシ連携強化 首脳会談 核搭載機訓練 継続
・ウクライナ勝利「不可欠」 欧州10か国 「露停戦呼びかけ無意味」
・北ICBM 米到達目指す 「通常軌道」示唆 大気圏再突入 検証か
・露和平交渉「先の話」 グテレス国連事務総長記者会見

12月22日
・中国「南西諸島攻撃」訓練 習氏指示 安保3文書受け開始
・ゼレンスキー氏訪米 バイデン氏と首脳会談へ
・北方領 激しいやり取り 外交文書公開 
 海部氏 「共同宣言」明記要求
 ゴルバチョフ氏 「解決に至らず」
 クーデター失敗後 対ソ積極支援に 保守派失脚 進展に望みかけ
・基金の余剰返納 首相、閣僚に指示 防衛増税に理解狙う
・長期支援 米に直接要請 ゼレンスキー氏 侵略後 初の出国 政変可能性なし判断か
・併合4州の治安強化指示 プーチン氏 住民ら抵抗「厳しい」
・キーウに輝く 世界遺産ソフィア大聖堂」の広場にクリスマスツリー
・中国、経済で豪揺さぶり 「包囲網」けん制 安保面は譲歩せず
・解説 国家安保戦略など3文書
 「非対称な同盟」是正へ一歩
 日米防衛指針の改定必要、防衛産業てこ入れ急務
・思潮 論壇誌12月 第3極たる諸国の動向着目、日本外交 柔軟姿勢で地域に関わる

12月23日
・米、ウクライナ支援継続 首脳会談 パトリオット供与
・米、長期支援アピール ウクライナ バイデン氏 超党派合意狙う
・【社説】ゼレンスキー氏 電撃訪米の訴えに応えたい
・中国警察拠点 「解明進める」 官房長官
・国際経済 米、異例の強力規制 先端半導体 中国に渡さず 極超音速兵器の設計に使用
・「民主主義守る戦い」 ゼレンスキー氏演説 米の「支援疲れ」払拭狙う
・激戦地から「極秘の旅」 ゼレンスキー氏
・電撃訪米 露に痛手 プーチン氏 「戦費無制限」強調
・欧州の米依存 印象づけ
・ゼレンスキー氏米議会演説の要旨
・米ウクライナ首脳共同記者会見の要旨
・南シナ海埋め立て懸念

12月24日
・114兆円予算 防衛強化 来年度案決定 6.7兆円増 最大
・北、弾道ミサイル2発 変則軌道か 日本海EEZ外落下
・防衛費増 予算膨張 114兆円案 規模先行 財政再建 さらに遠く
・「反撃能力」保有へ6.8兆円
・【社説】来年度予算案 歳出膨張に危機感が足りない
・「宇宙安保構想」 首相が策定指示
・ウクライナ侵略10か月 ウクライナドローン応酬
 ロシアとウクライナはミサイルやドローン攻撃を活発化している 
 東・南部の前線こう着 露収入源、原油に上限
・露、元アフガン兵勧誘 米軍訓練受けた「即戦力」
・北、露側に兵器供給 米確認
・独情報機関職員 露に機密を流出 容疑で逮捕
・2023年度予算案閣議決定 防衛 継戦能力を大幅強化

12月25日
・地球を読む 米の台湾政策 時間稼ぎという「知恵」、露骨な中国挑発は無益 
 ジョセフ・ナイ 国際政治学者
・米、台湾へ軍事融資強化 権限法成立 国防予算 最大113兆円
・中国強く反発 
・中央アジア 中露依存低減へ 林氏、5か国外相と会合 人材育成を支援
・ウクライナ自衛支援 防空兵器提供 米欧急ぐ 戦車や「長距離」 
 攻撃目的は抑制 露の不足 深刻か、制裁影響 イラン・北から調達加速
・マリウポリ 300人死亡の劇場 解体 露、証拠隠滅か
・露 元首相 砲撃で負傷 ウクライナ東部に滞在中
・ウクライナ侵略 「中国の立場難しくした」 駐EU大使が発言
・露人権活動家は 「米欧のスパイ」 ロシア法務省指定
・2022年読者が選んだ海外10大ニュース ①露、ウクライナ侵略 戦闘 終結見通せず
 
12月26日
・尖閣領海に中国船「72時間」 海警局 連続滞在最長 
 国交正常化50年 緊張高いまま
・中国、台湾周辺で実弾演習 米に対抗か
・露、ヘルソン攻撃繰り返す ウクライナ 全土で一時空襲警報
・ゼレンスキー氏 国民に不屈訴え クリスマスメッセージ
・クリスマスも「脱ロシア」 ウクライナ正教会 12月25日祝祭 容認 停電のキーウ 祈りの灯
・日本の支援 発電機到着

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今年最後の満月

2022-12-23 00:00:00 | 天体
 今年11月8日、皆既月食と天王星食が同時に起きるという珍しい現象を撮影したが、これに触発されて普段はほとんど気にすることがなかった太陽と月の動きに関心を持つようになった。

 私よりよほどこうした天体の運動について詳しい妻に聞いてみると、日の出と日の入りの時刻には、ちょっと面白い現象があるという。

 すなわち、日の出が一番遅くなる日、日の入りが一番早くなる日は冬至その日ではなく、それぞれ約半月ほどずれるのだという。冬至は昼の長さが一番短い日だと理解していたので、日の出が一番遅くなり、日の入りが一番早くなる結果そのようになると思い込んでいたのであったが、調べてみると確かに違っていた。

 こうした天体の運動についての詳しい情報は、国立天文台や海上保安庁のホームページに出ているので、一年間を通じての日本各地での日の出時刻・日の入り時刻とその方位を知ることができる。これをみると、確かに長野市の場合日の出が一番遅くなるのは年を越して2023年1月6日頃で7:00時であり、日の入りが一番早くなるのは12月7日頃の16:31時と、冬至の12月22日ではないことが分かる。

 なぜこうしたことが起きるのかについては、意外に難解で容易には言い表せないようなので、ここでは深く追求しないことにする。

 ところで、こうした資料の中には、月についての情報もあり、やはり月の出没する時刻や方位角が地点ごとに示されている。

 当地軽井沢ではどうなっているのかと調べてみると、軽井沢そのものではないが、長野市のデータがあり、11月8日の皆既月食の次の今年最後の満月は12月8日から9日にかけてであり、この時月の没する方位角は302-304度であることが判った。

 地図上で自宅から300度付近の方位を見ると、ちょうど浅間山の方角と一致している。皆既月食を観察してから数日たった日の朝、近くの浅間山を見通せる場所に行ってみると、少し欠け始めたレモン月が浅間山の左斜め上方に見えた。

 そこで、12月9日の満月の日の早朝、浅間山山頂に沈んでいく月の撮影ができるかもしれないと思い立ち計画を練った。撮影場所はとりあえず自宅周辺とし、9日は月没時刻が7時44分、日の出の時刻が6時48分であることを確認してその日を待つことにした。

 予定していた日の前日12月8日早朝に撮影地点に下見に出かけてみた。日の出時刻は6時46分とほとんど翌日の予定日と同じであるが、月没時刻は6時45分と約1時間ほど早く、日の出とほぼ同時刻である。

 早めに出かけたので、まだ暗い空に月が輝いていて、浅間山は暗く沈んでいる。しばらくして、月が没していったのは資料情報よりも50分以上も早い5時52分頃のことで、日の出前であった。それも浅間山ではなく左側にある離れ山の斜面下方に消えていった。

 この差は、情報が長野市のものであったことと、軽井沢の撮影地点が950mの高地にあること、そして月没がさらに高い山の陰であることなどによるものと思われるが、明日の本番の撮影に向けての参考になった。また明日の月没の方位は、2度ほど北に移動するので浅間山にかかる可能性がある。

 当日、先月の皆既月食撮影の時と同様、超望遠レンズを装着したカメラとタイムラプス撮影ができるビデオカメラとを用意して撮影に臨んだ。幸い天候に恵まれ、以下のような撮影ができた。

 撮影地点に着いてからしばらくの間はまだ日の出前の暗い空に満月が輝いていて、次のようであった。


今年最後の満月(2022.12.9, 6:31a.m. 撮影)

 次に、日の出時刻を挟んで、満月が浅間山に沈んでいく様子をタイムラプス撮影したところを見ていただく。場所は浅間山の頂上ではなかったが、山麓の斜面に消えていく様子が撮影できた。後半、日の出と共に浅間山が赤く染まっていくのがわかる。

浅間山に満月が没する様子(2022.12.9, 6:29~6:54 a.m. 、 30倍タイムラプスで撮影)

 ビデオ撮影の傍ら、写真撮影を行っていたが、満月が浅間山の直線的な稜線に沈んでいくことが判り、先日のFIFA サッカーワールドカップの予選リーグ、日本とスペインの試合で三苫選手が見せた1mmの奇跡のことを思い出し、満月が稜線に接する瞬間を撮影した。次のようである。

満月が浅間山の稜線に接する瞬間(2022.12.9, 6:54 a.m. 撮影)

 この写真は、来年2023年の干支「卯」にちなんで年賀状に採用してはどうかとの妻の勧めもあり、それに従うこととなった。ウサギの姿を思い浮かべていただけるであろうか。

 では、早めではありますが皆様よいお年をお迎えください。

 来年はコロナの終息とウクライナ情勢が少しでもいい方向に向かうことを願っています。
 
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ウクライナ情勢(12/13~12/19)

2022-12-20 00:00:00 | ウクライナ情勢
12月13日
・自衛隊施設に建設国債 防衛予算方針を転換 1.6兆円充当へ 増税は法人・復興・たばこ
・空港 F35 発着備え改修 先島諸島 政府調整 与那国 護衛艦接岸可能に
・3文書改定案 自公合意 反撃能力「トマホーク」導入
・米、韓国から弾薬購入へ ウクライナ支援で在庫減 砲弾10万発か
・露軍劣勢長期化 プーチン氏 深まる苦境 国内、厭戦ムード拡大
・「東部全域制圧」進まず ウクライナ徹底抗戦
・【社説】次期戦闘機開発 防衛産業の底上げにつなげよ
・防衛の視座 現場から5⃣ 国民保護体制 整備急ぐ 自体認定に時間 手遅れ懸念
・防衛増税「閣内で共有」 松野長官 高市氏「理解できぬ」投稿で
・国債償還ルール「60年」見直しを 萩生田氏言及
・米、装備調達多様化図る 韓国弾薬購入へ ウクライナ支援 連携強化
・米、HOIMARS代替検討 ウクライナ 提供、生産ペース超えか
・露インフラ攻撃 防衛へ支援継続 米、ウクライナに

12月14日
・海保予算 27年度1.4倍に 尖閣対応 自衛隊連携 強化 政府「方針」策定へ
・中国船 領海侵入「緊迫化」
・286民兵団の組織化計画 独極右勢力 陰謀論者らと「混合」
・【社説】独政権転覆計画 陰謀論者の幻想では済まない
・防衛増税 首相引かず 主導力アピール 「不服」高市氏を自ら説得
・「反撃能力」見解先送り 率民、リベラル派に配慮
・安保3文書 自公了承
・日米韓 安保協力で一致
・エネ支援「1160億円必要」 ウクライナ大統領要請 パリで国際会議
・ウクライナ支援拡大でEU一致 外相理事会
・ウクライナ大統領府 イーホル・ジョウクバ副長官 復興支援 日本に期待
・露弾薬在庫「年明け枯渇」 米高官分析 イラン・北と交渉か
・プーチン氏年末会見なし 大統領報道官 政権批判回避か

12月15日
・防衛費増 3税目確認 自民税調 復興税下げ新税案も
・【社説】ウクライナ支援 冬を乗り切る体制作りを急げ
・防衛費 付加税創設 「復興軽視」自民内に不満 「丁寧な説明 必要」
・超党派議員 発電機寄贈 4台
・海保体制の強化言及 松野官房長官
・ウクライナ軍 南部で攻撃強化か 露拠点を複数破壊
・パトリオット 米供与の方向 ウクライナに
・在韓米軍に「宇宙軍」 北のミサイル探知・追跡
・解説 ポーランドにミサイル着弾
 NATO 対露衝突回避に腐心 「集団防衛の原則」適用慎重 ウクライナへの「核」抑止

12月16日
・日本の防衛力強化 「賛成」日本68% 米65% 本社・ギャラップ共同世論調査
・EU、東南アを取り込み 経済テコに 中露へ対抗狙う
・防衛費増 3税目了承 法人 所得2400万円以下 増税せず 与党税制協議会
・防衛増税 反対派に譲歩 3税目了承 実施時期や税率に幅
・「国民の責任」➡「我々」 首相発言を修正 松野官房長官
・北の核開発監視 韓国が強化要請 IAEA事務局長に
・ベラルーシに露軍機 車両60台も 駐留部隊増強か
・露、年末年始も戦闘継続
・日米共同世論調査
 中露は脅威 鮮明に 「米軍が台湾防衛」日本72%、米48%
 日本の防衛力「台湾」と密接 米国人
 「ウクライナ支援強化」半数超
 軍事的脅威 「中・露」日本8割超

12月17日
・「反撃能力」保有明記 安保3文書 閣議決定 戦後政策を転換
・防衛増税 3税決定 法人・所得・たばこ 「時期」先送り 与党税制大綱
・戦争回避「国防の本義」 政治部長 村尾新一
・税調、首相要望丸のみ 与党税制大綱 いとこの宮沢会長 「指示だから」
・首相、増税議論を主導 防衛財源 「説明責任」強調
・安保支出 世界3位へ 27年度11兆円 GDP2%確保で
・中国「脅威を誇張」批判 安保3文書 韓国は理解 米は歓迎
・対中均衡 米と連携 安保戦略 日本を取り巻く環境「戦後最も厳しい」
 反撃能力「前進する盾」
・【社説】安保3文書改定 国力を結集し防衛体制強めよ 反撃能力で抑止効果を高めたい
・目指す防衛力 明確に 安保3文書 防空強化など7項目 
・3自衛隊 統合司令部 組織再編 サイバー2万人に拡充
・重点6分野で海保強化決定
・沖縄の陸自旅団 師団に格上げへ
・「反撃能力」賛否 与野党から
・論点スペシャル 安保3文書 意義と課題
 縦割りの予算から転換 高見沢 将林氏 元国家安全保障局次長
 増額分用途 議論十分に 中里 透氏 上智大学准教授
 「継戦能力」の強化重要 磯部 晃一氏 元陸上自衛隊東部方面総監
・北、固体燃料エンジン「成功」 燃焼実験 ICBM高度化図る
・露、1月にも大規模攻撃か ウクライナ軍指摘 キーウ攻略視野
・露併合4州の犯罪免責法案 下院が審議
・ニッケル王 英・加に続き 米も制裁
・米台 経済協力強化一致
・安保3文書 米識者に聞く
 中国へ懸念 日米共通 
 クリストファー・ジョンストン氏 米戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長
 2%目標 達成に疑問
 ジェームズ・ショフ氏 米国笹川財団シニアディレクター
・防衛予算増「訓練増える」 安保3文書決定 自衛隊員 歓迎の声
・九州・沖縄住民注文も
・沖縄周辺空域で 日米が共同訓練

12月18日
・防衛の視座 展望㊤ 「戦える自衛隊」へ脱皮
・安保3文書 米が支持 バイデン氏「日本の貢献 歓迎」 中国、「反撃能力」に警戒感
・政権復帰10年 自民、安保政策に筋道 党内統治 安倍時代と変容 
 野党 離合集散で多党化 混迷続き 安定化遠く
・プーチン氏作戦会議 初の発表 侵略継続構え示す
・露・インド エネ巡り協議 両首脳、原油追加制裁受け
・露にドローン提供禁止 EU、首脳会議で合意

12月19日
・防衛の視座 展望㊥ 縦割り打破 産官学連携
・北、弾道ミサイル2発 日本海EEZ外に落下
・中国「海外警察」が暗躍 民主活動家へ「殺す」 脅迫電話100回
・独 初のLNG拠点 完成式 露以外から調達加速 ウィルヘルムスハーフェン
・露国防相、前線を視察 ウクライナ 部隊引き締めか
・「海外警察」欧米が調査 政治的抑圧か アフリカなど 中国に協力する国も
・富山→ロシア 中古車輸出急増 輸出額3.4倍

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雲場池の水鳥(23)オシドリ2022

2022-12-16 00:00:00 | 野鳥
 昨年は、朝の散歩でオシドリの姿を見かけたのは、本ブログで紹介した5月25日の1度、それも♂一羽だけであった(2021.7.9 公開)。

 今年もまた姿を見せてくれるだろうか、できれば♀の姿も見てみたいと思っていたところ、軽井沢町が作成した今年の観光ポスターが配布され、そこには「風光・明媚」という文字とともに、雲場池のオシドリのペアを撮影した写真が載せられていた。

 
軽井沢町の観光ポスター2022年版(観光経済課発行)

 これには意を強くし、このポスターをショップにも掲示することにした。それと同時に、ちょっとした疑問があり、ショップに来る顧客から、「雲場池に行けばオシドリの夫婦の姿を見ることができるのですか?」との質問を受けたときに、どのように答えればいいのか考えるようになった。

 そこで、このポスターの発行元である町の観光経済課に電話をして確かめることにした。ある朝一番で担当課に電話をかけたところ、調べてから連絡をいただけるとのことであって、午後回答の電話があり、「使用した写真は間違いなく実際に雲場池で撮影されたものです。」とのことであった。

 これで、顧客には自信をもって、「運が良ければ、雲場池に行けばオシドリの夫婦に会えますよ」と伝えることができるし、私もまた、朝の散歩でその姿を撮影することができる可能性があることが判った。

 それからしばらくして、このオシドリに出会ったのは雲場池ではなく、雲場池からの流れが注ぎ込んでいる精進場川であった。ここでカルガモが泳ぐ姿を時々見かけていたので、この時もそうだろうと思いながらレンズ越しに眺めていたが、少し様子が違うことに気がつき、撮影を始めたところ、すぐにこれがオシドリの♀ではないかと気が付いた。昨年見たあのオスの派手な羽衣ではなかったからであるが、次のようである。

精進場川でカルガモとともに泳ぐオシドリ(左の1羽、2022.7.29 撮影)

川に姿を見せたオシドリ 1/3(2022.7.29 撮影)

川に姿を見せたオシドリ 2/3(2022.7.29 撮影)

川に姿を見せたオシドリ 3/3(2022.7.29 撮影)

 この日やってきたオシドリは一羽だけで、しばらく同じ場所で川辺の水草などをつついたりしていた。

川べりで餌を探すしぐさのオシドリ (2022.7.29 撮影)

川べりを泳ぐオシドリ (2022.7.29 撮影)

 やがて、川沿いの岸に上がりり休息する様子を見せた。

川沿いの石の上で休息するオシドリ 1/2 (2022.7.29 撮影)

川沿いの石の上で休息するオシドリ 2/2 (2022.7.29 撮影)

 はじめオシドリの♀だと思っていたこの個体だが、撮影した写真を図鑑と見比べるうちに♂エクリプスではないかと思うようになった。撮影条件によりやや異なるが、嘴に赤みがあることと、脇の白斑がはっきりとしていない点が♀とは異なっている。

 それにしても、昨年5月に見かけた次の写真とは大きな違いである。オシドリ♂のこの美しい羽衣は冬季のもので、繁殖期が過ぎると♀の姿に似たエクリプスに変化する。今年はすでにエクリプスに変化してしまっていた。だとすると、残念ながら今年はもうポスターのような写真を撮影することはできないことになる。


昨年見た雲場池のオシドリ♂ (2021.5.25 撮影)

 次にオシドリの姿を雲場池で見かけたのは1か月後のことであり、この時も♂エクリプスで、今度は3羽がそろって現れた。

 池の中を広く泳ぎ回り、時には近くにいたカルガモを威嚇してみたり、逆にカルガモに追い払われたりしながら楽しそうに過ごしていた。先月に比べて、羽の白斑がややぼんやりしていると思えた。

雲場池に現れた3羽のオシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)

オシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)

オシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)


オシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)

オシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)

オシドリの♂エクリプス (2022.8.26 撮影)

 3日後、今度は♂エクリプス2羽が、雲場池上流の流れがある場所に飛来していた。

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス2羽 (右はマガモ♂エクリプス、2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス2羽 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 1/6 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 2/6 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 3/6 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 4/6 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 5/6 (2022.8.29 撮影)

雲場池上流に飛来したオシドリ♂エクリプス 6/6 (2022.8.29 撮影)

 軽井沢町の観光ポスターにある、絵にかいたようなオシドリ夫婦の撮影はもうあきらめざるを得ない。それだけではなく、今年目撃できたのは♂のエクリプス、すなわち♀の姿に似せて換羽した♂の姿だけで、♀の姿もみることはできなかった。

 そうこうしているうちに、9月下旬に思いがけない2羽のオシドリの姿を目撃することになった。エクリプスから冬羽へと逆の換羽が始まっていた。特に1羽の方は換羽が進んでいて、何とも情けない姿になっていた。2羽とも嘴の色がより♂らしく赤さが増していた。

冬羽へと換羽が始まった2羽のオシドリ♂エクリプスA(左)とB(右)(2022.9.21 撮影)
 
冬羽への換羽が始まったオシドリ♂エクリプスB (2022.9.21 撮影)

冬羽への換羽がより進んでいるオシドリ♂エクリプスA 1/4(2022.9.21 撮影)

冬羽への換羽がより進んでいるオシドリ♂エクリプスA 2/4 (2022.9.21 撮影)

冬羽への換羽がより進んでいるオシドリ♂エクリプスA 3/4(2022.9.21 撮影)

冬羽への換羽がより進んでいるオシドリ♂エクリプスA 4/4(2022.9.21 撮影)

 さて、来年は♀を伴った美しい冬羽の♂と出会うことができるだろうか。期待している。

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