JR大阪駅改良工事の大屋根は着々と進捗しているようであるが、この前の週末、大阪に赴いた際に下から見上げて見てみたので、その様子を書き留めてみることにした。
ちょっと何か、超近代的な感じで何というか今まであまり見かけたことのない壮大なスケール感が微妙に垣間見れるのである。何だか嬉しいね!
いつもの場所から俯瞰してみるとこんな感じに出来上がっているのだが、両翼の広がり幅はそれぞれこの倍のワイドになっていくのである。
大屋根の工事とは別に、少し前に新11番線が開業したことを受けて9・10番線を仮設ホームで拡幅していた部分が撤去された。撤去前の仮設ホームは、上の写真で右手前に止まっている電車の線路の真上にあったわけだが、今度は左側にある隣の7・8番ホームの拡幅工事が本設で行われる予定なのだ。
その工事に着手されるしばらくの間だけ、ここから上の屋根を見上げることができるのである。本設のホーム拡幅工事が着手されたのちは大屋根の工事が完成したのちに現在のホーム屋根が撤去されるまでは、ホームから上を見上げて大屋根を覗きこむという行為は危なくてできないのである。
一つ前までの見上げ写真は新大阪寄りからで少し暗かったので、西寄りの神戸方面側のホームから見上げてみる。
骨組がなかなかカッコイイね。この駅、夜間のライトアップとかもかなり期待できそうな感じがする。
屋根だけクローズアップして撮ると全体のスケール感を見失うが、実際はこんな距離感になる。何ともバカでかい大屋根である。ちなみに完成予想のパースはこんな感じ。
なかなかいい感じな気がする。
大屋根はパースのような浮遊感はなく、ずしりと重い感じだけれど、それはリアルとそうでないかの違いで仕方がないのだけど、なかなかいい感じに仕上がってきていると個人的には感じるのである。実際の屋根は右側の設備用のブリッジを少し超えたところまで架かる予定である。
ちなみに、設備用ブリッジの端部の納まりはこんな感じ。これも普段はあり得ないスケールだと思う。新北ビルの2層分の階に相当する高さなのである。
中央部分の巨大足場付近を見上げる。この足場の上では今でも、大屋根の骨組みを組むべく大型クレーンや多くの作業員たちが往来しているのである。ちょうど、グレーの幕の掛かっているくらいの高さで、橋上コンコースである改札スペースと南北自由通路が設置される予定である。
いやあ、大阪駅に行くのがこれからも楽しみである。
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