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寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

幸運の女神様

2010年08月26日 09時10分18秒 | 日記
人の一生には幾つかの分かれ道があります。岐路とでも言いますか、ここで一頑張りしたらあとは道なり楽勝♪そんな場面に出くわした時は兎に角最善を尽くすのはもちろんでしょうが、ある意味幸運の女神様に微笑んでもらうことも重要なポイントではないでしょうか。
再三ご登場いただいています(笑)鬼塚専務の場合、ぶら下がりで卒業したW大の教授のアドバイスを守ったお陰で今日の地位があると申しましたが、それからも何度か岐路があったそうであります。そのなかでも最初で最大だったのは新しく出来たエレクトロニクス事業部への転籍でしょうか。たまたま電子工学科を出ていた鬼塚君に白羽の矢がたったのでした。
…と言いましても社内では疑問視する向きも多数ありましたから業績が上がらなければポシャる可能性もありました。新しい事業部から出戻りとなるとまず形見の狭い会社人生を送る事になります。
又投入する人材でもその新規事業部の期待度が判るとしたものです。
社内の俊英が集まる事業部は競争も激しい事ながら会社の期待度も大きいからです。
社内には新規事業推進部があります。将来の基盤となる新規の事業を調査している部門があります。これは絶対伸びる!と決めても市場や経済の動向で頓挫してしまう場合も少なからずあります。 また将来の展望を予測してABCのランクをつけるのです。
Aはすごく有望で近い将来には会社の売り上げの柱となる事業です。 当然ながら資金や人材は集中的に投入していきます。
人材については人事査定のAもしくはSクラスの優績者が選ばれます。部署の所属長は自分の職場から優秀な社員を取られて痛いはずですが社命が優先ですから涙を呑むことになります。BCはそれ以下です。特にCとなると資金や人材で制約があり人材などは各部署から選抜される訳にはいかず『まあこいつならいいだろう』みたいな推薦となります。
鬼塚君が新規事業部への転籍になったのは専攻の学部も含んだものでした。しかし本人は自覚していたのでした。曰く当初はCに近い事業部計画だったそうでした。
従って職場も本社から離れた賃貸ビルのワンフロアでした。
集まった社員は評判の良くない者やC査定の者が多数を占めて居ました。
『何なんだよ…』 同僚となる顔触れを眺めて鬼塚君は憮然としていました。『これじぁ不良社員のゴミ箱だぜ』…となりでやっぱりぼやいていたのが今の高辻役員でした。
現在の三奉行と呼ばれる重役さんは皆さんこのなかにいらっしいました。つまり玉石混合だったのでした。 立ち上げから数ヶ月まるで手応えのない新規事業部に嫌気がさした鬼塚君は外回りの途中から飲み屋へ首っ引きとなりました。 新しい事業部のお得意先を開拓していたのですが、業界ではまるで知名度のない(当時本業では一流でしたが)のではどこも相手にしてもらえなかったのでした。たまに話を聞いてもらえたとしても 専門知識に乏しかったせいで突っ込んだ商談になりません。
それではさすがの鬼塚君も嫌になり新宿あたりで油を売って居たのもやむを得ないでしょうね(笑)
そんな新宿の飲み屋でひょっこり高辻君が入ってきたのでした。
夕刻の陽はまだ暮れていなかったと言いますから五時過ぎくらいだったのでしょう。
最初気がついたのは高辻君でした。 二人は顔こそは覚えていましたが今まで言葉を交わしたことはありません。
高辻君はほろ酔いの鬼塚君を見つけると自分と同じくさぼって来たな(笑)と思ったそうです。知らない振りをしても良かったのでしたが、その時の鬼塚君の横顔が実に寂しく憂いに満ちた雰囲気だったので思わず声を掛けたそうです。
『私も一杯いいですか』側に近付いて高辻君は笑顔で声を掛けました。これが永いコンビの始まりでした。
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威張るな!怒るな!

2010年08月25日 09時23分22秒 | 日記
会社の組織は強いものです。少々の破茶目茶な奴がいても組織全体がカバーするため無事に機能します。これが組織のトップであったとしても同じ事(笑)
殿様がたとえばか殿様でも家臣一同粉骨砕身頑張ればなんとかなるものです♪
それを知ってか知らないか…それは分かりません。殿様は世襲でありますが、会社のトップは実力主義でありますから、馬鹿ではとても勤まりませんね。
…と分かってはいますが酔った時の専務♪
この場合は例外です。
『はい!ごくろいさん♪じゃあ銀座行ってよ』したたかに酔われた専務がご乗車されました。
『…銀座!ここ京都ですが(苦笑)』 『そんな事知ってるよ~構わないから行け~!(絶叫)』
『ハハハ(苦笑)』笑うしかありません。 『専務ちょっと無理ですよ』御付きの磐田課長がなだめます。
『な~にが無理だよ!』
(あぁ酒飲みを扱うの下手だね)私は感じましたね。
酔っ払いの権力者ほど横暴極まりないものはありません。 私みたいにヘラヘラ笑っているのが一番です。
逆らえば打ち首ですぞ!(笑)
案の定鬼塚専務は絡んで来ます。
『何か~』『磐田お前母ちゃんと別々に暮らしたいのか~(絶叫)』
出ました。必殺人事剣(権)!
『うちには三十か所も工場があるんだぞ~』
これって飛ばすぞ!ってことですよね(笑)
栄転ならどこでも行くけど訳の分からない左遷ほど惨めなことはないですから。
サラリーマンには正に打ち首宣言みたいなものでしょうね(笑)
冗談を冗談と取れない真面目な磐田課長はすっかりシュン太郎です。
私は見るに見兼ねて『京都の銀座じゃあだめでしょうか』と可愛く言いました。
『ワッハハハ仕方ないなぁ…そうするか』
…で一段落でした。
しかしこんなことで飛んだ人本当にいるのでしょうか!
事実か知りませんが山本課長がそんな噂をしているのを私耳にしたものです(笑)
クワバラ!クワバラ…
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鬼塚夫人

2010年08月24日 11時19分23秒 | 日記
いゃ毎日暑い日が続きますよね~
この夏の時期奥様は避暑にお出かけ中だそうで、今年は娘二人と軽井沢です。因みに娘…これが出来が良くてと―だいですって! えっ?判らない? 東大ですよ(笑) きっと奥様才女だったんでしょうね。
話戻しまして軽井沢は今は割りとポピュラーになりましたが、ここに別荘をお持ちの鬼塚家、さすがに一流企業の重役さんですね(笑)ところで 娘二人は三十路も過ぎているのに独身ですって!
これだけのやり手の父親を見ていたら、やわな独身男性はつまらないのでしょうか。
そんな親子三人で軽井沢滞在中にイタリア料理を食べに出かけたそうです。
イタリアと言えばパスタがメインでしょうか。
優雅にイタリアワインとパスタ料理を楽しみいざ勘定となりました。
奥様は勘定書をチラッとみるなりいつものカードをご提示されました。 店員さんそのカードを見るなり
『恐れ入りますが何かのお間違いかと…』恐縮しながら言いますのが、 カードはガソリンスタンドの現金カードだったのです(笑)。
『あら失礼』気がついた奥様今一度バックを取り出して財布の中を見ますがありません! 『あら困ったわ』 カードはいつも財布の中に入れています。それがないとは…
娘二人は知らん顔です。まあ知っていてもノーマネ状態でしたけど…
仕方なく現金で支払うつもりが、一万円くらいしかありません。
皆さんなら、どうしますか?
私ならまずそんな高級レストランには行きませんが(笑)行くとなれば前もって何度もお金確認していますからレジで無様なことにはならないでしょう(笑)
さて奥様、小考の後に『悪いけど店長さん呼んで下さる?』とレジの人に指図いたしました。
『かしこまりました』
暫くして店長がきました。話はおよそレジ係から聞いているようで恭(うやうや)しくお辞儀をしてから
『いかがされましたでしょうか』
と上目使いで対応します。
奥様たった一言! 『鬼塚だけどカード忘れちゃったんです』
『はい!承知致しました』
たぶん上客でこんな慌て者がいるんでしょうね。店はこんな時は『金払え』なんて絶対言いません。
にこやかな笑顔を作って『鬼塚様、いつもありがとうございます。お支払いはどのようにさせていただきましょうか』
慇懃に支払いを求めてきました。
『そうねぇ』鬼塚夫人は店長をチラッと見ると 『あなたイケメンねぇ』 『はぁ?』『私たちアルコールが入っているから運転できないのよ』『…はぁ』何を言い出すのか~店長は首を傾げるばかりです。
『だから…ね』
なにが ね!だよ(笑)
奥様は店長に愛車のボルボを運転させて家まで帰りました。
『じゃあどうもありがとう♪』
『いえ!』
バタン!
『あの…』別荘まで送らせてそのまま家に入りました。
店長は呆然としました。奥さんや娘たちはお礼を言うが早く家に入ったきりです。
待てど暮らせど二度と玄関が開く事はありませんでした。
仕方なく店長は玄関のチャイムを押しました。
チンポーン♪
『はい!』
インターホンから奥さんの声です。 『あの先ほどのイタメシ屋ですが…』『…あぁ―いやだわ!』
『忘れてたわ♪ごめんなさい』
いやはや脳天来な奥様でありました。
このあとカードを受け取った店長は店の車で帰りカード処理を澄ませて別荘に返しにきました。
この間奥さんはドアの向こうから指図するだけ(笑)
じつに破天荒な奥様です…
極め付けは店長に一言 『美味しかったわ又来てね』…
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専務の奥様

2010年08月23日 09時38分43秒 | 日記
久々に当車に鬼塚専務がご乗車されました。
相変わらずの威勢の良さに『時代の趨勢を感じましたね。』今期より鬼塚専務は筆頭専務におなりあそばしました(笑)筆頭? なんじゃそれは(笑)とおっしゃる皆さん、筆頭…とはトップですぞ!
うちの会社は以前にもご紹介しましたように一流企業であります(笑) 取締役専務は五人いらっしゃいまして その五人の専務の一番となりました。(あとは副社長→社長だよ)
私らもう専務なら筆頭か五番目か…どっちでもいいんですけどね(笑)
それがまた拘るんだよね(笑)いい年してさ…
その専務いや筆頭専務(笑)には凄い奥様がいらっしゃいまして、この旦那にこの女房♪ 豪快丸かじりの一言につきますね。
車中の雑談でした♪
『うちの奥さん車を買うのにハイブリッドに興味があってさ。それでトヨタに行ってね~』
『トヨタじゃあプリウスですね』御付きの磐田課長が相づちを打ちます。
『そうなんだよ。それがさぁプリウス見たとたん…』 『あんなの車じゃあないわ!なんて 言うんだよな』
御付きねの磐田課長はニヤニヤしながら聞いていました。何せ女傑と誉れ高い鬼塚夫人♪ですから…
『それでさぁ。トヨタに居たのは五分だよ』
よくも天下のいや世界のトヨタを袖にしたよね(笑)
『やっぱり車はブブン(音です)て走らなきゃあね』
なるほどプリウスは静かですから… 『それで結局又ボルボだよ』
『又ですか~』『そう三台目だよ』『三台目ですか…ところで専務ボルボってどれ位するんですか?』
ボルボと言えば頑丈な作りで有名ですよね。それで芸能人なんかよく乗ってますが
『そうだよボルボにもピンきりあってさ~うちの奥さんが買ったのは…』磐田課長は勿論私も耳を澄ませていますと…
『この前のボーナスじゃあ少し足りなかったよ』
『え!』
ボーナス! 足りなかった!
へ~え専務職にもボーナスはあるんだ!(初めて知ったよ )いくらだろう?そして それが足りないとはボルボは一体いくら…
私たちには専務のボーナスがどれ位か見当がつきませんが、ボルボも果たしていくらするものかも判りません。
サラリーマンでも頂点を極めると高級車をポンと買えるのですね(笑) 専務の奥様羨ましい…
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土日は休ませていただきます♪

2010年08月22日 11時41分00秒 | 日記
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