関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

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TRIX FORCEリリースツアー@STB139 その1

2007年07月12日 17時06分35秒 | 音楽
六本木ではさほど強い雨にも合わず、先に席を取っていただいていたjunkoさんの元へと急ごうとしたのですが、とりあえず並ばされることに。外のテラスのところでガラス張りの会場内を見渡すと、ステージ中央に何だか不気味に白く光る物体が。「何だろう、あれ」と目をこらすと、それは・・・。白いお馬さんの頭がライトに照らされているのでした。う~、かなりキショい!(キモいの同義語)
無事に合流し、真ん中前方の窪田さんがよく見えるいい席を取っていただきました。ありがとうございます♪音もバランスよく聴こえて、これからはSTBではあの辺がベストかも。
ブログやライブ会場で知り合った方々と少しお話して、今回も名物のジャンボ・ハンバーガーに食いつき、7時半の開演を待ちました。
この日の窪田さんの機材は色々前と変わっていて面白かったです。まず一番下がMOTIF7、その上がD-DECK、そしてその上のものが何かわからなくて(前に乱入用に使っておられたやつでしょうか)そこに銀色の柵のようなものがついていて、その上にはKORGのRADIAS(これがヴォコーダーのようです)何と!鍵盤5段積み!カッコイイ~。お陰で座ってMOTIFを弾かれるとお顔が若干隠れてしまってました。
実際に目では確認できなかったのですが、「MA-TSU-TA-KE」を弾かれる時は足鍵も使われていたようですし、乱入ではついにワイヤレスになったmiclo Kontrolも登場して、私が何度か観たTRIXライブの中では最も充実したシンセ類でした。

パチンコ屋さんのいろんな音が入ったSEで登場したみなさん、あ!今回は平井くんだけでなく、熊ちゃんも須藤さんも赤いジーンズ!なのに窪田さんは・・・?1人黒系のパンツに白のVネックのTシャツ。MCの中でも話題になってました。窪田さんの赤ジーンズ、見てみたいです~。次回はぜひ4人おそろで!
ダンナさまから意外と聞かされていた1曲目は、何と須藤さんの新曲「Double Up」でした。ライブで聴くのを楽しみにしていた曲だったので、イントロ聴いたらうれしくて「わ~っ!」ってなりました。CDも良いけれどやっぱり生で聴くとベースのかっこよさが全面に出て、ノリノリファンキー!最後のキメもばっちりで、1曲目から興奮状態。

続いても新譜のナンバーが来るかと思いきや、これまた意外な展開で2曲目は窪田さんの「Road Star」でした。もうこれがまたいきなり盛り上がる演奏で、心の中で叫んでました。「窪田さんカッコイイ~~×100!!!」あ、いやもちろんTRIX自体がかっこいいんですけれど、どうしても目と耳がキーボードへ向いてしまうのは仕方がないんですよね。
それにしてもいつも思うのが、TRIXのライブって最初の2曲くらい聴いただけで「これだけでももう満足」って思えるので不思議です。1曲1曲の完成度の高さとか内容の濃さがそう思わせるのでしょうか。もちろんこの後まだまだ変態系コーナーとか盛りだくさんなのがわかってるので、安心の満足感といったところ。

ここでMCが入りまして、須藤さんの曲について「熊が書けってウルサイ(涙)」とか、平井くんが何か聞き間違えて「年寄り?」と窪田さんにふって「ウルサイ!」とか、相変わらず楽しそうなみなさんです。窪田さんはやることがいっぱいでMCは3人におまかせ、という感じらしいのですが、ファンとしては4人でお話してもらえると本当にうれしいのです。もう少しあとのMCで「俺はTRIXでは100分の1しかしゃべってなくて、あとの4分の3は・・・」「それじゃあ4分の1ってことじゃないですか!」というやりとりもすごくおかしかったです。一番年上なのにすっかりやり込められちゃってる窪田さん、ほんと失礼ながらかわいい。

3曲目が平井くんの新曲「Justice」でした。ギターが大フィーチャーのこの曲、いつものように楽しそうにギターを弾きまくる平井くんを見ていると、こちらまでニマニマしてきます。以前はロック系のギターはそんなに好きではなかったけれど、平井くんのロック・バリバリの音は大好き。フュージョンはこれでなくっちゃ!あまりソフトな感じだと、スムース・ジャズの方向へ行ってしまうので。電話で「ヴィジュアル系のバンドやらない?」とウソ?をついて誘った熊ちゃんはすごい!(私はTRIXは充分ヴィジュアル系だと思ってます!)

そして4曲目。イントロを聴いて「え~?もう?」と思ってしまった「Adios」。さよなら系なのに最後じゃないんだ~。それにしてもこの曲、ほんとにいいです。ステキです。シンセ・ソロなんて最高でした。キメキメ、ユニゾン、アップテンポはもちろん盛り上がるけれど、ミドルテンポでメロウな聴かせる曲も超GOOD!オシャレでセンシティヴなTRIXも良いわ~。

今回のライブでは熊谷さんのすごさを改めて感じました。そのドラミングは目で追えないほど早くて、音数はいっぱいなんだけど決してうるさくなく、パワフルかつ繊細。ほとんどの曲を作曲して、ヴィジュアル面もプロデュースされて、やっぱりTRIXは熊谷さんの魅力が凝縮されたバンドなんだな~って思います。カシオペアをやめちゃった後、正直残念で仕方なかった。その後あまり目立った活動を聞かなかったので、TRIXというバンドを始めたと聞いたときは本当にうれしかった。あの若かった熊ちゃんが、今やフュージョン界を引っ張る存在なんですね。何だか感慨深いなあ。ほんと良かった

とりあえず1ネタ

2007年07月12日 11時23分03秒 | 音楽
TRIXのライブについて書こうと思うと数日は要するので、ちょっと小ネタを先に一つ。題して

「まさよしVSかんじゃに」

何の話からか平井くんが窪田さんの秘密をばらし始めました。窪田さんはジャニーズのアイドルグループ「関ジャニ∞」をあまりよくご存知なかったようで、若い人から「かんじゃに、かんじゃに」と言われて「ん?患者似って何?」と思われていたそうです。それだけで充分なのに読み方も「せきジャニ」と読んでいたそうで、須藤さんに「窪田さんの場合、関サバと同じ。のんべえだから」と追い打ちをかけられてて「武士~、あとで覚えてろよ」みたいな展開になっていました。

そんな窪田さん攻撃をしまくっていた平井くんですが、自身の曲「Justice」の紹介のときに「「Justice」は正義という意味です」と話していたら後ろから須藤さんが「まさよしだろ、まさよし。ほら、有名なギターの人がいるでしょ」と。それに対して平井くんが小さな声で「僕あんまりその人知らないかも・・・」とつぶやいたので思わず

「うそ~~?平井くん高中知らないの~?!」

と心で叫んでしまった私。だって仮にもフュージョン・バンドのリードギターやってる人が・・・あ、でも平井くんロック系だし~年も若いし~・・・と、自分の中で折り合いをつける私。

けど、どうですか?50を目前にしたお父さんが関ジャニ知らなくても普通だけど、30のギター少年が高中知らないかな~・・・。
そこで勝手に結論を。平井くんは今回窪田さんをいっぱい攻撃したので(面白かったけど)この勝負、窪田さんの勝ち