世の中は 何かにつけて"マニュアル "です。 私なんか…つまり五十才代を代表して(^^)
このマニュアルに最初はものすごく抵抗がありました。
そう、モノクロ世代は型にはまった形式的さに戸惑いました。
マニュアルを見るとまるでロボットみたいな動きしか出来ないからですが…
私達は何でも自分で考え 兎に角やってみて 上手くいかなかったら又考える。
正しい答えは自分で捜し出す…そんな育ち方をしてきましたから(^^)
ところがマニュアルにはいきなり正解を載せています。
これは、成る程その通りだな。 感心もしましたが、じゃあ こうなったら どうするの?
小さいけれど経験から得た落とし穴。
大したことないけど 気になりました。
でもマニュアルにはどこを捜してもその対処法がありません。
マニュアルと並んでもうひとつ厄介なものがあります。
社内規則です。
これもマニュアルとよく似ていると思うのは どちらも やり方を決めていることでした。 マニュアルは 謂わば規則書みたいなもので、発端はわかりませんが、飲食関係のチェーン店の本部が始めたのではないでしょうか。
或いは大企業の本社内かも知れません。
歴史を辿ってみると昭和から平成になり飲食関係のチェーン店が増大して いきました。
小さな内は本部が管理出来たのが、平成になり規模が大きくなるにつれ 隅々まで目が届かなくなります。 品質、サービスを落としてしまうのは チェーン展開している本部にとって死活問題 でした。
しかし品質、サービス、価格を維持していくのは相反する部分があります。
つまり 飲食店は品質、サービスを維持していくために技術の成熟した謂わば職人をつけたらいいわけです(^^)
これの欠陥は人件費が商品に転嫁されて価格は高くなることです。
つまり価格を下げるためには、人件費の安いバイトで補うしかありません。
すると品質、サービスが不安定になります。
これが相反する部分だと思います。
そしてこれを解決したのが マニュアルでした。
マニュアルには始めて働く人にもわかりやすくしかも 最低限のレベルを保てるような手順が示してあります。 例えばこれは何センチに切る。これは何分レンヂする。
マニュアルは職人の技を具体的に書き出した教本でした。
よく料理の本がありますね。
あれの業務用みたいなものですね(^^)
片や社内規則書。
これには 一頁から最終ページまで禁止事項が山ほど書いてあります。
そして 規則書は年々ページ数が増え続けているのですが…^^)
何故ページが増え続けてているのでしょう?
そもそも社内規則は総務部の管轄ですが、
ちょっとした事故…事故にもならないようなことでも 一旦起こった事故を繰り返さないため 規則書に載せるからです。
例えば 食堂の入り口でスレ違いに人が当たったとします。
普段なら見逃してしまうことも その時手にしていた弁当を足に落として怪我をしたとします。
怪我と言いましても軽い打撲程度です。
これでも
敷地内にある診療所に治療すると その事が直ちに総務部に届きます。
これが仕事の総務部は両者から事情を訊き報告書にまとめて本社に報告書します。
承けた本社は これまた こんなトラブルを処理するエキスパートがあれこれ 指示を出すのですね(^^)
まぁ 書けばこれほどわかりにくいことはないわけですが、
その指示の中身には必ず防止策をつけるようあります。
本社から承けた総務部は直ちに規則書に追加…専門用語で付加と言いますが…
して禁止事項 とします。
どう書くのかと言いますと
この場合なら
○食堂を出るときは右側を歩くこと
○弁当は必ずしっかり持つこと
○ 人に当たりそうになったら避けること
(^^)
禁止ではありませんが、こうしなさい。
と指示をするのです。 (^^;)
ほんと 社内規則書にはこんなことばっかり書いてあります(((^^;)
私達モノクロ世代からしたらまるで幼稚園児に諭している内容ばかりです。
しかし嘆かわしいのは、これに反発するどころか 従順に対応する社員たちでした。
ふふん♪鼻で笑っているのはモノクロ世代だけでしょう。
このマニュアルに最初はものすごく抵抗がありました。
そう、モノクロ世代は型にはまった形式的さに戸惑いました。
マニュアルを見るとまるでロボットみたいな動きしか出来ないからですが…
私達は何でも自分で考え 兎に角やってみて 上手くいかなかったら又考える。
正しい答えは自分で捜し出す…そんな育ち方をしてきましたから(^^)
ところがマニュアルにはいきなり正解を載せています。
これは、成る程その通りだな。 感心もしましたが、じゃあ こうなったら どうするの?
小さいけれど経験から得た落とし穴。
大したことないけど 気になりました。
でもマニュアルにはどこを捜してもその対処法がありません。
マニュアルと並んでもうひとつ厄介なものがあります。
社内規則です。
これもマニュアルとよく似ていると思うのは どちらも やり方を決めていることでした。 マニュアルは 謂わば規則書みたいなもので、発端はわかりませんが、飲食関係のチェーン店の本部が始めたのではないでしょうか。
或いは大企業の本社内かも知れません。
歴史を辿ってみると昭和から平成になり飲食関係のチェーン店が増大して いきました。
小さな内は本部が管理出来たのが、平成になり規模が大きくなるにつれ 隅々まで目が届かなくなります。 品質、サービスを落としてしまうのは チェーン展開している本部にとって死活問題 でした。
しかし品質、サービス、価格を維持していくのは相反する部分があります。
つまり 飲食店は品質、サービスを維持していくために技術の成熟した謂わば職人をつけたらいいわけです(^^)
これの欠陥は人件費が商品に転嫁されて価格は高くなることです。
つまり価格を下げるためには、人件費の安いバイトで補うしかありません。
すると品質、サービスが不安定になります。
これが相反する部分だと思います。
そしてこれを解決したのが マニュアルでした。
マニュアルには始めて働く人にもわかりやすくしかも 最低限のレベルを保てるような手順が示してあります。 例えばこれは何センチに切る。これは何分レンヂする。
マニュアルは職人の技を具体的に書き出した教本でした。
よく料理の本がありますね。
あれの業務用みたいなものですね(^^)
片や社内規則書。
これには 一頁から最終ページまで禁止事項が山ほど書いてあります。
そして 規則書は年々ページ数が増え続けているのですが…^^)
何故ページが増え続けてているのでしょう?
そもそも社内規則は総務部の管轄ですが、
ちょっとした事故…事故にもならないようなことでも 一旦起こった事故を繰り返さないため 規則書に載せるからです。
例えば 食堂の入り口でスレ違いに人が当たったとします。
普段なら見逃してしまうことも その時手にしていた弁当を足に落として怪我をしたとします。
怪我と言いましても軽い打撲程度です。
これでも
敷地内にある診療所に治療すると その事が直ちに総務部に届きます。
これが仕事の総務部は両者から事情を訊き報告書にまとめて本社に報告書します。
承けた本社は これまた こんなトラブルを処理するエキスパートがあれこれ 指示を出すのですね(^^)
まぁ 書けばこれほどわかりにくいことはないわけですが、
その指示の中身には必ず防止策をつけるようあります。
本社から承けた総務部は直ちに規則書に追加…専門用語で付加と言いますが…
して禁止事項 とします。
どう書くのかと言いますと
この場合なら
○食堂を出るときは右側を歩くこと
○弁当は必ずしっかり持つこと
○ 人に当たりそうになったら避けること
(^^)
禁止ではありませんが、こうしなさい。
と指示をするのです。 (^^;)
ほんと 社内規則書にはこんなことばっかり書いてあります(((^^;)
私達モノクロ世代からしたらまるで幼稚園児に諭している内容ばかりです。
しかし嘆かわしいのは、これに反発するどころか 従順に対応する社員たちでした。
ふふん♪鼻で笑っているのはモノクロ世代だけでしょう。