まっしゅ★たわごと

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くらくら倉敷紀行【04】てくてく美観地区1(旅館くらしき迄)

2019年05月20日 17時38分18秒 | ぶつぶつ


アングル的には何の変哲もないスクランブル交差点であるが、



交差点名は泣く子も黙る(いや、黙らない)美観地区入口である。ここが入口である。決して出口ではない。しかも日中は車両の進入は出来ないから美観地区歩行者等専用入口である。車両の通行については午前7時から翌朝4時まで通り抜け出来ないと書かれている。つまり午前中の4時から7時までの間しか入っちゃいかんということになる。そんな用事で入る車両は新聞配達くらいしか思い浮かばない。



元町通り沿いに見ると何の変哲もないが、通りに対して直行方向に視点を変えると現代の街並みと、



まるで映画のセットのような古風な街並みが向かい合っていることがわかる。



入口御脇には、最近レンタルで読み始めたコミック「へうげもの」の中で出てきそうな陶器。岡山・倉敷と言えば備前焼である。



前日までは曇天ばかりが続いていたが、この日の空は綺麗に化けた。



美観地区に入るも、大原美術館の前を軽く通り過ぎ、



風流な柳の小道も通り抜け、



なまこ壁の建物や火の見櫓にも見向きもせず、我々はひたすら歩き続けた。とある目的のために。。。



「旅館くらしき」の限定50食ランチを食べるが為に。。。



ババーン!!
11時半前後に入ったのが良かったのかお庭側の蚊取り線香の香りが漂う庭園側の座席に座ることができ、また彩り豊かな数々の食材を愛でながら食することが出来た。大変美味しゅうございました。



こちらは隣接する旅館の入口。もとい、お食事処を併設する旅館の入口。



その入口の脇には待合所と、



4畳半程の座敷があった。
ちょうど今、大河ドラマの龍馬伝をレンタルで見ているところなので、寺田屋旅館とかとイメージが被る。いずれにしても江戸情緒が残っているというか、美観地区は貴重な歴史的財産だと思う瞬間であった。

つづく
くらくら倉敷紀行2019(まとめ)


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