まず、最近の話題から。ゴダイゴが再結成するそうです。おめでとう~。私がカシオペアを知るより前、一番最初にコンサートに行ったポップスのグループがゴダイゴでした。「ガンダーラ」や「モンキー・マジック」でザ・ベストテンなんかにしょっちゅう出ていたので、当時の扱いはアイドル的な感じで、もちろんロン毛のタケのファンでしたが、コンサートでミッキー吉野を「かっこいい!」と思ったのは、やはりバンドとしての音も好きだったんだと思います。
カシオペアも、最近ではTRIXもよく聴きはしますが、今までの人生で最も回数を聴いた曲、それは私の場合間違いなく「モンキー・マジック」です。
それから1、2年後には渡辺貞夫やカシオペアを聴くようになるわけですが、その同じ頃、CMで「シティ・コネクション」を聴いてその名前を知ったのが日野皓正でした。先日久し振りに行った図書館で息子が「ほら、この人のCDあるよ」と教えてくれて、(息子は年末に行った西脇辰弥氏のメトロ・ライブで日野賢二氏に良くしてもらったことから、JINOを”兄ちゃん”と慕っております)たくさん並んだCDの中から確か「PYRAMID」という曲は聴いたことがあるはず、と気軽に借りてみたところ・・・。
8曲入っている曲のほとんどを知っていました。たぶん82年当時のラジオ番組で録音でもして聴いていたのでしょう。何年ぶりかに聴いたそれは本当に懐かしく、でも24年経った今も古さなど全く感じない、とても完成度の高いアルバムです。
それにしても渡辺貞夫や日野皓正を聴いてる女子高生って・・・。自分で考えても何かイヤ・・・。
1曲目の「PYRAMID」は三三七拍子、7曲目の「IGOR'S HIDEAWAY」は「♪箱根の山は~」という曲をモチーフに作られていたことを知り、日本人ミュージシャンとしてのカラーを確立していたのだなあと思いました。折りしも先日書いた前田憲男氏の「♪今は山中、今は浜~」のジャズ・バージョンに通じるものもあり、「私が目指すジャズはこれだ!」と痛感しました。
最近では小曽根真さんが「ドラえもんのうた」を見事なジャズ・アレンジで弾いておられたりして、日本の定番曲をジャズにすると何だか楽しい。私も童謡や子供の好きな曲をかっこよくアレンジして弾いてみたいと思いました。しかし編曲の勉強ってどうやってするんでしょうね。それよりまず鍵盤にさわらないと・・・。