ＴＲＩＸ

が好きです。「好きなバンドは？」と聞かれたら即答します。
2004年に「INDEX」が出たときは、元カシオペアの熊谷くんと元スクェアの須藤さんが、平井君という若いギタリストと、窪田宏という知らないおじさんのキーボーディストの4人で組んだユニット、くらいの印象でした。
でもＣＤを聴くと「サムライ」は何だか笑えるし、「An Index」は超キメキメフュージョンだし、「Good Luck!!」を初めて聴いたときは大ウケして、お腹をかかえて笑ってしまった。

神保・櫻井時代のカシオペアが青春だった私。「SUNNYSIDE FEELIN'」や「FRUIT SARAD SUNDAY」のようなさわやかでキャッチーな曲を渇望していた。でもカシオペアはちょっと違った方向へ行ってしまったし、２０代になって聴き出したDIMENSIONもキャッチーというのとはちょっと違う魅力だった・・・。
色々と聴いてそれなりに満足していたつもりが、TRIXの出現で「やっぱり私はギター・ベース・キーボード・ドラムの４人編成の正統派フュージョンが大好きだー！」ということがわかったのでした。

「INDEX」が出たのが2004年4月、その約半年後に、私がTRIXにさらにのめり込む出来事が。
季節は冬。ダンナさまが1枚のＣＤを買って来た。それは「INDEX」とほぼ時を同じくして発売された窪田さんのソロ・アルバム「KOOL JAMMING」でした。
2人ともフュージョンを聴き始めて20年以上にもなるというのに、なぜか窪田さんに関する情報はTRIXのメンバーになるまで一切入って来ませんでした。なので、それまでにたくさんのＣＤをリリースして来られた事も、「エレクトーン界の貴公子」と呼ばれていたことも何も知りませんでした。

1曲目「Pressure」が激しいロックなのに度肝を抜かれつつ、2曲目「The Electric Future」、おおーカッコイイ！私にとっておなじみの勝田氏のSAXもとってもいい感じ、などと、それが窪田さんのデビュー曲だとも知らず聴きつつ、ジャケットの中写真を開くと・・・。
そこには私の理想の人が写っていました。

「眼鏡と煙草が似合う人」。しかも自分の好きな楽器を弾いている。こんな人には今までお目にかかったことがありません。「かっこいい」。その日から私は窪田宏ファンとなり、TRIXの大ファンになりました。

初めて見た写真が「INDEX」のジャケット中のモノクロ写真、で、次が「KOOL JAMMING」。こちらは2000年の全米デビュー時の写真のようで若干お若いそうですがそれにしたってこの2枚は別人です。

TRIX＆窪田さんについては、これからも色々書かせてもらおうと思います。3枚目はどんな感じになるのか今から楽しみなのであります！（byケロロ軍曹）