息子夫婦が陽性、陰性だった孫を預かった女性が感染…県「孫から感染の可能性」
4/30(木) 7:17配信
『高知県と高知市は29日、同市の50歳代会社員女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は74人目。
女性は、9日に確認された銀行員の母で、息子夫婦が陽性となったため、孫を12日から自宅で預かっていた。孫は11日と29日の検査では陰性で、症状もなかったが、県は「孫から感染した可能性が疑われる」としている。』
息子夫婦が陽性、陰性だった孫を預かった女性が感染… YAHOOのトップページに掲載
このタイトルだと強いインパクトが与えられるが、これはフェイクニュース、県の担当者は言っていないはずである。実際、両親が感染して入院となり子どもが残されるのが問題視されているのにこんな嘘を書くとは許されない
高知県 新型コロナ関連情報より
1 県内第50例目(高知市第34例目)
1)患者概要
(1)年代:30 歳代 性別:男性 居住地:高知市 職業:銀行員
2)症状・経過
4/5 2 週間前から出現した咳、痰、頭痛に加え、39℃の発熱が出現する。
4/6 仕事を休み、A病院受診。明らかな肺炎(-)、インフル(-)
4/7 症状改善し、出勤する。
4/8 微熱出現し、A病院を再受診。主治医より保健所に相談があり、検体採取。
4/9 衛生環境研究所にて、新型コロナウイルスの陽性確認。
4/10 13:00 感染症指定医療機関に入院。
1 県内第55例目(高知市第37例目)
1)患者概要(県内第50例目の濃厚接触者)
(1)年代:30 歳代 性別:女性 居住地:高知市 職業:会社員(育休中)
2)症状・経過
4/3 喉の痛みが出現する。
4/4 咳、痰が出現する。
4/7 倦怠感が出現する。
4/10 37.2℃の発熱。夫(第50 例目)の濃厚接触者として、帰国者・接触者外来を受診。
4/11 衛生環境研究所にて、新型コロナウイルスの陽性確認。
4/12 11:00 感染症指定医療機関に入院。
2 県内第56例目(高知市第38例目)
1)患者概要(県内第50例目の濃厚接触者)
(1)年代:10 歳未満 性別:男児 居住地:高知市
2)症状・経過
4/1 鼻水が出だす。
4/2 咳が出現する。
4/3 咳が強くなる。
4/4 38.8℃の発熱。
4/6 咳が続くため、A病院を受診する。
4/10 父(県内第50 例目)の濃厚接触者として、帰国者・接触者外来を受診。
4/11 衛生環境研究所にて、新型コロナウイルスの陽性確認。
4/12 11:00 感染症指定医療機関に入院。
県内第74 例目(高知市第44 例目)
1)患者概要(県内第50例目の接触者)
(1)年代:50 歳代 性別:女性 居住地:高知市 職業:会社員
2)症状・経過
4/11 無症状。県内50 例目の濃厚接触者としてPCR 検査実施(-)。
4/22 夜、腹痛、下痢、呼吸しにくさ、咳、痰が出現。
4/23 37℃台の発熱が出現。以後、咳、痰症状が継続。
4/26 38℃台の発熱。
4/27 36℃台に解熱。帰国者・接触者外来を受診し、検体採取。
4/28 衛生環境研究所にて、新型コロナウイルスの陽性確認。
4/29 11:00 感染症指定医療機関に入院。
記事では11日の検査では陰性と書いてあるが、実際は陽性でお孫さんを預かったとされる12日には感染症指定医療機関に入院している。
気になるのは4/11に濃厚接触者としてPCR検査をしているが陰性になっている。この時にはまだ発症していなかったのか、これは判らない。
30代銀行員の男性が感染、奥さんと子供さんが感染、さらにこの銀行員が会った自営業の女性が感染、さらにその夫も感染している。
家族の一人が出掛けて感染した場合、他の家族は外出自粛で家にいれば感染する可能性は高い。2次感染を防ぐにはどうすれば良いか難しい問題である。
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