まっしゅ★たわごと

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東京横浜探訪2014《04》リニューアルされる御茶ノ水駅

2014年12月18日 23時24分03秒 | 都市


JR御茶ノ水駅で大規模なバリアフリー改修工事がされているということを知ったので立ち寄ってみた。



この駅は中央線と総武線との接続&分岐駅であり、首都圏内のJR駅としては珍しく同一ホームで乗り換えができる駅になっているため、ホーム上での乗換がけっこう多い。にもかかわらずホームは狭く、また橋上駅舎との接続は階段しかなく、またホーム上に頑丈な壁が横たわっていて、乗り換え客たちはその頑丈な壁に穿たれた腰の高さくらいまでの孔の下を腰を屈めて向かいに止まっている列車に乗り換えないといけないことになっているのである。



関西圏にいるとJRの主要駅において木造の跨線橋のある駅は、ほぼほぼ見かけない。だからなのかどうなのかわからないけれど、この駅に降り立つとやたらと懐かしい気分になるのだ。



聖橋の上から堀を見下ろすと工事用の大きな仮設架台が出来ていて、





準備工事が始まっていた。



冒頭の計画図から類推すると、こんな感じのヴォリュームになるのかなと。北側の儀壁を赤色に、東向きの外壁を黄色に、聖橋側の改札前の広場を緑色にペイントしてみた。





既存のビルたちに脇を固められたプレハブの建物は



今回の改修工事の現場事務所のようで、



計画図の赤丸で囲った部分になる。きっと駅コンコースの上階に設置される店舗たちのサービス動線とかになるのではないのかなあと想像している。





聖橋口側の改札口は地下鉄新御茶之水駅への乗り換えなどで混雑するのでとてもサービス動線の確保なんて無理そうだし、



御茶ノ水橋口側の改札口もそれはそれで、常に人でごった返しているのだ。



ところで、御茶ノ水橋口側の改札口前から御茶ノ水橋方向に長く続く人の列を見つけたので、その先を追ってみると



御茶ノ水駅110周年記念切符を売っていた。



絵柄を見てみると懐かしい写真がたくさんあった。





しかも何と偶然立ち寄ったその日が発売日だったみたいなのである。さらに、万世橋で記念イベントもあるみたいだけど、次の目的地があったのでそそくさと退散することにした。



しばらくすると、この見慣れたボロい駅舎が見れなくなってしまうと思うと少し寂しいなあと思った。
JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー整備等の本体工事着手について(JR東日本)


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