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新型コロナウイルス 空気感染

2020-07-19 13:34:39 | 事件
今また新型コロナの感染者が増えてきています。問題は感染経路不明者で大阪では約60%がリンク不明者となっています。感染経路が不明では対策ができません。何故感染経路が解らないのか、厚生労働省は、感染は飛沫感染、接触感染と定義しており、保健所の担当者も感染者の聞き取りで出会った友人、知人に感染者がいないと言われれば飛沫感染、接触感染にならないので、それ以上聞き取りはできない。

世界の科学者239人が7月6日、新型コロナウイルスに関する共同意見書を発表し、世界保健機関(WHO)などの当局に対し、同ウイルスが2メートルをはるかに超える距離で空気感染する可能性があることを認識し、それに応じて感染防止策を見直すよう訴えた。
感染者がせきやくしゃみをすると、さまざまな大きさの飛沫が放出される。直径5~10マイクロメートル以上の飛沫は1~2メートルですぐに地面に落ちるが、それより小さな飛沫は「エアロゾル」と呼ばれる霧状の微粒子となり、はるかに長い間空気中を浮遊し、遠くまで移動する。

世界保健機関(WHO)高官は7日、新型コロナウイルスの空気感染(飛沫核感染)の可能性を示す「証拠が出始めている」ことを認識し、「感染経路の一つである可能性を見極めている」と明らかにした。仮に事実なら、1―2メートルの間隔をあけるソーシャルディスタンスをはじめ、各国は対策の見直しを迫られる可能性もある。
新型コロナは従来考えられていたよりも空気中を飛散しやすく、より長く残存し、より遠くにいる人から人へ移動する―WHOがこのような可能性を示唆した。これは、世界200人以上の科学者がWHOに対し公開書簡の形で、空気感染の可能性を調べるよう要求したことを受けたもの。 仮に事実と認められれば、1―2メートルの間隔をあけるソーシャルディスタンスをはじめ、各国は対策の見直しを迫られる可能性もある。
WHOの技術責任者ベネデッタ・アレグランジ氏は7日、次のように述べた。 「新型コロナに関して、新たな証拠が提示されていることを認識している。こうした証拠を受け入れなければならず、証拠が示す感染経路や予防策について理解しなければならない」

何故、厚生労働省が空気感染を認めないのか判らない。飲み会でクラスターが発生した時に、対面に座って居ないのに感染した人も居るはずである。飛沫感染、接触感染、に空気感染も加えれば良い。感染した人に聞き取りをする場合に立ち寄った施設・建物を確認してデータとして残せば、知らない感染した人も訪れたとリンクする可能性が高い。そうなれば感染経路不明も少なくなり対策も立てやすくなる。


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