まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

シンフォニーホールの危機

2004年12月22日 23時41分02秒 | 音楽
大阪にあるシンフォニーホールの命名権が売りに出されているという記事を読んだ。カラヤンも絶賛した、あの「残響2秒」という素晴らしい音響環境を維持するための莫大な維持費とクラシック音楽界全体の不況による減収で何年も赤字が続いているらしい。

一応、ホールの名前に「シンフォニー」という言葉が残ることを売却の条件にしているらしいが、名称の中に企業名が入ることは必至と思われる。てなわけでこんな名称考えてみた・・・。

【ライブドア・シンフォニー・ホール】
大阪を盛り上げる意味もあるが、体育会系参入を果たせなかった堀江社長が次の野望として文化系参入を目論むことも有り得ない話ではない。だが、根本的に「TシャツにGパンスタイル」の堀江氏がクラシック音楽を愛するとは思えないので、まずないだろうと思われる。

【シンフォニー・タイガーズ・ホール】
同ホールの最寄り駅である福島駅界隈と一体的な地域発展を視野に入れ命名権を買収する可能性も無いでは無い。福島にあるホテル阪神などとタイアップして阪神文化村圏を形成することも考えられるが、既にハービスエントが竣工した今、阪神電鉄グループとして「フクシマ」という街のポジションは一体どれほどの価値を有するのかは正直なところ疑わしいところである。

【サントリー・S・ホール】
ましゅ的には本命なのだが【サントリー・シンフォニー・ホール】とすると語幹が妙に伸び切ってしまって格好が悪いので、通称【サントリー・エス・ホール】としてみた。日本国内で1、2を争う本格クラシック専用音楽ホールとして「東のサントリーホール」「西のシンフォニーホール」と仲良く称されることもあるので、欧米諸国に対する文化貢献へのアピールとして企業的には絶大な効果を挙げることが出来るのかと思われる。
またクラシック音楽ファンとしても、著名な海外の演奏家が少しでも大阪で演奏してもらえるような環境作りになるのかなあと期待してみたり・・・。

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