寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

天の声…

2012年06月28日 08時58分45秒 | 日記
私達、運転士の仕事はかなり特殊です。
まず密室(車内)で役員さんと二人っきりになることがありますが、 これはやっぱり独特な状況でしょうね。

「だから… どうなの?」
ええ…それだけです(苦笑)

例えば、普段気に入らないヤツ(部課長クラス)をチクッたり(密告)してやろうか(笑)!?
なんてね(笑)

実際、役員さんと二人っきりになると、 隙がないと言うか
身構えると言いますか…(苦笑)

例えば、鬼塚専務や高辻役員は私よりも十才近く年上であります。 貫禄…いや威厳がありますね(笑)
この方も輕口を仰る時もあるのですが、
やっぱり 威厳に押されてしまい、同じような冗談を言い合うわけにはいきませんね♪
鬼塚専務などは酔っぱらうと実に愉しい人です。
いつぞや関西の田舎にある工場に来られた時です。この日はトンボ返りの予定でした。夕方からの恒例の親睦会も中座になりますが、私はクルマを用意して待っていました。
この日最終の新幹線で帰京されます♪
ここから(関西の某地方都市)クルマを飛ばして新幹線の駅まで一時間半。
8時にはクルマにご乗車いただかないと乗り過ごしてしまうかも知れません。

だいたい飲んべえの鬼塚専務は遅めに出てこられますが、
これは本人曰く
「滅多に来られないから出来るだけ永く居てやりたいんだよ♪」

わかります!!
普段無茶苦茶おっしゃっているようで、
以外と鬼塚専務は情に厚い方です。

それはわかりますが…
こっちだって、ちゃんと時間通りに送り届ける責任があります。

果たして鬼塚専務はギリギリまでねばりに粘られました

そして、もう5分くらい経ったら間に合わないぞ…
ハラハラしているのを、どこかで見ていたように、
いいタイミング で出てこられます(笑)

「お疲れさまです」
私はドアサービスも省略していました(笑)
それくらい際どい時間でした。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか…
鬼塚専務は超ご機嫌でクルマに乗り込むなり
「高村さん、お待たせ~♪」
鼻唄混じりです。
「お疲れまさです」
私はあいさつもそこそこに発進しようてとしますが、
鬼塚専務はドアを閉めようとしません。

いえ! 閉めるのは工場の幹部連中です。
「おう、ワシは先に帰るがあとは頼んだぞ!」
「おう!かんばれよ」
「又来るからな」

見送りに出てきた一人一人に声をかけていらっしゃいます。

「まだかいな…(苦笑)」
これは私の偽らない気持ちでした。

そしてようやくお別れのあいさつが済んだようで
「おう!高村さん、」
「はい!」

「銀座まで…!!」

これには一同爆笑でした(爆)
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