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まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

【中野】思い立ったが吉日!そうだ!中野ブロードウェイ探検に行こう!!《後編》

2016年01月31日 00時08分56秒 | 東京


中野に行くならこの店!!と言っても過言ではないと思っている店の一つに行ってきた。その名も丸子亭。「丸子」と書いて「まりこ」と読むが、パソコンで「まりこ」から変換しても「丸子」はちゃんと出てくる。



静岡県産の自然薯を使ったとろろ汁が自慢の名物店だとか。その昔、アド街ック天国の中野特集で丸子亭が紹介されたときに、峰竜太がいたく懐かしんでいたことが今でも鮮烈な記憶として残っている。いったい何のために中野ブロードウェイに来たのか?もしくはブロードウェイの居住区に住んでいたのでは?などと思ったものである。



当初は「丸子」を頼むつもりでいたが、釜揚げしらすと、静岡名物という黒はんぺんというのが気になり、上位メニューの三保にしてみた・・・のだが、はて?出てきた料理を見て、もじもじしていた私に、カウンター越しに満面の笑みで「さぁ、お召し上がりください」と。

なにぶん初めてのお店なので勝手がわからず、お櫃からお茶碗に麦ごはんを取り分けた後に、勇気を振り絞って聞いてみた。「あのー、このメニューにはとろろ汁は付かないのですか」と。



どうやら、出すの忘れていたみたい。しかも急いで持ってきたそのおばちゃんの親指、しっかりととろろ汁に漬かっていたし、いや、いいんだけどね。。。



でもって「ささぁ、写真取り直して、取り直した写真を使ってくださいね」って再三言われたけれども、こんな中途半端な写真だけだと今一つ感しかないし、ブログネタとしてはここをカットするのはちょっとねぇ、、、ということで、使うとも使わないとも言わずに美味しかったとだけ言ってお店を出た。

まあ、そんなこともあったけど、味は確か。サービスも確か。おっちゃんもおばちゃんもすごく愛想がいいし親切だし感じがいい。だてに何十年も同じ場所でお店を切り盛りしているわけではないのだと、やっぱりまた今度ここに食べに行きたくなったよ。



地上階を堪能したあとは、地階へ足を運ぶ。地階の半分は西友と生鮮食品などの食料品屋さん。もう半分は衣料品・日用品を中心とした各種店舗。だけれども、メイン通りを一歩裏手に入るとやはり空きスペースがあって、地上階は各店舗ごとにシャッターが付いているが、地階の一部スペースはシャッターがなく、このようにスペースだけが歯抜けになっている。



贅沢なATMスペース。



界隈ではおそらく時代の最先端を言っている3Dプリンター屋のすぐ近くには50年位前から商いを続けていそうな寂れたラーメン屋さんがあったりとか、前編にも少しだけ書いたけど全体の印象としては大阪駅前ビルの地下街を賑やかにしたような印象を受ける。



ちなみに北側入口はこんな感じになっていて、各階への誘導が昭和的でチープさが半端でない。



これだけの商業施設で今どき階段で2階に誘導する建物は希少なのではないかと思う。



そして、築50年という年月を考えた時に、そう長くない将来に建替えなんて話も出てくるのではないだろうかと思っている。それはきっと、中野サンプラザと中野区役所を含んだ駅前再開発事業が完成するころまでに何がしかの決着をつけているのではないかと勝手に思っている。



1階から2階渡り廊下を望む。



とは言いながらも、これだけの人が日々往来し、多くの店舗が入居し、しかも居住区もまだまだ現役で人が住んでいて、しかも高級住宅の部類に君臨しているというのだから、



案外、次の50年までも存続してしまったりするのかなとも思ってみたり。その行方やいかに。
おしまい。


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