箱根湯本から先は、最大3両編成の箱根登山電車に乗り換えとなる。前方に見えるのは少し前に投入されたばかりのアレグラ号。ロマンスカーを降りる登山電車乗り場にはもの凄い人の数が並んでた。
せっかくなので発車直前のアレグラ号に飛び乗る。朝の通勤電車並みの込み具合だが、前方の窓が大きいため、ドアの位置に立っていても景色がわりとよく見えるのが嬉しい。
急こう配をしばらく登って、幾つかの駅を後にしたところで、
1回目のスイッチバックのある信号所で停車。
反対方向からはアレグラ号が下りてきた。基本単線の山岳部では、何か所か列車同士の行き違いができる施設があって、ここの信号所でも列車の行き違いをしているのである。
上からの列車が停車すると、こちらの列車が線路を渡り先に出る。見る見るうちに今まで登ってきた線路が遥か眼下に小さくなっていく。
紫陽花が綺麗に咲く地帯を抜けると、
2回目のスイッチバック。ここでも列車同士の行き違いがあるが、ここは駅を兼ねているので、ここで下車してスイッチバックをする電車をカメラに収めようとする人たちでごった返している。
画像としてはアップしないけれど踏切の周囲にはたくさんのカメラの持った人がいて、危険なことをしないようにガードマンさんがメガホンをもって制止している風景が展開されている。
3回目のスイッチバックは1回目と同様に駅のないただの信号所である。
古参の車両とすれ違う。「こんなに古いタイプもまだ走っているのか」と思った。
この辺りに半径30mという超ド級の急カーブがあるという。急カーブ過ぎて、一両後ろの車両が窓の外に見える。
終点近くになると平地を走るようになる。この辺りの感じは阪急甲陽線の苦楽園~甲陽園間の風景に似ていると思う。
強羅に到着。手前のホームが臨時用、奥のホームが通常使い用のホームっぽい。箱根湯本駅からの所要時間はおよそ40分。車窓風景がいろいろ有り過ぎて、そんなにかかった感覚が全然ない。そんなに時間がかかるのなら帰りの時間もちゃんと見ておかないと危険だなと思った。(体感的には15分くらいかなって感じなのでね)
終点の標識の前には金太郎の置物が、、、ん?誰が置いた??
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