関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

J-FUSIONの祭典!

2012年12月30日 22時51分55秒 | 音楽
   

きのうは息子に留守番を頼んで、ダンナさまと一緒にCROSSOVER NIGHTに行って来ました。いや~~、ほんとすごかったです~~一バンドの持ち時間が40分~1時間、それが6バンド。若い頃たくさんのバンドが出るライブに行ってた時は、それこそ後半スタンディングだったりしても、疲れなんて全く感じなかったと思うんですが、今回はトップバッターのカシオペア3rdが終わった時点で、すでに結構疲れてました(笑)年末だったから1年の疲れが出てた、ということにしよう・・・。

4時前に会場に入ったところ、ダンナさまのお目当ての一つ、山本恭司with川口千里がもうすでに始まっていたり、トップバッターのカシオペア3rdの1曲目、ドミノラインのPAが最初出ていないという、結構大きなハプニングもありましたが、どのバンドも感動感動のオンパレードでした。初めて聴く大高さんでのカシオペア、オルガンでのアサヤケはほんとカッコよくてGOOD!ただ大高さんってRolandの人なので、オルガンにしろFantomにしろ、どうしても音があたたかくなるのですよ。向谷さんが弾いていたYAMAHAのシンセは、独特の突き刺すような鋭さがウリなので、新生カシオペアがマイルドな大人の音になったとも取れるし、若干YAMAHAカラーが薄まった分、物足りなさを感じるところもあり・・・。大高さんの演奏自体はJAZZYだしとっても素敵なので、これからも楽しみです。

写真のパンフレットにもあったのですが、このイベントの元となったのは何でもギターのイベントのようで、思えば今回の出演バンドは全てギターがメインでした。それぞれのギターサウンドには違いがあって、私が好きなのはやっぱりナニワの岩見さん。あたたかくもカッコイイその音は、初めて聴いた高校生の頃から変わっていない気がします。ツインギターが素晴らしかったのはパラシュート!今剛・松原正樹という最強コンビで、すご~~く良かったです。

バンドとして最高だったのはナニワEXP。清水興さんの関西弁MCはすごく温かみがあって、他のバンドがほとんどまともなMCがない中で、一番楽しませてくれて、さすが関西人!やっぱり楽しいMCはライブに不可欠なんだ!と確信しました。青柳誠さんが一夜限りの復活で、青柳さんのSAXが入った曲や、昔のヒットナンバーのメドレーには、涙が出そうでした。とにかく5人での復活を楽しみにしていたのですが、前日にダンナさまから残念なお知らせが。ナニワの要、ドラムの力哉さんが痛風のため欠席!ええ~~?!で、誰が変わりを務めるのか?というクイズになり、則竹さん?神保さん?石川さん?などの問答の後、ダンナさまの「意外な人」とのヒントで出て来たのが平陸くんの名前でした。以前下呂温泉のホテルにJINOMASAを観に行った時、ちょうど陸くんがお客さんとして観に来ていて、2ndステージで1曲飛び入りで演奏していました。その頃はまだ中学生くらいだったのかなー。もう普通~にプロドラマーで、安心して聴いていられました。で、今回の演奏もびっくりする程普通に上手くて、何のそん色もない。ほんと安心して聴いていられました。ドラムソロの時は恥ずかしいのか下を向いてしまうのが何ともかわいい。あの力哉さんの代わりをしっかりと務められるなんて、しかもライブ前日に出演が決まったそうで、年齢が若いというだけで、本物のプロとは彼のような人のことを言うんだと感動。ナニワのメンバーのみなさんはもちろん、陸くんにも一言素晴らしかった事を伝えたくて、写真のナニワ扇子を買って握手券をゲットし、5人のみなさんと握手してもらいました。長年ファンだったけど、握手会は初めてだったので嬉しかった~そういうサービス精神、みたいなところも他のバンドとは違っていたので、やっぱり関西バンド最高!って思いました。2月のNANIWA EXPOも行きたくなって来た・・・

お客さんの年齢層がやはり想像通りで、ミュージシャンの方もMCで「疲れてませんか?」と(笑)はい、確かに疲れました。今度ある時はもうちょっとバンドの数が少なくてもいいかなー。最後の高中さんは疲れであまり楽しめなかった・・・。もったいないですもんねー、せっかく素晴らしいバンドがたくさん出るんですから、それぞれしっかり楽しみたい。それに時間が夕方から夜にかけてなのに、食べるもののお店とかが全くなくてびっくり。ファストフードくらいあると思っていたのであてがはずれました。休憩時間にちょっと小腹を満たして、さあ次も元気に観るぞ!と行きたいところです。次回はぜひ東京JAZZの時のように、屋台村をお願いしたいものです。

なにはともあれ、年の終わりに本当に貴重なライブを観ることができました