関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

まつこふピアノ選びの旅 part4

2018年06月26日 15時10分46秒 | 音楽

今年の始め、以前ジャズピアノを単発レッスンで数回教えていただき、そのサウンドも大好きな堀秀彰さんが、蕨のジャズスポットOur Delightで、これまた大好きなハービー・ハンコックの曲ばかりをソロで演奏されるという、なかなか奇跡的な内容のライブに行く機会がありました。 堀先生の演奏はメロディアスで小気味よく、素晴らしいの一言。初めて行ったお店がビルの中なのに、まるでホールのような響きを持った空間で、自然なリバーブの効いたヤマハグランドに感動していたところ、休憩時間に私の席の近くに座っていらしたお客さまと堀先生の談笑が聞こえて来たのです。そこで先生は、ヤマハのピアノがなぜ多くのお店に置いてあるかというと、それはやはり安定感があるから、と話されていました。そこで改めて、ヤマハってやっぱりすごいんだ、と感じました。

ぶっちゃけ、あまりにもシェアが大きすぎて、面白くないと思っていました。奥行き140センチ台のものは、さすがに物足りないとも感じていました。そして、自分では良いと思っていたBostonは、ネットで調べるにつけ、あまり良い情報が見当たらず、その全てを信用するわけではないにせよ、火のないところに煙は立たないのでは?と考えると、購入をためらう要因となっていたのも事実でした。スタインウェイがデザインしているため、どうしても価格が高くなるところも気になりました。

A1やG1が物足りないと感じるなら、C1をもっとちゃんと探せば良いのでは?堀先生の言葉に、もう一度ヤマハで探してみようと、かなり久しぶりに島村楽器のピアノ販売のサイトを開いてみたところ、、、。

ウォルナットのC1が販売中としてサイトに出てる!!! わりと早い段階で試奏の予約を取り、実物を弾いてみて、これかもしれない、という実感がありました。 自然とかかるリバーブ、ごくごく小さい音が出せること、マイルドかつ華やかな音色、鍵盤が黒壇調であること、今持っているアップライトとほぼ同じ、深いブラウンの艶消し、奥行き161センチはなんとか和室に置けるサイズ、そして価格は税抜き150万と、ギリギリ100万前半、ということにしておきました。 このピアノを買わなければ、この先たぶん、私が木目のグランドピアノを買うチャンスは来ない。 50年もののアップライトを手放してまで買うのだから、ブランドもコスパもちゃんと納得のいくレベルでないと。 それらをクリアした物でしたが、それでも色々と不安で、アップライトの行く末を案じていたところ、、、。 4軒お隣の方が、デザインが良いのでぜひ譲って欲しい、と申し出て下さり、会いに行ける距離の所にもらって頂けるなら、と、購入の決意が固まりました。 今日、あと1時間もすれば、搬入が始まります。 長かった、、、



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