おはようございます。
今日から六月です
そして夏、に入りました。日本には四季があります。暦には三月、四月、五月を春。
六月、七月、八月を夏。九月、十月、十一月を秋。十二月、一月、二月を冬としています。
なるほど 十二か月を四季で上手く均等割りにしましたね。
この四季については、昨今の地球温暖化などによってズレて来たところもあるようですが
まま こんな感じでしょうね。
そして今日六月一日からが夏と紹介をしましたが、実は気象庁の予報で
来週の六日あたり(関西地方です)で梅雨入りするでしょう…とのお達しがありました。
梅雨入りは約一か月半くらいジメジメした雨多めの天候になるので夏であっても特別に
<梅雨>と名付けて夏の領域の三か月間の中に割り込んでいます。
ですから 夏というのは二か月弱の期間になるのです。…とまぁこれは私の私見でありますが、
以前にも紹介をしました様に夏とは別に梅雨という季語を入れてはどうかと思うのです。
従来の四季から春、梅雨、夏、秋、冬となって五季。区切りは六月、七月を梅雨として
八月、九月を夏、十月、十一月、十二月を秋、一月、二月を冬、三月、四月、五月を春。
少し注釈を入れますと、九月は昔の感覚なら残暑もあるけど涼しくなってきた、でしたが
今では立派な夏だと思いますね。
そして 冬の区切りですが十二月は昔なら木枯らし一号が吹いてきて冬の到来としたものですが、
暖冬という言葉が当たり前になってきた昨今では師走は秋、晩秋と呼ぶのが似合う気がします。
そして梅雨からずっと押されてしまったのが冬。冬が大好きな方には申し訳ないのですが、
これはもう大自然の力には抗えないので仕方ないでしょう。
最近の研究で縄文時代は今より寒かった、弥生時代は暖かかった、平安時代は少し寒かったなど
少しづつ解明されていますが、長い年月には寒暖の差があって然るべしですね。
今朝の新聞に井上靖さんのエッセーから抜粋した一説を紹介しましょう。
然(しか)るに人間生活の歴史は僅か五千年、日本民族の歴史は三千年に足らず
人生は五十年といふ。
地球の誕生から何十億年らしいのですが時間の尺度で測ると人の寿命とは
もう微かな時間のようです。暑くなりますがその期間もほんの微かなひと時なのですね。
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