時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

カレンダーとボランティア

2018-06-04 10:23:54 | 写真
カレンダーをワードで作っていると説明したことで、ご高齢の二人からパソコンを教えて欲しいと頼まれた。パソコンと場所が無いと断ったが、パソコンと場所を用意すると言われ承諾した。二人なら何とか成るだろうと思っていたが、意外な問題があった。お二人が持ってきたパソコンは、一人がWindows7、Office2010、もう一人はWindows10、Office2013だった。それでも基本は同じなので問題はないだろうと思っていた。お二人にWordのテキストを購入して頂いた。内容を見ると少し違う、中のサンプル資料も違っている。これでは一緒に説明ができない。そこで方針を変えた、パソコンの基礎を徹底的に教えることにした。まずはキーボードを使いこなせば何とかなるだろうと思いテキスト作ることにした。ファンクションキー、シフトキー、コントロールキー表記記号の使い方など、使うと思われるキーを選び説明することにした。
普段使っている記号なのに説明するとなると、上手く説明出来ない記号もあった。そんな時にはネット検索して調べた。そんな中で説明に悩む問題が出てきた。

◇♯(シャープ)記号:日常で見かけたり、聞いたりするが、改めて調べて見ると『♯』は、日常生活では使わない言葉だと知った。それなのにネットでも『#』をシャープと使っているのを見かける。電話機の『#』記号をシャープと勘違いしている人も多い。電話機の『#』(井げた)で、『♯』(シャープ)とは意味が違う、『♯』は、音を半音上げるだけで音楽の世界だけで使用する記号であるが使っている人は多い。

◇コンマ、カンマ:世界的に使い方が違うので、コンマがメインでカンマも同じ意味だと説明するしかない。日本では、1,000.01は、1コンマ000ピリオド01となるはずだが、スポーツ報道では「水泳日本新記録に0コンマ05秒及びませんでした。」決して「0ピリオド05秒」とは言わない。これもコンマ、カンマと同じで欧州でピリオドとコンマを逆に使用している国があるから間違っているとは言えない。しかし、ここは日本だと言いたいが「0コンマ何秒」聞き慣れしまっているので、これも間違っているとは言いにくい。
※改めて説明するとなると、初心者の人に理解される説明をするのが難しい。

パソコンとは!から始まり、パソコンについて一つひとつ説明をしていく中で、キーの押さえ方、ホームポジションの説明になった。決められた位置に指を置いて「AIUEO」と入力して頂いた。左手の小指と中指を動かすのに苦労されている。次にASADAと入力をするように言ったが指が動いていない。左手で小指・薬指・小指・中指・小指だけなのにと思ったが、戸惑う様子がうかがえる。普段の生活では、指を単体で動かすことは少ない。頭では理解しているが指と連動していない。単語を読み取り指を動かすのは、脳のトレーニングに良いと確認できた。毎回初めにブラインドタッチの練習をすることにした。時間は短くて、小文字の入った単語を三つほど入力するだけで、困った(KOMATTA)、社会(SHAKAI)、休日(KYUUJITU)など、押さえる指を確認しながらタイピングする。これだけだが、指の練習になるし、小文字の入った単語を覚えれば全体の文章の入力も早くなる。












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